2017年08月23日

2017年7月の読書まとめ

7月は23冊。前月比では+1。単純に1日多いのでそうなっただけと思える程度の安定したペース。マンガ等もあわせた総合の読了数は45冊。前月比で+10冊なので、こちら方面での読書量が伸びた月だったといえそうで。過去の実績と比べた読書ペースとしてもいい感じなんですが、これでもやっぱり積まれていくペースには負けてしまうのが業の深さを感じさせられるところ。

読了分からの感想ブログ更新が13件というのは、これまでの更新ペース的に多いのか少ないのかはわかりませんが、だいたい読了4冊につき1件というペースなので、それほど紹介できてはいないなというところ。内訳としては小説とマンガの比が10:3。読了数から考えるとマンガのほうをもう少し増やせれたらという気もしてきますが、自分としては小説のほうに重きを置きたいところなので、どちらかというとこの月10件くらいをあまり下回ることがないようにというのを目標にしておくべきではないだろうかと考えてみたり。まあどれだけ面白い作品に出合えるかしだいではあるんですけど。

というかですね、これ前月の読書まとめ記事でも書きましたけど、感想の消化ペースが遅れてきてるのがいちばんやばいんですよ。6月のまとめよりもさらに遅くなってきてて、なんとかしないとなーというところ。1冊読む間に2冊分くらい感想をやっつけるペースが必須なのでは……。

まあそれはさておき、以下、7月読了分からのお気に入り。

[☆☆☆☆]恋する救命救急医 あなたのベッドであたためて  感想
あなたのベッドであたためて 恋する救命救急医 (講談社X文庫) -
ライトノベル(BL)より。自身の失敗に直面したとき、人はそれをどう受け止めるか。失敗への向き合い方と、逆境のつらさを描いた描写がとてもしんどくてよかったです。

[☆☆☆☆]たとえとどかぬ糸だとしても(1)  感想
たとえとどかぬ糸だとしても: 1 (百合姫コミックス) -
マンガより。兄のお嫁さんに恋をしてしまった、報われる未来の見えない片想い百合。あきらめようとしても期待してしまう心にぐるぐる思い悩む女の子はいいものです。

次点として、『本好きの下剋上(3)領主の養女(4)』(感想)を。ダームエルの恋の行方が気になる展開に、とても応援してあげたくなります。
並んで、『あの娘にキスと白百合を(5)』(感想)も。すれ違いからはじまりながらも、お互いのことを最初からほかとは違う特別な人として見ていたふたりの関係がとてもかわいい百合でした。


以上そんなところで。ファンタジー枠でのお気に入りはなし、イチオシは『恋する救命救急医 あなたのベッドであたためて』です。

なんというか、数か月前に比べてお気に入りの基準が厳しくなってきてる気がしますが、この辺はどうしても気分で上下するところではありますので、少なくとも感想書いてブログで紹介してるものはすべて面白い作品ばかりですよということで。

最後に読書メーターの貼り付けを。

7月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:7217
ナイス数:5

後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁は謎めく機巧を踊らす (コバルト文庫)後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁は謎めく機巧を踊らす (コバルト文庫)
読了日:07月02日 著者:はるおか りの
梔子のなみだ (PASH! ブックス)梔子のなみだ (PASH! ブックス)
読了日:07月04日 著者:水無月
美味しくお召し上がりください、陛下 (ノーチェ文庫)美味しくお召し上がりください、陛下 (ノーチェ文庫)
読了日:07月04日 著者:柊 あまる
テメレア戦記III 黒雲の彼方へテメレア戦記III 黒雲の彼方へ感想
ナポレオンという革命児に、思想的・制度的にドラゴンとの関係が先進的な中国の高貴なるドラゴンによる援助が加わるという、ワクワクさせられる展開。でもそれが敵側のことなので、脅威度の跳ね上がり方が半端ない。意表を突かれてあっという間にやられていく友軍の姿を、なすすべなく見ているほかない無力感。冬将軍に期待するしかないのか……。まだまだ希望はないわけではないというところは見せてくれているので、次はどうなるか。本国イギリスが舞台になっているか、それとも。楽しみですね。
読了日:07月06日 著者:ナオミ ノヴィク
あなたのベッドであたためて 恋する救命救急医 (講談社X文庫)あなたのベッドであたためて 恋する救命救急医 (講談社X文庫)
読了日:07月06日 著者:春原 いずみ,緒田 涼歌
理想のヒモ生活 6 (ヒーロー文庫)理想のヒモ生活 6 (ヒーロー文庫)
読了日:07月10日 著者:渡辺 恒彦
お義兄さまの愛玩 (ソーニャ文庫)お義兄さまの愛玩 (ソーニャ文庫)
読了日:07月11日 著者:桜井さくや
魚舟・獣舟 (光文社文庫)魚舟・獣舟 (光文社文庫)
読了日:07月12日 著者:上田 早夕里
ハーレムアベンジャー 痴女と監獄とエッチな責め苦 (二次元ドリーム文庫)ハーレムアベンジャー 痴女と監獄とエッチな責め苦 (二次元ドリーム文庫)
読了日:07月12日 著者:竹内けん
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 6 (MFブックス)フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 6 (MFブックス)
読了日:07月12日 著者:埴輪星人
おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目 (ビーズログ文庫)
読了日:07月13日 著者:石田 リンネ
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女IV」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女IV」
読了日:07月14日 著者:香月美夜
メイド花嫁を召し上がれ (CROSS NOVELS)メイド花嫁を召し上がれ (CROSS NOVELS)
読了日:07月17日 著者:真船るのあ
公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)公爵令嬢の嗜み (カドカワBOOKS)
読了日:07月18日 著者:澪亜
王太子妃になんてなりたくない!! (メリッサ文庫)王太子妃になんてなりたくない!! (メリッサ文庫)
読了日:07月20日 著者:月神 サキ
左遷も悪くない〈5〉 (アルファライト文庫)左遷も悪くない〈5〉 (アルファライト文庫)
読了日:07月21日 著者:霧島 まるは
The Twistrose KeyThe Twistrose Key
読了日:07月21日 著者:Tone Almhjell
愛しき花嫁に運命の花束を (ハニー文庫)愛しき花嫁に運命の花束を (ハニー文庫)
読了日:07月24日 著者:ゆりの 菜櫻
レジェンド・オブ・イシュリーン (サーガフォレスト)レジェンド・オブ・イシュリーン (サーガフォレスト)
読了日:07月25日 著者:木根楽
竜騎士のお気に入り 侍女はただいま兼務中 (一迅社文庫アイリス)竜騎士のお気に入り 侍女はただいま兼務中 (一迅社文庫アイリス)
読了日:07月27日 著者:織川 あさぎ
お姉ちゃんとショータくんと。 〜ナカを良くするHのカンケイ〜 (ぷちぱら文庫 251)お姉ちゃんとショータくんと。 〜ナカを良くするHのカンケイ〜 (ぷちぱら文庫 251)
読了日:07月27日 著者:黒瀧糸由
風の名前 4 (ハヤカワ文庫FT)風の名前 4 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:07月27日 著者:パトリック ロスファス
呼び出された殺戮者 (HJ NOVELS)呼び出された殺戮者 (HJ NOVELS)
読了日:07月28日 著者:井戸正善

読書メーター
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 14:53| Comment(0) | 読書まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

2017年上半期のベスト

好きラノの投票記事でやりたいと書いてたものです。もともとは夏休みの読書の参考になればと考えてたものなんですけど、すでに学生の人たちは夏休みに入ってて、へたするともう半分過ぎてたりもするんでしょうか。うーん、もっと早く読んでいきたい。ともあれ、そんな事情もあって、まだあれこれ読めたら読みたいものはあるんですが、これ以上先延ばしにはできないかということで。

好きラノ時点では、期間内で読む予定の作品で手のつけれていなかったものがあったのに加えて、あちらはライトノベルという枠組みのなかでの選択になるので自分が読む範囲を一部カバーしきれないところがあって、同じくライトノベル読者に向けて紹介したいのに……という作品がもれていってしまうのが惜しまれるところではありまして。年明けにやる一年間で読んだ中でのベストを上げる記事もあるにはありますが、あちらは読んだもの全部のなかから選びたいということで、半期で発売されたもののみに絞る企画はここでやってみてはどうかと思ったしだい。まあそうはいっても、ほとんど好きラノと同じラインナップなんですけど。

内訳としては、少女向けライトノベルが6作と少年向けライトノベルが2作、国内ファンタジーが1作、Web小説が1作となってます。好きラノ記事とかぶるものがほとんどなのと、そちらの紹介はそのまま流用になってる手抜きな紹介ではありますが、よければ見てやってください。

紹介する順番は上からお気に入り順です。(あまりピンとくるものがなくても上のほうのタイトルは目に入れてもらいたいという趣旨)

お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係 / 梨沙  感想
お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係 (一迅社文庫アイリス) -
少女向けライトノベルより。個人的な上半期のイチオシ。両片想いな主従の関係がめちゃくちゃいい。おまけに主人の王女さまは男装の騎士で、従者のほうは女装してもなんとなく似合ってしまうという属性の盛りぶり。そして、従者であるアンバーから主人であるミシェルへと寄せる、口に出しては告げられない想いの丈がひしひしと伝わってくる彼の視点の描写がとてもよくって。一方のミシェルのほうからも、彼の気持ちには気づかずとも秘めた想いが伝わる心のうちがあったりして。ラストまで含めてとても素晴らしい雰囲気。話として一冊できれいにまとまってると思うので、ぜひ。

瀬野家の人々 / ◆fYihcWFZ.c
http://novel18.syosetu.com/n3752dr/(R18注意)
Web小説(ノクターンノベルズ)より。上半期の自分の好みに多大な影響を与えてくれた作品。主人公と、その彼女である義姉と、彼女によく似た容姿の義弟の3人を中心にして、女装・男装ありありで、まぜこぜでエッチなこともしちゃう話。彼女の趣味ではじめさせられた女装のはずが、素質がありすぎてどんどんかわいい女の子になっていくアキちゃん(主人公)が最高にかわいい。異性装作品へのマイブームに火をつけてくれた素晴らしい作品。

いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約 / 九江桜  感想
いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約(角川ビーンズ文庫) -
少女向けライトノベルより。上半期でいちばんかわいいと思う女の子が登場した作品はこれ。この巻で登場するティアナローゼ姫。性格の悪い子かと思えば強がりの裏返しだったり、嫌われているかと思えば懐くと甘えかかるような態度を見せてくれたりと、ギャップがとてもかわいいんですよ。そんな表情を引き出してくれる世話焼きタイプの主人公・イザベラに対してしだいに気を許していきながら、それでも恋においては譲れないからとあらゆる手段を駆使して先んじてみようとしたりもしてみせる、そんな姿がもうかわいくてかわいくて。2巻完結なのが惜しまれる、とてもいいキャラクターのお話でした。

魔導の福音 / 佐藤さくら  感想
魔導の福音 (創元推理文庫) -
国内ファンタジーより。上半期でファンタジー的な面白さをいちばん感じた作品はこれ。社会に根づいた差別を描き、その解消を志向していく物語、とでもいえるでしょうか。前作同様の魔導に対する差別意識を描きつつも、今作の舞台となった社会ではより根本的な無知からの、その状態ではベターな選択としての差別構造を用意し、それによって消されてしまったり、「異常さ」をなかったことにされた人々が立たされる境遇や苦悩について、そんな人たちと浅からぬ縁を持つことになる若き主人公カエンスの視点を通して描きだす。だからこそ、それらがつながって至る結末に希望を抱かされる。シリーズ化ということで、次回の話も楽しみな一作。

左遷も悪くない(4) / 霧島まるは  感想
左遷も悪くない〈4〉 (アルファライト文庫) -
少女向けライトノベル(レーベル的には違うような気もするけど内容的に)より。家庭によってさまざまな環境が生まれる家族の姿。それ自体がひとつの文化圏とも思えるような、それぞれの来歴を持つ別々の家族の一員であった男女が結婚し、新たな家庭を築く。そこで生じる互いの家族らしさの混交模様が素晴らしい本シリーズ。この巻では、互いの家族との交流を通して、厳格な祖父に育てられて特別な思い出の乏しいウリセスの幼少時が鮮やかに色づけられていく。それぞれの来歴を持つ夫婦やその家族の交流があってこその流れが素晴らしい。つくづくファンタジーとしての面白さの可能性を感じさせてくれるシリーズです。

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル / 宮澤伊織  感想
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA) -
少年向けライトノベルより。百合ですね。相手にふりまわされてばかりでうんざりする気持ちはあっても、自分以外の人のために目の前から消えられてしまうと、悲しくて怒れてどうしようもなくなってしまう。そんなだだっ子のような気持ちを発露する、元ぼっちな空魚ちゃんのかわいさですよ。)

霊感少女は箱の中 / 甲田学人  感想
霊感少女は箱の中 (電撃文庫) -
少年向けライトノベルより。怪談系としてのこわさもさすがの領域でありながら、それ以上に真相の救いのなさにふるえる一冊。なまじあちこちに消えない傷痕を残しているだけに、それと引き換えに重みを増す十字架がずしっとくる。それがいい。

女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします / 帰初心  感想
女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします -
少女向けライトノベルより。ご主人様にかまってほしくてついやりすぎちゃう残念美形どもな犬人たちの女王さま(飼い主)になった少女リーゼロッテによるツッコミがとまらないお話にとにかく笑う。たまにかっこよくなるからくやしい犬人たちのなかで、安定の駄犬なダシバは癒し。2巻も今月発売予定とのこと。

あなたに捧げる赤い薔薇 / jupiter  感想
あなたに捧げる赤い薔薇 (アイリスNEO) -
少女向けライトノベルより。夫婦でありながら、相手のことを大切に思うからこそ、自分なんかよりふさわしい相手がいるんじゃないかと身を引こうとしてしまう。そんな両片想いじみた夫婦がもどかしくもいとおしい。読後にタイトルを見返して抱ける感慨もひとしおな一冊。これ一冊で話はまとまってると思っていたので、2巻の発売予定情報を見かけて驚いてもいたり。

狂王の情愛 / 富樫聖夜  感想
狂王の情愛 (ソーニャ文庫) -
少女向けライトノベルより。ティーンズラブ作品なのでいちおう注意。幼いころに不遇な生活を強いられたことから、箱庭のような環境での生活になんの疑問も抱くことなく幸せを感じてしまうヒロインはいいですよね。そしてそんなヒロインの心のうちで確かに芽生えていた暗い感情がもれ出てくる場面も。なにに対しても多くを望まないティアリスの、だからこそ王を狂気に駆り立てる、そんな心情の対比がいいものでした。


以上そんなところで。トピックごとにまとめると、

・ファンタジーとして気に入っている作品は『魔導の福音』と『左遷も悪くない』(『女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします』も要素としてはあったでしょうか)。
・鬱ラノベ的に気に入ってる作品として、『霊感少女は箱の中』。
・異性装作品として気に入ってるのが『お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係』『瀬野家の人々』 (『魔導の福音』もジェンダー問題的な側面を描いてくれた作品としてここに含めるのもありでしょうか)。
・恋物語としてのお気に入りは『お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係』と『あなたに捧げる赤い薔薇』(『いじわる令嬢のゆゆしき事情』はラブコメとしても、『狂王の情愛』はややいびつな愛のかたちとして、それぞれ恋愛系のお気に入りではあります)。

気になるものがあれば、ぜひ読んでみてください。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 01:51| Comment(0) | 読書まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

「好きなライトノベルを投票しよう!! - 2017年上期」投票用エントリ

こちらで行われている投票企画。前回にひきつづき、今回も参加します。そして今回は枠をいっぱいに使って10作品の投票です。とても久しぶり。久しぶりすぎて新鮮な気分すらしてきます。

投票の内訳としては、少女向けが7作と少年向けが3作。ここのところの好みが少女向けに偏っていることもあって少女向けが多いです。得票数的にはあまり伸びないタイトルが多いかもしれませんが、面白い作品ばかりなので、興味をひかれるものがあればぜひ手に取ってみてください。そしてぜひぜひ少女向けの世界へ。

以下、紹介する順番は上からお気に入り順です。(あまりピンとくるものがなくても上のほうのタイトルは目に入れてもらいたいという趣旨)

『お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係』  感想記事
お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係 (一迅社文庫アイリス) -
【17上期ラノベ投票/9784758049054】
少女向けより。個人的な上半期のイチオシ。両片想いな主従の関係がめちゃくちゃいい。おまけに主人の王女さまは男装の騎士で、従者のほうは女装してもなんとなく似合ってしまうという属性の盛りぶり。そして、従者であるアンバーから主人であるミシェルへと寄せる、口に出しては告げられない想いの丈がひしひしと伝わってくる彼の視点の描写がとてもよくって。一方のミシェルのほうからも、彼の思いには気づかずとも秘めた想いが伝わる心のうちがあったりして。ラストまで含めてとても素晴らしい雰囲気。話として一冊できれいにまとまってると思うので、ぜひ。

『いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約』  感想記事
いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約 (角川ビーンズ文庫) -
【17上期ラノベ投票/9784041047255】
少女向けより。上半期でいちばんかわいいと思う女の子が登場した作品はこれ。この巻で登場するティアナローゼ姫。性格の悪い子かと思えば強がりの裏返しだったり、嫌われているかと思えば懐くと甘えかかるような態度を見せてくれたりと、ギャップがとてもかわいいんですよ。そんな表情を引き出してくれた世話焼きタイプの主人公・イザベラに対してしだいに気を許していきながら、それでも恋においては譲れないからとあらゆる手段を駆使して先んじてみようとしたりもしてみせる、そんな姿がもうかわいくてかわいくて。2巻完結なのが惜しまれる、とてもいいキャラクターのお話でした。

『左遷も悪くない(4)』  感想記事
左遷も悪くない〈4〉 (アルファライト文庫) -
【17上期ラノベ投票/9784434227905】
少女向けより(レーベル的には違うような気もするけど内容的に)。家庭によってさまざまな環境が生まれる家族の姿。それ自体がひとつの文化圏とも思えるような、それぞれの来歴を持つ別々の家族の一員であった男女が結婚し、新たな家庭を築く。そこで生じる互いの家族らしさの混交模様が素晴らしい本シリーズ。この巻では、互いの家族との交流を通して、厳格な祖父に育てられて特別な思い出の乏しいウリセスの幼少時が鮮やかに色づけられていく。それぞれの来歴を持つ夫婦やその家族の交流があってこその流れが素晴らしい。つくづくファンタジーとしての面白さの可能性を感じさせてくれるシリーズです。

『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』  感想記事
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA) -
【17上期ラノベ投票/9784150312640】
少年向けより。百合ですね。相手にふりまわされてばかりでうんざりする気持ちはあっても、自分以外の人のために目の前から消えられてしまうと、悲しくて怒れてどうしようもなくなってしまう。そんなだだっ子のような気持ちを発露する、元ぼっちな空魚ちゃんのかわいさですよ。

『霊感少女は箱の中』  感想記事
霊感少女は箱の中 (電撃文庫) -
【17上期ラノベ投票/9784048925419】
少年向けより。怪談としてのこわさもさすがの領域でありながら、それ以上に真相の救いのなさにふるえる一冊。なまじあちこちに消えない傷痕を残しているだけに、それと引き換えに重みを増す十字架がずしっとくる。それがいい。

『女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします』  感想記事
女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします -
【17上期ラノベ投票/9784047344594】
少女向けより(レーベル的にわりと混在ですが内容的に)。ご主人様にかまってほしくてついやりすぎちゃう残念美形どもな犬人たちの女王さま(飼い主)になった少女リーゼロッテによるツッコミがとまらないお話にとにかく笑う。たまにかっこよくなるからくやしい犬人たちのなかで、安定の駄犬なダシバは癒し。

『あなたに捧げる赤い薔薇』  感想記事
あなたに捧げる赤い薔薇 (アイリスNEO) -
【17上期ラノベ投票/9784758049139】
少女向けより。夫婦でありながら、相手のことを大切に思うからこそ、自分なんかよりふさわしい相手がいるんじゃないかと身を引こうとしてしまう。そんな両片想いじみた夫婦がもどかしくもいとおしい。読後にタイトルを見返して抱ける感慨もひとしおな一冊。

『狂王の情愛』  感想記事
狂王の情愛 (ソーニャ文庫) -
【17上期ラノベ投票/9784781695990】
少女向けより(ティーンズラブをしれっとまぜこんでいくスタイル)。幼いころに不遇な生活を強いられたことから、箱庭のような環境での生活になんの疑問も抱くことなく幸せを感じてしまうヒロインはいいですよね。そしてそんなヒロインの心のうちで確かに芽生えていた暗い感情がもれ出てくる場面も。なにに対しても多くを望まないティアリスの、だからこそ王を狂気に駆り立てる、そんな心情の対比がいいものでした。

『魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く』  感想記事
魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く (電撃文庫) -
【17上期ラノベ投票/9784048926607】
少年向けより。タイトルからも想像できるバイオレンスな展開からの救いのない結末にしびれる。あれもこれもこぼれ落ちていった末に残ったものを見つめさせられる無力感、先行きの真っ暗さがたまらない。これ一冊でも話としてはまとまってると思いますが、つづきが出ればさらに地獄に叩きこんでくれそうな予兆はありますし、もしかしたら希望も見せてくれるかもしれないということで、2巻も切望するしだい。

『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』  感想記事
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 (レジーナブックス) -
【17上期ラノベ投票/9784434232312】
少女向けより。清く正しい悪役令嬢を目指すものの、せいぜいかわいらしい程度だったりして、周囲からはポンコツな言動をほほえましく見守られているバーティア嬢がかわいらしい。そのまままっすぐ成長してほしいですね。


以上そんなところで。コメディ系よりもシリアス系のほうが強い感じのラインナップのような気もしますが、その辺はあとからふりかえった印象としてみると、さらっと流れていくものよりも後々まで尾を引くような話のほうが記憶として残りやすいのかなということで。

同日同時刻にしめきりのラノベの杜のアンケートのほうでは、少年向け・少女向けそれぞれ5作までの枠があるので、少女向けよりの下位二作をoutさせて、代わりに少年向けよりの二作をinさせる予定。その二作は以下の通り。

『おめでとう、俺は美少女に進化した』感想記事(ノリではじめた女装から巻き起こるドタバタ劇が面白い。女性方面、男性方面でも厄介ごとが積み重なってくるにぎやかさがいいんですよね。ぜひともつづきを……。)

『おとぎの森の幼女姫』感想記事(リズム感のある文章に乗せて語られる物語に楽しく読みこまされる。「姫のために」と手を組む仇敵同士のおっさん騎士とドラゴンも熱い。)

それから、今回はボーイズラブ部門でもひとつ票を入れるつもり。

『あなたのベッドであたためて 恋する救命救急医』感想記事(失敗の受け止め方と向き合い方。逆境で支えてくれる人の温かさが胸にしみる一冊ですね。)

そんな感じで、これから投票してこようと思います。


ただ、なんですけど、6月刊の読了が追いつかずにまだ読みきれてない本がいくつかあるのが心残りではありまして。上半期のベストを選出する投票企画用の記事でありながら、自分のなかでの本当のベストになっていないのが悔やまれるといいますか。読みたいと思ったものを全部読むのは無理だとはわかっているんですが、このくらいなら読めるだろうと予定に組み込んでいるものが消化しきれてない状態ではベストと冠することはできないかなーと。なので、読み残した6月刊の新刊を読み終えたら、真・個人的上半期ベストの紹介をあらためてやりたいとも考えていたり。 
→ やりました
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月21日

2017年6月の読書まとめ

6月は22冊。かなり復調してきました。まあ、毎月のラノベニュースオンラインの投票のほうでそろそろ期限内に下旬刊行作品に手をつけれなくなってきたことでしりに火がついてきた感があってというか。そんな感じではありますが、意識的に数をこなそうとしだしてからはなかなかいいペースで推移しているように思います。またぞろ、もともとも予定にふくまれてなかったエロが2冊ほど入りこみだしてもいるんですが、この際は数がこなせるならいいかということにしていく方向で。読書時間帯的にもバッティングはしてないので。

マンガ等も合わせた読了数は35冊。月の下旬ごろから1日最低1冊を目標にしだしたこともあって順調なペース。とはいえ、平日と休日で読書に取れる時間の差はどうにもならないので、小説本は休日に数を稼ぎつつ、平日はマンガ等の手軽に読めるものでごまかしてる感じなのではありますが。

それと、1日1冊の目標に関してなんですけど、そうして数をこなしていくようになったものの、それにもかかわらず積みは減らず、一方でここのところ感想を書くペースが追いつかずにそちらの待ちが積みあがりだしている状況。どうしたものか……。

そんなこんなで、6月読んだ中からのお気に入りは以下。

[☆☆☆☆]いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約  感想
いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約 (角川ビーンズ文庫) -
ライトノベルより。新キャラの王女さまがもうかわいくてかわいくて。はじめは警戒心が強いんだけど、心を許してくれると慣れないしぐさに照れをみせながら懐いてくる猫のようなというか。

[☆☆☆☆]左遷も悪くない(4)  感想
左遷も悪くない〈4〉 (アルファライト文庫) -
ライトノベルより。過去の色すらも塗り替えていく家族間の交流。もとは別々だった家族が、未来を考えることで過去にいたるまで結びついていく感触。素晴らしい。

次点としては、まず『狂王の情愛』(感想)を。ヒロインが箱庭のなかの過保護な世界で幸せを感じる様子と、そうあれる背景となった不遇時代に育まれた暗い感情の対比がみごと。
それと、『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』(感想)も。清く正しい悪役令嬢になると、あちこちでポンコツな言動をみせては周囲にほほえましく見まもられるヒロインがおもしろい。そのまままっすぐ成長してください。

そんなところで。オススメするなら、ファンタジー枠では『左遷も悪くない(4)』、イチオシは『いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約』ですね。ティアナローゼ姫ホントかわいいので……。

以下、読書メーター貼り付け。

6月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:6448
ナイス数:6

自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 (レジーナブックス)自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。 (レジーナブックス)
読了日:06月03日 著者:しき
ひきこもり姫と腹黒王子 vsヒミツの巫女と目の上のたんこぶ (コバルト文庫)ひきこもり姫と腹黒王子 vsヒミツの巫女と目の上のたんこぶ (コバルト文庫)
読了日:06月05日 著者:秋杜 フユ
いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約 (角川ビーンズ文庫)いじわる令嬢のゆゆしき事情 眠り姫の婚約 (角川ビーンズ文庫)
読了日:06月05日 著者:九江桜
狂王の情愛 (ソーニャ文庫)狂王の情愛 (ソーニャ文庫)
読了日:06月06日 著者:富樫聖夜
傲慢上司と生意気部下 (ショコラ文庫)傲慢上司と生意気部下 (ショコラ文庫)
読了日:06月07日 著者:義月 粧子
盗賊と星の雫 (サラファーンの星3) (創元推理文庫)盗賊と星の雫 (サラファーンの星3) (創元推理文庫)
読了日:06月09日 著者:遠藤 文子
おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)
読了日:06月11日 著者:石田リンネ
後宮陶華伝 首斬り台の花嫁は謎秘めし器を愛す (コバルト文庫)後宮陶華伝 首斬り台の花嫁は謎秘めし器を愛す (コバルト文庫)
読了日:06月13日 著者:はるおか りの
転生オークは姫騎士を守りたい1 (キングノベルス 22)転生オークは姫騎士を守りたい1 (キングノベルス 22)
読了日:06月14日 著者:犬野アーサー
ソードアート・オンライン (13) アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (13) アリシゼーション・ディバイディング (電撃文庫)感想
ユージオとベルクーリの戦闘、熱かった。キリトの陰に隠れて自信なさげにしてるイメージだったけど、ユージオってこんなに強かったんだなあ。そのままアリシゼーション編完結してもよさそうな勢いだった。とはいえさすがにそうはならない展開。もともと予感させる描写はあったけど、つづきがとても気になるところ。
読了日:06月17日 著者:川原 礫
左遷も悪くない〈4〉 (アルファライト文庫)左遷も悪くない〈4〉 (アルファライト文庫)
読了日:06月19日 著者:霧島 まるは
恋する救命救急医 ~今宵、あなたと隠れ家で~ (講談社X文庫)恋する救命救急医 ~今宵、あなたと隠れ家で~ (講談社X文庫)
読了日:06月20日 著者:春原 いずみ,緒田 涼歌
北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし (宝島社文庫)北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし (宝島社文庫)
読了日:06月22日 著者:江本 マシメサ
ゴーストドラムゴーストドラム
読了日:06月22日 著者:スーザン・プライス
平凡なる皇帝 (サーガフォレスト)平凡なる皇帝 (サーガフォレスト)
読了日:06月24日 著者:三国司
王子様の花嫁はじめました (ティアラ文庫)王子様の花嫁はじめました (ティアラ文庫)
読了日:06月25日 著者:青砥 あか
メイドやります! 年上お姉さんとツンツン幼なじみ (美少女文庫)メイドやります! 年上お姉さんとツンツン幼なじみ (美少女文庫)
読了日:06月27日 著者:青橋 由高
風の名前 3 (ハヤカワ文庫FT)風の名前 3 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:06月27日 著者:パトリック ロスファス
美熟女と童貞 淫らに嫐られた夜 (マドンナメイト文庫)美熟女と童貞 淫らに嫐られた夜 (マドンナメイト文庫)
読了日:06月28日 著者:甲野 冬樹
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 5 (MFブックス)フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 5 (MFブックス)
読了日:06月28日 著者:埴輪星人
おこぼれ姫と円卓の騎士 二人の軍師 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 二人の軍師 (ビーズログ文庫)
読了日:06月28日 著者:石田リンネ
ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃文庫)ソードアート・オンライン プログレッシブ (2) (電撃文庫)
読了日:06月30日 著者:川原 礫

読書メーター
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2017年06月11日

2017年5月の読書まとめ

5月は18冊。ここにカウントしてる数としては増えているものの20冊には届かず。それどころか、マンガ等を含めた数が30冊と、1日1冊ペースを下回っており、わりと深刻な事態かと思われる。今回の場合、原因はかなりはっきりしていて、ここ最近おなじみの本を読む時間の取れなさもないではないんですけど、それ以上に月の後半、本を読んでいて眠くなってくることが増えてきてて。気候がいいせいか、特にかっちりした本を読もうとすると眠気に阻まれることがしばしば発生するようになって。ならばと、対策としてゲームでもしながらとやってはみたものの、当然のようにゲームのほうに気を取られて遅々としてなかなか読み進められず。それでも、睡魔と闘いながらよりは本の内容に集中できていたように思えるので、もうどっちがいいんだかというところ。もっと暑くなってくれば眠気もやってこなくなるかと思うので、もう少しの辛抱と考えておきたいです。

5月に読んだ中からのお気に入りは以下の通り。

[☆☆☆☆]左遷も悪くない(2)  感想
左遷も悪くない〈2〉 (アルファライト文庫) -
ライトノベルより。別々の家族の中で者同士がいっしょに暮らすことで、少しずつ変わっていくことを自覚する。とてもいい雰囲気。

[☆☆☆☆]おとぎの森の幼女姫  感想
おとぎの森の幼女姫 (ホワイトブックス) -
ライトノベルより。リズム感のある文章に乗せて語られる、手を取り合った対立関係のおっさんふたりの共闘姿。「姫のために」の合言葉が熱い。

次点で『後宮錦華伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく』(感想)も。予言に従うべく皇帝に取り入ろうとするものの、踏み台にするだけのはずだった夫にだんだんと心惹かれ、頭から離れなくなっていく。この流れがとてもいい雰囲気で描かれてるんですよ。

オススメするなら、ファンタジー枠としては『左遷も悪くない(2)』、イチオシは『おとぎの森の幼女姫』ですね。

以下、読書メーター貼り付け。

5月の読書メーター
読んだ本の数:18
読んだページ数:5491
ナイス数:5

アンスイート 井上愛&黒瀬勝子 (美少女文庫えすかれ)アンスイート 井上愛&黒瀬勝子 (美少女文庫えすかれ)
読了日:05月01日 著者:ほんじょう 山羊,田中 あじ
ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)ソードアート・オンライン プログレッシブ1 (電撃文庫)
読了日:05月06日 著者:川原 礫
左遷も悪くない〈2〉 (アルファライト文庫)左遷も悪くない〈2〉 (アルファライト文庫)
読了日:05月07日 著者:霧島 まるは
いとしき伴星の名を述べよ (ショコラ文庫)いとしき伴星の名を述べよ (ショコラ文庫)
読了日:05月08日 著者:一咲
魔法学校の落ちこぼれ魔法学校の落ちこぼれ
読了日:05月10日 著者:梨香
皇帝が愛した小さな星 (ショコラ文庫)皇帝が愛した小さな星 (ショコラ文庫)
読了日:05月10日 著者:紀里雨 すず
なんちゃってシンデレラ 王宮陰謀編 なんちゃってシンデレラ、はじめました。 (ビーズログ文庫)なんちゃってシンデレラ 王宮陰謀編 なんちゃってシンデレラ、はじめました。 (ビーズログ文庫)
読了日:05月11日 著者:汐邑 雛
おとぎの森の幼女姫 (ホワイトブックス)おとぎの森の幼女姫 (ホワイトブックス)
読了日:05月15日 著者:時野つばき
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女III」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第三部「領主の養女III」
読了日:05月17日 著者:香月美夜
風呂場女神 (レジーナ文庫)風呂場女神 (レジーナ文庫)
読了日:05月19日 著者:小声 奏
風の名前 2 (ハヤカワ文庫FT)風の名前 2 (ハヤカワ文庫FT)感想
大学に着いてからようやく面白くなってきた。幼少時にその多才ぶりを認められていたクォートが、学び舎でその片鱗を現しだす。学生たちの前で実演してみせた共感術の原理にわくわくさせられ、懲罰会議でのしたたかな抗弁にひやひやすると同時に頼もしくも思わされる。のちの様々な評判を獲得するまでにまだどれほどのできごとが待っているのか。楽しみになってくる。
読了日:05月21日 著者:パトリック ロスファス
蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二: 囚われの王狼 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二: 囚われの王狼 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
読了日:05月24日 著者:ケン リュウ
後宮錦華伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく (コバルト文庫)後宮錦華伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく (コバルト文庫)
読了日:05月25日 著者:はるおか りの
黒狼と赤い薔薇 ~辺境伯の求愛~ (ハニー文庫)黒狼と赤い薔薇 ~辺境伯の求愛~ (ハニー文庫)
読了日:05月27日 著者:夏井 由依
ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)
読了日:05月29日 著者:川原 礫
双翼の王獣騎士団 狼王子と氷の貴公子 (一迅社文庫アイリス)双翼の王獣騎士団 狼王子と氷の貴公子 (一迅社文庫アイリス)
読了日:05月30日 著者:瑞山 いつき
魔物と始める村づくり!  やる気なし魔導師の開拓記 (レッドライジングブックス)魔物と始める村づくり! やる気なし魔導師の開拓記 (レッドライジングブックス)
読了日:05月31日 著者:佐竹 アキノリ
左遷も悪くない〈3〉 (アルファライト文庫)左遷も悪くない〈3〉 (アルファライト文庫)感想
守る者が増えて、心配の種が増えて、けれどそれがまったく苦にはならず、幸せに満ちている。いい結婚生活ですよね。
読了日:05月31日 著者:霧島 まるは

読書メーター
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2017年05月08日

2017年4月の読書まとめ

4月は15冊。さらに減った……。謎の読書時間の取れなさが謎すぎて、本当にどうしていいか謎。これではいつまでたっても時間に余裕なんてできないからと、時間ができるまでのつもりで中断してた洋書の読書を再開したりもしたんだけど、その影響もあるか。マンガ等を含めても31冊と、確実に減少傾向が見て取れるのが……。

4月読了からのおすすめは以下。

[☆☆☆☆☆]左遷も悪くない(1)  感想
左遷も悪くない〈1〉 (アルファライト文庫) -
ライトノベルより。それぞれの家族にそれぞれの家族らしさがあって、結婚によってそのうちのひとりずつがいっしょに暮すようになって、家族との交流を通してそれらの家族らしさが混然としてまざりあっていく。素晴らしい。

[☆☆☆☆]後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜  感想
後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜 後宮シリーズ (集英社コバルト文庫) -
ライトノベルより。偽りの花嫁として、互いのことをよく見ていたからこそ相手のいいところがしっかりとわかり、この上ない似合いの夫婦になっていく。とてもいい。

[☆☆☆☆]魔導の福音  感想
魔導の福音 (創元推理文庫) -
国内ファンタジーより。無視され虐げられる人たちがいて、それでも不満を抱えながら生きる人たちがいて、そんな人たちとの交流を通して分かちがたい絆をはぐくみ、未来へとつづく道を切り開いていく流れ。希望を感じさせてくれる。

次点として、『本好きの下剋上(3)領主の養女(2)』(感想)も。一見して自明な問題でありながら、当事者の双方で果断な支配者と横暴な貴族と認識がはっきりわかれてしまう。そんな構図が予期せず現れる面白さ。

それと、今年になってから、Twitterのほうに月次まとめを紹介しがてたら、ファンタジー枠とイチオシ作品もあげてるんですが、こちらでもやってみようかと。それぞれ趣旨としては、ファンタジー枠はその月に読んだものの中で自分基準のファンタジー的な面白さをもっとも感じさせてくれた作品で、イチオシは他人にひとつオススメするならこれという感じ。まとめ記事ではいつも☆つきで紹介してはいるんですが、それはあくまで自分のお気に入り度であって、面白さとは少し違うし、他人にオススメするならまたちょっと変わってくるかなーということで。ファンタジー的な面白さについては、自分の中でファンタジーとは何かと考えていくと、いちばん近い考え方としては、「ファンタジーとは異世界のことであり、異世界を感じるのは異文化との接触であり、異なる文化が発生するのは異なる背景を持つからである」という感じになるのかなというところで、最後までくるともう異世界である必要性がなくなってる感すらありますが、まあそんな感じで。

そんなこんなで、4月読了作品としては、ファンタジー枠は『左遷も悪くない(1)』『本好きの下剋上(3)領主の養女(2)』『魔導の福音』の三作で、イチオシは『左遷も悪くない(1)』かなーと。いやほんと、この三作どれも甲乙つけがたい面白さなんですよ。それぞれ違った方向からファンタジーとしての面白さを感じさせてくれて。

以下、読書メーター貼り付け。

4月の読書メーター
読んだ本の数:15読んだページ数:4988ナイス数:4
魔導の系譜 (創元推理文庫)魔導の系譜 (創元推理文庫)読了日:04月03日 著者:佐藤 さくら
ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング (電撃文庫)読了日:04月04日 著者:川原 礫
左遷も悪くない〈1〉 (アルファライト文庫)左遷も悪くない〈1〉 (アルファライト文庫)読了日:04月05日 著者:霧島 まるは
ケダモノと王女の不本意なキス (ビーズログ文庫)ケダモノと王女の不本意なキス (ビーズログ文庫)読了日:04月07日 著者:松村 亜紀
燦然のソウルスピナ 1 (プライムノベルス)燦然のソウルスピナ 1 (プライムノベルス)読了日:04月10日 著者:蕗字 歩
レッド・クイーン (ハーパーBOOKS)レッド・クイーン (ハーパーBOOKS)読了日:04月14日 著者:ヴィクトリア・エイヴヤード
よるのふくらみ (新潮文庫)よるのふくらみ (新潮文庫)読了日:04月17日 著者:窪 美澄
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女II」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女II」読了日:04月18日 著者:香月美夜
風の名前 1 (キングキラー・クロニクル第1部)風の名前 1 (キングキラー・クロニクル第1部)読了日:04月21日 著者:パトリック ロスファス
後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜 (コバルト文庫)後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜 (コバルト文庫)読了日:04月23日 著者:はるおか りの
竜王は新妻を蜜夜に堕とす(ガブリエラ文庫)竜王は新妻を蜜夜に堕とす(ガブリエラ文庫)読了日:04月24日 著者:すずね凜
蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一: 諸王の誉れ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)読了日:04月27日 著者:ケン リュウ
The Serpent KingThe Serpent King読了日:04月28日 著者:Jeff Zentner
黒鷹公の姉上 (レジーナブックス)黒鷹公の姉上 (レジーナブックス)読了日:04月28日 著者:青蔵 千草
魔導の福音 (創元推理文庫)魔導の福音 (創元推理文庫)読了日:04月30日 著者:佐藤 さくら
読書メーター
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2017年04月07日

2017年3月の読書まとめ

3月は19冊。20冊に届かなくなってしまった……。やはり平日にあまり読めなくなってきてるのが響いてるか。なんとかしたい。なんとかしたいんだけど、あらためてふりかえってみても特に忙しいスケジュールではないはずなので、どこをどうしていいのかよくわからないのが正直なところ。とりあえず、だらだらと手をつけてるやりたいこと・やるべきことを整理していくと、一気に進めるべきこととコツコツ積み上げていくべきことにわかれると思うので、その辺の調整かなーとは思いますが、ほかは本当になにも浮かばないという。遅れてた新刊チェックがまた最新に追いつけたので、それでちょっとずつ持ち直せないだろうかと考えてみたり。

いちおう、マンガや雑誌等を合わせた読了数としては40冊と、前の月と比べれば増えてすらいるんですけど、肝心のカウントしてる小説の読了数がこれではなんともかんとも。

3月読了分からのお気に入りは以下。上からお気に入り順。

[☆☆☆☆☆]本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜(2)神殿の巫女見習い(4)  感想
本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部「神殿の巫女見習いIV」 -
ライトノベルより。ファンタジー。前の世界とこの世界を通して培われてきたマインの家族への思いが胸に迫る。

[☆☆☆☆]パレス・メイヂ(2)  感想
パレス・メイヂ 2 (花とゆめコミックス) -
マンガより。お気に入りに対する特別な表情を見せるようになった少女帝のかわいさたるや。

[☆☆☆☆]ソードアート・オンライン(9)アリシゼーション・ビギニング  感想
ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫) -
ライトノベルより。ファンタジー世界観のゲームの世界をSF的にとらえる描き方が実にいい。

[☆☆☆☆]裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル  感想
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA) -
ライトノベルより。百合。ぼっちガールと非日常な美少女、命が危険にさらされる怪異と渡り合う経験を経ての、相手のことを必要と思う感情の発露がとてもいい。

次点としては、まず『魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く』(感想)を。異世界を手玉に取ろうともくろんだ末の皮肉な結末がやるせなくもたまりませんでした。加えて『本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜(3)領主の養女(1)』(感想)も。少しずつ見えてきた貴族社会の様相がとても気になります。


そんなこんなで、月の後半になるにつれて読書の満足度というか、本を読んだという実感が薄れてきているような気がする今日この頃。数の上ではそんなに変わりはないはずなんですけど、原因不明の忙しさで疲れてるせいか、あまり素直に物語を楽しめなくなっているようにも思えたり。更新数が減っているのもその表れか。かといって、疲労回復を優先させて本を読むことをあきらめようとすると、それはそれで心がすさんでくるという。もうどうすりゃええねんというところ。

以下、読書メーター貼り付け。

3月の読書メーター読んだ本の数:19読んだページ数:6142ナイス数:4

ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)
ソードアート・オンライン (9) アリシゼーション・ビギニング (電撃文庫)読了日:03月02日 著者:川原 礫
魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く (電撃文庫)魔法密売人 極道、異世界を破滅へと導く (電撃文庫)読了日:03月04日 著者:真坂 マサル
逆転召喚 2 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)逆転召喚 2 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)読了日:03月05日 著者:三河 ごーすと
やがて恋するヴィヴィ・レイン 2 (ガガガ文庫)やがて恋するヴィヴィ・レイン 2 (ガガガ文庫)読了日:03月06日 著者:犬村 小六
泣き虫姫が政略結婚したらとろとろに愛されました (乙蜜ミルキィ文庫)泣き虫姫が政略結婚したらとろとろに愛されました (乙蜜ミルキィ文庫)読了日:03月07日 著者:玉木 ゆら
黎明国花伝 星読の姉妹 (富士見L文庫)黎明国花伝 星読の姉妹 (富士見L文庫)読了日:03月09日 著者:喜咲冬子
アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女 (ファンタジア文庫)アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女 (ファンタジア文庫)読了日:03月10日 著者:天城ケイ
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」読了日:03月13日 著者:香月美夜
龍と狐のジャイアント・キリング  2.空飛ぶ機兵の大胆な墜とし方 (HJ文庫)龍と狐のジャイアント・キリング 2.空飛ぶ機兵の大胆な墜とし方 (HJ文庫)読了日:03月14日 著者:神秋昌史
ヤンデレ妹に愛されすぎて子作り監禁生活 (二次元ドリーム文庫)ヤンデレ妹に愛されすぎて子作り監禁生活 (二次元ドリーム文庫)読了日:03月14日 著者:栗栖ティナ
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)読了日:03月16日 著者:宮澤 伊織
壁と孔雀(ハヤカワ文庫JA)壁と孔雀(ハヤカワ文庫JA)読了日:03月20日 著者:小路 幸也
ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈10〉アリシゼーション・ランニング (電撃文庫)読了日:03月20日 著者:川原 礫
逆転召喚 3 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)逆転召喚 3 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)読了日:03月22日 著者:三河 ごーすと
異世界王子の年上シンデレラ (レジーナブックス)異世界王子の年上シンデレラ (レジーナブックス)読了日:03月23日 著者:夏目 みや
黎明国花伝 茅舟の王女 (富士見L文庫)黎明国花伝 茅舟の王女 (富士見L文庫)読了日:03月26日 著者:喜咲冬子
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女I」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女I」読了日:03月28日 著者:香月美夜
異世界で奴隷になりましたがご主人さまは私に欲情しません (eロマンスロイヤル)異世界で奴隷になりましたがご主人さまは私に欲情しません (eロマンスロイヤル)読了日:03月29日 著者:鳥下ビニール
後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき (コバルト文庫)後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき (コバルト文庫)読了日:03月30日 著者:はるおか りの
読書メーター
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2017年03月09日

2017年2月の読書まとめ

2月は25冊。2月こそはしっかり目標達成と言いたかったんですが、1月同様に予定になかったエロが6冊も含まれてるので、厳密には目標未達ということで。なんでこんなにエロばっかり読んでるのかと自分でもつっこみたくなるんですが、これには理由があったりなかったり。

半年くらい前からPCの調子が悪くなってたんですけど、その後さらに少しずつ悪化してきてて。web上でリンクの先に飛ぼうとしたらそのページがちゃんと表示されるのにちょっと時間がかかってたびたびストレス感じるようになってたんですよ。待ち時間としては、たいていは5秒とか10秒とか、何かしようにも短すぎてどうしようもなかったり、YouTubeみたいなデータ量の多いページになると1〜2分にもなったりして、いくらなんでも無駄が多いと思えてきて。新刊チェックや読書のペースにも目に見えて影響が出てきたこともあって、その時間に何か読んでみるのはどうだろうかと考えてみた次第。ただ、とぎれとぎれになるのは否めないので、ふだんの読書とは違うものを……と考えた末にエロで埋められることに相成りましたと。ハイ。とはいえひと月で6冊も読めているというのは、いくらなんでもロスタイム多すぎじゃないですかねとつっこみを入れざるをえないところ。さすがに耐えられなくなったので、月末にえいやっとPCを新調しました。なので、3月はこの部分がぐっと減ることになるかと。

そんな感じで、さっきも書きましたが、新刊チェックや読書ペースが遅れてきたのが2月の特筆事項ではあります。1月のまとめにて読書ペースアップを図りたいと書いて、実際そうするために読書よりも優先させてた新刊チェックの優先度をやや下げてはみたんですが、中旬ごろからPCの不調がさらに悪化してきたこともあって新刊チェックがまるで進まないこと進まないこと。おかげで、それまでは週末のうちに翌週の新刊チェックを済ますことができていたのが、いまやこの記事を書いている時点でまだ2/20からの週のチェックが終わらないと言っているありさま。くわえて、なぜか平日の忙しさが増している感じがあって、平日はほとんどブログの更新とその準備だけで終わってしまう日が多く、気づけば読書の方も2〜3日に1冊くらいのペースになってしまっている始末。目をつけていた新刊が初動の売上が悪くて打ち切りの公算大という話を目にしたりして、やっぱり新刊はもっとすぐ読んですぐ感想あげないとなーと改めて思わされたりもしたんですけど……。ただ、そうはいっても2月後半の感覚的な忙しさは本当に原因不明なんですよ。やらなきゃいけないことが増えたわけでもなし、それなのにそれをこなすだけで前よりも5割増しくらいで時間がたつようになったりしてて。なんだか自分ひとり時間の流れがおかしくなってるんじゃないかと思ってしまうくらいで。ホントなんなんでしょうね……。まあなにはともあれ、粛々と新刊チェックして、読んで、面白いものは応援していけたらと思います。

ついでに、1月同様にここではカウントしてないマンガ等も合わせた水増しした読了数としては34冊でしたということで。結構マンガも読んでた気はしてたんですが、そうでもなかったようで。とはいえ買うだけは買ってるんで、いずれその辺がガツンと読了に回ってくるのかなと。というか、マンガ方面にもまた手を出しはじめたらさっそくそちらでも未読本が積み上がりはじめててこわいんですけど……。

ふりかえりは以上にして、2月読了分からのお気に入り作品を。先月分からは以下の通り。

[☆☆☆☆]お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係  感想
お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係 (一迅社文庫アイリス) -
ライトノベルより。身分違いの両片想い主従のそれぞれの思いの丈が素晴らしい。ありがとうございます。ありがとうございます……!

[☆☆☆☆]パレス・メイヂ(1)  感想
パレス・メイヂ 1 (花とゆめコミックス) -
マンガより。主君に惹かれて忠実に仕える少年侍従と、そんな彼を好もしく思い優遇する女帝の話。最高か。

[☆☆☆☆]本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜(2)神殿の巫女見習い(3)  感想
本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部「神殿の巫女見習いIII」 -
ライトノベルより。見える世界が広がって異質な文化圏が見えてくる。そうすることで受けいれがたいような差異がうかがえてきたり、ひるがえって主人公周りにも融和しがたい価値観が認められたりもする。異文化交流ですね。

[☆☆☆☆]本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜(2)神殿の巫女見習い(2)  感想
本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部「神殿の巫女見習いII」 -
ライトノベルより。初めて直面した身分社会の風当たり。厳然たる身分の違いとその強烈な意識に打ちのめされる。

[☆☆☆☆]女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします  感想
女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします<女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします> -
ライトノベルより。困ったわんこたちの飼い主になった女の子がドン引きしながらも奮闘する、笑って笑って笑える話。

[☆☆☆☆]あなたに捧げる赤い薔薇  感想
あなたに捧げる赤い薔薇 (アイリスNEO) -
ライトノベルより。めんどくさいんだけど、自分よりも愛する人の幸せを願う気持ちの尊さですね。

次点として、『おめでとう、俺は美少女に進化した。』(感想)も。だんだんあざとかわいさが見えてくる女装男子がかわいい話でありました。

そんな感じで。わりと後半はペースのにぶりと相関するのか読書の満足度が落ちてきてたような記憶もありましたが、こうしてみるとそんなでもなかったような? とはいえ、感覚的にはまだ調子が下降気流の中にいるような気がしてもいるところ。3月もまた一冊一冊読了を積み上げていけたらと思います。

以下、読書メーター貼り付け。

2月の読書メーター読んだ本の数:25読んだページ数:7156ナイス数:0

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いII」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いII」読了日:02月01日 著者:香月美夜
催眠クラス‾女子全員、知らないうちに妊娠してました‾(ぷちぱら文庫161)催眠クラス‾女子全員、知らないうちに妊娠してました‾(ぷちぱら文庫161)感想催眠術を知ったばかりのころの、いいなりになった相手の体におっかなびっくり触れていき、そのまま湧きあがる性的欲求を満たすためだけに女の子のやわらかな体で楽しんでいくシチュエーションの興奮度。そして危険日が今日だと聞いてよろこび勇んで行為に及ぶ主人公のガチ感。よかったですね。もっと積極的に狙っていってもよかったのでは。読了日:02月03日 著者:田中 珠
やがて恋するヴィヴィ・レイン 1 (ガガガ文庫)やがて恋するヴィヴィ・レイン 1 (ガガガ文庫)感想王女のファニア殿下いいなあ。戦の趨勢のここぞというところで、先頭に立って命を懸けれる度胸がある。身分よりも実力で部下を評価するタイプだし、これは下々に慕われるタイプの王族。情に流されそうになるところもあるけど、最後の一線的には王族としての責務を守らねばならないことも理解している。行く末見届けたい気持ちにさせられる王女様ですね。読了日:02月03日 著者:犬村 小六
お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係 (一迅社文庫アイリス)お嬢様と執事見習いの尋常ならざる関係 (一迅社文庫アイリス)読了日:02月06日 著者:梨沙
石と星の夜 (サラファーンの星2) (創元推理文庫)石と星の夜 (サラファーンの星2) (創元推理文庫)読了日:02月09日 著者:遠藤 文子
艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! 7 (ファミ通文庫)艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! 7 (ファミ通文庫)読了日:02月10日 著者:築地 俊彦
転生の神王妃 ~夜に抱かれる少年~ (ビーボーイノベルズ)転生の神王妃 ~夜に抱かれる少年~ (ビーボーイノベルズ)読了日:02月10日 著者:夢乃 咲実
俺の家が魔力スポットだった件~住んでいるだけで世界最強~ (ダッシュエックス文庫)俺の家が魔力スポットだった件~住んでいるだけで世界最強~ (ダッシュエックス文庫)読了日:02月10日 著者:あまうい 白一
愛があれば恋人に催眠術をかけても問題ないよね?(ぷちぱら文庫238) (ぷちぱら文庫 238)愛があれば恋人に催眠術をかけても問題ないよね?(ぷちぱら文庫238) (ぷちぱら文庫 238)感想お堅い彼女とエッチがしたくて催眠で調教してたら成長しすぎてMっ気のある変態性癖を開眼させてしまったので軽く引きながらもとにかく気持ちのいいセックスをしまくる感じの話だった、かな。前半の、誘ってもOKしてくれない彼女を相手に、催眠術で聞きづらい本音を聞きだしたり、それをもとにちょっとずつエッチな習慣をしこんだり、そのついでにがまんしきれなくなった性欲をそのまま発散させたりする流れとか、なかなかよかったです。読了日:02月11日 著者:JUN
逆転召喚 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)逆転召喚 ~裏設定まで知り尽くした異世界に学校ごと召喚されて~ (ダッシュエックス文庫)読了日:02月12日 著者:三河 ごーすと
艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空 (3) (角川スニーカー文庫)艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空 (3) (角川スニーカー文庫)読了日:02月13日 著者:むらさき ゆきや
猫と竜と冒険王子とぐうたら少女猫と竜と冒険王子とぐうたら少女読了日:02月13日 著者:アマラ
ヒロインな妹、悪役令嬢な私 3 (PASH!ブックス)ヒロインな妹、悪役令嬢な私 3 (PASH!ブックス)読了日:02月14日 著者:佐藤 真登
催眠遊戯 (ぷちぱら文庫 94)催眠遊戯 (ぷちぱら文庫 94)読了日:02月15日 著者:おくとぱす
精霊幻想記 3.決別の鎮魂歌 (HJ文庫 き)精霊幻想記 3.決別の鎮魂歌 (HJ文庫 き)読了日:02月16日 著者:北山結莉
女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします女王様、狂犬騎士団を用意しましたので死ぬ気で躾をお願いします読了日:02月17日 著者:帰初心
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いIII」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いIII」読了日:02月20日 著者:香月美夜
催眠クラス〜女子全員、知らないうちに妊娠してました〜 委員長の特別授業編 (ぷちぱら文庫186)催眠クラス〜女子全員、知らないうちに妊娠してました〜 委員長の特別授業編 (ぷちぱら文庫186)感想委員長がメインかと思いきや、並んで先生とのシーンにいいものが多かったような。催眠エッチはやはり普通のことをしてると思わせて卑猥なことをさせるシチュエーションがいちばん興奮します。保健の授業にてクラスの皆が見ている前で教材として淡々と扱われる流れとかよかったですね。大人の経験値をうかがわせて。かと思えばその後、主人公と実演してみせたときの止める気配もなくのぼりつめてく姿のいやらしさ。委員長との初エッチでの、主人公があまりの気持ちよさに夢中になってしまう様子の没入感もとてもよくて。前回よりも満足度の高い一冊。読了日:02月20日 著者:田中珠
龍と狐のジャイアント・キリング1.鋼鉄機兵のシンプルな倒し方 (HJ文庫)龍と狐のジャイアント・キリング1.鋼鉄機兵のシンプルな倒し方 (HJ文庫)感想サブタイトル通り本当にシンプルに倒しおった。ある意味すごい。けど、スケールが大きいとそれだけで爽快ではある。イラストでの登場がいちばん多かったヒロインの狐貂、外見的にはもうちょっと主人公と年の近い少女のように思えていたけど、案外と精神年齢的には幼そうな。とはいえまっすぐな性格とそこからくる主人公へのストレートな好意はかわいいものです。読了日:02月21日 著者:神秋昌史
あなたに捧げる赤い薔薇 (アイリスNEO)あなたに捧げる赤い薔薇 (アイリスNEO)読了日:02月22日 著者:jupiter
職業、商人(1)<職業、商人> (オシリス文庫)職業、商人(1)<職業、商人> (オシリス文庫)感想Web版既読。ただしどこまで読んだかは不明。そうそう、この神官さんがいい性格をしているのだった。そういうことには興味ありませんみたいな顔をしていながらエロい方面にぐいぐい話を進めていって、なんていやらしいやつだとかなんとか商人をののしりながらも指の隙間からとかでなくエロい事態を食い入るようにガン見してらっしゃる神官さん。お堅い教会で信望を集めていながらも、アレでナニな薄い本の作家としてそれなりに繁盛していらっしゃる神官さん……。わりとツッコミどころ満載な人である。読了日:02月23日 著者:黒おーじ
愛していると言ってくれ!  ~孤独な王と意地っ張り王妃の攻防戦~ 1 (ディアノベルス)愛していると言ってくれ! ~孤独な王と意地っ張り王妃の攻防戦~ 1 (ディアノベルス)読了日:02月26日 著者:藍井恵
魔界女王に睨まれながら孕まセックスしてみます!  (ぷちぱら文庫Creative 155)魔界女王に睨まれながら孕まセックスしてみます! (ぷちぱら文庫Creative 155)読了日:02月27日 著者:栗栖
おめでとう、俺は美少女に進化した。 (カドカワBOOKS)おめでとう、俺は美少女に進化した。 (カドカワBOOKS)読了日:02月28日 著者:和久井 透夏
艦隊これくしょん ‐艦これ‐  鶴翼の絆 (6) (ファンタジア文庫)艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 鶴翼の絆 (6) (ファンタジア文庫)読了日:02月28日 著者:内田 弘樹
読書メーター
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2017年02月10日

2017年1月の読書まとめ

1月は20冊。ぎりぎり目標到達、と言いたいところなんですが、もともとの読書予定に入ってなかったえろが2冊含まれての数字なので、やや及ばずと考えるべきでしょう。何にそんなに時間を取られていたんだろうかとふりかえってみると、分量が多い本は読むのにもそれだけ時間がかかりますねという単純な事実が浮かび上がるばかりで。200ページとか300ページとかが主流のラノベだけを念頭にペースを考えてはいけませんねとしか。

読書メーターに登録してカウントしてる小説以外のマンガとか雑誌とかも含めると、読了数は34冊になっていたようで。気になるところ以外は読み飛ばしまくってたのではありますが、水増しした数字としては1日1冊ペースが達成できてはいたんですねという。まあ、それと同時に購入数もカウントしだしたら当然のようにそれ以上のペースで買っていたので、それだけ読んでも積まれていく本は増えるばかりなんですが。

頭が痛いのは、先月のまとめでも書いた、少しずつ発生してる買ってから実際に読むまでの間隔の開き。気づいたら2〜3週間くらいになってきてて、そこから感想を書くとこのブログに載せれるのは3〜4週間後くらいになってしまうという。それでも以前と比べればだいぶましではあるんですが、話題の旬を逃してるのは否めなくてどうしても不満が残ってしまうんですよ。なので、少しの間、その間隔を狭めることを優先して読書ペースを調整していこうかなと考えているところです。

そんなこんなで、1月に読んだ中からのお気に入りは以下。

[☆☆☆☆☆]ヒロインな妹、悪役令嬢な私(2)  感想
ヒロインな妹、悪役令嬢な私 2 (PASH!ブックス) -
ライトノベルより。誰よりも大事な妹ミシュリーのためにこれからの生き方を決めるクリスティーナの決意に泣かされる。どこまでもシスコンなお姉ちゃんなんですよね。

[☆☆☆☆]七王国の騎士  感想
七王国の騎士 (氷と炎の歌) -
海外ファンタジーより。安心させた直後にガツンと頭を殴りつけてくるような非情な展開、正邪で割り切ることの難しい賊軍とされた者の鬱屈、油断ならない規模での陰謀を一撃で粉砕してのける暴力的なまでの力による支配。『氷と炎の歌』の百年前を描く外伝は本編にもあった面白さを存分に伝えてくれる、シリーズ入門にもぴったりな一冊。この世界にも理想の騎士はいたのだ。お世辞にも頭がいいとはいえないけど。

[☆☆☆☆]瀬野家の人々
(R18注意)http://novel18.syosetu.com/n3752dr/
Web小説より。本編完結済み。序盤の、女装すると姉にそっくりな弟を姉と間違えて不機嫌な姉(彼女)にそのまま弟とのプレイをさせられたりする展開に笑っていたら、しだいに主人公も女装させられるようになっていき、もともとの素質とあいまってどんどんカワイイ!!の塊になっていくアキちゃんがかわいくてかわいくて。様になってるし、かわいいし、もう性別なんてどっちでもいいよねと思えてくる女装男子のよさですよ。初期・中期・後期・末期における主人公の女装に対する心理の変遷もとても面白くって。女装男子の魅力に目覚める一作でした。前作次作ともどもオススメの作家さんです。

[☆☆☆☆]やがて君になる(2)  感想
やがて君になる (2) (電撃コミックスNEXT) -
マンガより。「好き」ってなんだろうか。誰かに対する感情はどこから「好き」と呼べるものになるんだろうか。ドキドキするような恋心を体験したことのない女子高生・小糸侑の心情は、一方的でいいからと寄せてられる七海燈子のキラキラとした好意に触れるたびにゆれ動く。その微妙な心境がどこに達することになるのかと、見届けたい気持ちにさせられます。

[☆☆☆☆]ヒロインな妹、悪役令嬢な私  感想
ヒロインな妹、悪役令嬢な私 (PASH!ブックス) -
ライトノベルより。つぎつぎと描かれるコミカルな場面に笑っていたら自称天才であるクリスティーナという人物の深いところをついてくる展開にじんとくるずるい構成。お姉様大好きなミシュリーと婚約者のシャルルがクリスティーナを取り合ってきゃいきゃいしてるのも可愛くてしかたないです。

次点で、『霊感少女は箱の中』(感想)もあげておきたいですね。事件の結末と真相が、鬱展開好き的にたまらない一冊でしたということで。

以上。月次まとめにしては多くあがったような気もしますが、実際のところかなり満足度が高い最近の読書状況ではあります。2月もこの調子で、数・質ともにいいひと月を過ごせればと思います。

以下は読書メーター貼り付け。

1月の読書メーター読んだ本の数:20読んだページ数:6550ナイス数:6掟の村 〜掟に従って俺と子作りをする女たち〜(1)<掟の村 〜掟に従って俺と子作りをする女たち〜> (オシリス文庫)掟の村 〜掟に従って俺と子作りをする女たち〜(1)<掟の村 〜掟に従って俺と子作りをする女たち〜> (オシリス文庫)読了日:01月31日 著者:たけのこ
男装王女の華麗なる輿入れ (ビーズログ文庫)男装王女の華麗なる輿入れ (ビーズログ文庫)読了日:01月30日 著者:朝前 みちる
猫耳少女は発情中 ウブな彼女と極甘エッチな同棲生活 (二次元ドリーム文庫)猫耳少女は発情中 ウブな彼女と極甘エッチな同棲生活 (二次元ドリーム文庫)読了日:01月29日 著者:冬房すずや
精霊幻想記 2.精霊の祝福 (HJ文庫)精霊幻想記 2.精霊の祝福 (HJ文庫)読了日:01月29日 著者:北山結莉
ヒロインな妹、悪役令嬢な私 2 (PASH!ブックス)ヒロインな妹、悪役令嬢な私 2 (PASH!ブックス)読了日:01月27日 著者:佐藤 真登
霊感少女は箱の中 (電撃文庫)霊感少女は箱の中 (電撃文庫)読了日:01月26日 著者:甲田 学人
猫と竜猫と竜感想語りの視点を中心に描かれる人間的な猫たちの物語。面白かった。猫はいいね。気ままで、気の向くままにあっちやこっちへ遊びに行ったり住処を探しに行ったりしては、そこで出会った人間たちと強い結びつきを持ったりして、思い思いの居場所を作っていく。母猫が拾った竜が猫たちを強く賢く育て上げて、その猫たちが今度は人間たちとの縁を作り上げていく物語。短編を通して描かれる幾世代にもわたる猫と人の関係がどれもいい話ばかりでした。続編ではどんなお話が楽しめるのか、期待したいですね。冒険者になった猫の話とか、とても気になりますし。読了日:01月23日 著者:アマラ
インヴィジブル・シティ (ハヤカワ・ミステリ文庫)インヴィジブル・シティ (ハヤカワ・ミステリ文庫)読了日:01月22日 著者:ジュリア・ダール
艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空 (2) (角川スニーカー文庫)艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 瑞の海、鳳の空 (2) (角川スニーカー文庫)読了日:01月21日 著者:むらさき ゆきや
艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!6 (ファミ通文庫)艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!6 (ファミ通文庫)読了日:01月20日 著者:築地 俊彦
エリザベス・ナザントという令嬢 (アイリスNEO)エリザベス・ナザントという令嬢 (アイリスNEO)読了日:01月19日 著者:池中 織奈
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いI」本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部「神殿の巫女見習いI」読了日:01月17日 著者:香月美夜
艦隊これくしょん ‐艦これ‐  鶴翼の絆 (5) (富士見ファンタジア文庫)艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 鶴翼の絆 (5) (富士見ファンタジア文庫)読了日:01月14日 著者:内田 弘樹
精霊幻想記 1.偽りの王国 (HJ文庫)精霊幻想記 1.偽りの王国 (HJ文庫)読了日:01月13日 著者:北山結莉
魔物使いのもふもふ師弟生活 (HJ文庫)魔物使いのもふもふ師弟生活 (HJ文庫)読了日:01月12日 著者:無嶋樹了
俺の異世界姉妹が自重しない!(1) (モンスター文庫)俺の異世界姉妹が自重しない!(1) (モンスター文庫)感想あ〜 弟くんは恋愛対象でちょくちょく性的な方面のことを勧めてくるクレアねぇかわいいんじゃあ。もっと見せ場がほしいんじゃあ。読了日:01月11日 著者:緋色の雨
ヒロインな妹、悪役令嬢な私 (PASH!ブックス)ヒロインな妹、悪役令嬢な私 (PASH!ブックス)読了日:01月10日 著者:佐藤 真登
月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)月とライカと吸血姫 (ガガガ文庫)読了日:01月09日 著者:牧野 圭祐
七王国の騎士 (氷と炎の歌)七王国の騎士 (氷と炎の歌)読了日:01月06日 著者:ジョージ・R・R・マーティン
エルフ・インフレーション 2 (ヒーロー文庫)エルフ・インフレーション 2 (ヒーロー文庫)読了日:01月01日 著者:細川 晃
読書メーター
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2017年01月15日

2016年の読書まとめ

2016年は180冊。そんなに読んでたんだと自分でも驚いてますが、よくよくふり返ってみれば直近の9〜11月半ばごろまでの全然読めなかった時期が強く記憶に残っているのが大きいだけで、それ以外だとそんなに支障なく読めていた時期のほうが長かったみたいですね。2015年の79冊からは大幅増ですが、むしろこれはこの年が少なすぎたのであって、せいぜいその前の年並みくらいに戻ったというべきでしょうか。

2015年の目標で掲げた「月12冊で年間144冊を目指していきたい」というラインも余裕でクリア。というか、当時の自分はなんでそんなに読めない前提の想定をしていたのかと疑問も感じてしまう次第。その前後のまとめ記事を読み返してみると、歴史系の本への興味が高まっていた様子。そういえばそんなこともあったような……というか直近の9〜11月くらいにもそんなことがあったような……。つくづく進歩のないことで。

2016年のできごとで個人的にいちばんの特筆すべきこととしては、年単位で発生してた世間の新刊とのずれを解消できたことでしょうか。まあ解消できたというか、したという感じですが。ともあれ先ほどから何度もふれてる直近の全然読めなかった時期からの復活を機に、一度読む順番を仕切り直しまして。11月半ばころからは発売からそれほど間を空けることなく新刊を読める状態で再スタートできています。そうしてみて実感できることとしては、Twitter等で話題になっている本のことがよくわかるということですね。あの本たしかに面白かったよねーとか、積んでるあの本評判いいし楽しみだなーとか、個人的には興味惹かれなかったけど話題になってるし気に留めておこうかなとか、いろいろ入ってくる情報に対して当事者的な目線で接していける。ただそれだけのことが楽しいんですよ。新刊から遅れまくってたときなんて、最新の情報はほとんど、どうせ読むのはずっと先のことなんだしと、どうしても冷めた態度になってしまってましたから。読んでないものだろうとなんだろうととにもかくにも「ああ、あれのことね」とイメージしながら情報に接していられる喜びがあります。ただそれにともなって、仕切り直した時期以前に完結しているシリーズの続きを読むめどがまったく立たなくなってしまったんですが、これについてはすこし悩ましいところです。

二番目としては、このブログ的には一番ですが、感想の更新もかなり読了日に近づいてきたこと。現状がだいたい10日とすこしくらいでしょうか。まだ間があるといえばありますが、ブログを読み返すに最長で半年近くもたってから感想を更新してたようなので、それと比べれば個人的には賞賛すべきペースの速めようではないかとも思ったり。いやまあ、そもそもそんなにためこむなという話なんですが。というか、よくもまあそんなに経ってるのに感想書けたもんだと思ったりもしますが、そこはそれでもぱっと浮かぶ印象があるものだけ書いてたんだっけということで。一部のデータが消失してしまったため、だいたい3〜7月に読んだぶんは抜けてしまっていますが、一度書いたら満足してしまうところもあるのでそのままということで。ともあれ、これでラノベの話題がわかるだけでなく、自分からも話題の形成にうっすら関与していくことができればというところ。ひとつ前の記事の「好きなライトノベルを投票しよう!!」への投票もその流れですね。


という感じで、2016年の総括はこのあたりにして、2016年に読んだ中からのお気に入りを。今回もシリーズ単位で14作。半年分くらい読了感想データを失くしていることもあり、いつもに比べて紹介が雑になってる点はお許しを。やっぱりどこかに残しておかないと読んだ内容を忘れてしまうので。順番としては、最高5つ星で上からお気に入り順に。上のほうで書いてきたようなこの年の事情もあり、去年もそうでしたが、2016年内刊行の作品はほとんどありません

[☆☆☆☆☆]やがて君になる(1) / 仲谷鳰  感想
やがて君になる (1) (電撃コミックスNEXT) -
マンガより。恋する心が自分に訪れないことを悩む主人公と、そんな彼女にきらきらとした感情を向ける先輩と。なまじ最初に出会ったときは似た者同士だっただけに、ひとり特別な気持ちを抱くようになった先輩に嫉妬にも似た感情がゆれ動く。それがたまらなく愛おしい。そんな百合マンガ。お気に入りの筆頭がマンガなのはラノベ読み的にどうなのかと思わなくもないですが、実際そうなのでしかたがないのです。

[☆☆☆☆☆]年刊日本SF傑作選 さよならの儀式  感想
さよならの儀式 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫) -
国内SFより。SF入門におすすめの、珠玉の短編集。その2013年版。SFとしてのアイディアを傑作にまで高めるみごとな描写力の話に読みいる。特に冲方丁のごった煮でパンクな世界観は圧巻。

[☆☆☆☆]ドラゴンの塔(上)魔女の娘・(下)森の秘密 / ナオミ・ノヴィク  感想
ドラゴンの塔 上巻 魔女の娘 -  ドラゴンの塔 下巻 森の秘密 -
海外ファンタジーより。ただの村娘として生まれた少女が、魔法の才能に目覚めて王族との関係を持つまでになり、しかし最終的には魔女としての密やかな道を歩むにいたる、その起伏に富んだ物語が胸を打つ。領主に選ばれるはずが主人公にその座を奪われる形になった親友の少女とのその後も変わらぬ友情、助け合う関係もとてもいいものでした。

[☆☆☆☆]オーバーロード(5)王国の漢たち(上) 〜 (7)大墳墓の侵入者  / 丸山くがね  6巻感想
オーバーロード5 王国の漢たち [上] -  オーバーロード6 王国の漢たち[下] -  オーバーロード7 大墳墓の侵入者 -
ライトノベルより。好きな人を好きな状態のまま自分のものにするためならなんでもするというほどに、頭脳と権力を駆使して一人の青年を囲い込もうとするラナー様の異常な愛情が素晴らしい。クライム君には何も知らないまま、強く生きてほしいですね。

[☆☆☆☆]天冥の標(7)新世界ハーブC 〜 (8)ジャイアント・アーク(1) / 小川一水  7巻感想8巻PART1感想消失
天冥の標Z -  天冥の標8 ジャイアント・アークPART1 -
国内SFより。6巻の地獄絵図から、希望が見えるかと思いきやまるで見えてこない閉塞感にうめき声がもれてきそうな傑作SFシリーズ。8巻のPART1で時系列が1巻に追いついてまさにこれからというところなんですが、やっぱりもうこの人類は詰んでるような気がしてならないおそろしさ。イサリの健気さはそんな中で貴重な清涼剤と言いたいところなんですが、それすらも有終の美という言葉すら思い浮かんでくるからたまりませんね。

[☆☆☆☆]ティアリングの女王 上・下 / エリカ・ジョハンセン  上巻感想下巻感想
ティアリングの女王 (上) (ハヤカワ文庫FT) -  ティアリングの女王 (下) (ハヤカワ文庫FT) -
海外ファンタジーより。母の死により新たに即位することになった若き女王。経験は圧倒的に足りず、人間的にも未熟なところを抱えていながらも、教えこまれた女王としての責務を胸に危険もかえりみず突き進む信念の猪突さがさわやかな心地を与えてくれる。
邦訳2作目はまだ出てないようなんですが、本国で出た最後の3作目がそれまでと比べて評判かなり悪いみたいで、つづきを期待していいのか、このままいい作品だったという記憶だけ残しておいたほうがいいのか、悩ましいところです。

[☆☆☆☆]エスケヱプ・スピヰド(5) 〜 (6) / 九岡望  5巻感想6巻感想
エスケヱプ・スピヰド 伍 (電撃文庫) -  エスケヱプ・スピヰド 六 (電撃文庫) -
ライトノベルより。最終決戦に向けて、これでもかと因縁の糸を張り巡らせるお膳立ての数々。ついに戦端が開かれたときの弾けるさまざまな思い。その一つ一つが胸に迫るものがあるんですよね。

[☆☆☆☆]りゅうおうのおしごと! / 白鳥士郎  感想
りゅうおうのおしごと! (GA文庫) -
ライトノベルより。師匠と過ごしているときの可愛らしさが一転して真剣そのものな表情に変わるギャップ。えげつないほどの真剣勝負によってはっきりとわかってくる才能の片鱗。どこまで見せてくれるのかと、知れば知るほど期待を抱かせてくれるお弟子さんで。

[☆☆☆☆]クシエルの使徒(1)深紅の衣 / ジャクリーン・ケアリー  感想消失
クシエルの使徒〈1〉深紅の衣 (ハヤカワ文庫FT) -
海外ファンタジーより。官能と作りこまれた世界観のファンタジーの組み合わせはやっぱり素晴らしいですね。痛みを快感に変換してしまう被虐体質のフェードルが、一難去って、けれど安穏としてはいられずにまた夜の世界の妖しさと陰謀の世界の危うさに足を踏み入れていくのがとてもはらはらとさせられる面白さ。

[☆☆☆☆]折れた竜骨 / 米澤穂信  感想消失
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア) -
国内ミステリーより。魔法の存在する世界で論理を組み立て犯人を突き止めていく面白さ。魔法の存在を当たり前のものとして、けれど魔法を使わない場合も当然考慮に入れてという、ファンタジー世界ならではの描写がとてもよかったですね。犯人が明らかになった瞬間のやられたという感覚もたまらない。こういう話ならミステリーも悪くないと思わされた一冊。
ただ、少なくとも同作者でファンタジー世界の話はこれしかないみたいなんですよね。

[☆☆☆☆]海色のANGEL(1)ルーナとノア / 池田美代子  感想
海色のANGEL 1 ルーナとノア (講談社青い鳥文庫) -
ライトノベルより。容姿はそっくりだけど性格が反対の二人の人生が交わりかけたところで一気に交錯して通りすぎてしまう急展開。その少女に課すには厳しい運命に、つづきが気になります。

[☆☆☆☆]盟約のリヴァイアサン(4) 〜 (5) / 丈月城  5巻感想
盟約のリヴァイアサン IV<盟約のリヴァイアサン> (MF文庫J) -  盟約のリヴァイアサン V<盟約のリヴァイアサン> (MF文庫J) -
ライトノベルより。やっぱりこの作者さんのハーレム形成過程の描き方はとても好きですね。

[☆☆☆☆]ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー  感想
ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー<ゲーマーズ!> (富士見ファンタジア文庫) -
ライトノベルより。すっきりした人間関係からはじまって、あれよあれよという間に誤解が積み重なって複雑にねじれた構図ができあがっていくという、わかっていても笑わずにはいられない学園コメディ。

[☆☆☆☆]剣刻の銀乙女(4) 〜 (5) / 手島史詞  4巻感想消失
剣刻の銀乙女: 4 (一迅社文庫) -  剣刻の銀乙女5 (一迅社文庫) -
ライトノベルより。ルチルとエステルの、ヒロイン同士の関係がいいんですよね。互いを認め合って、主人公を通じた関係の外でも友情のような信頼関係が育っているのがうかがえる。これは百合でしょうか? いいえ、主人公も加えたハーレム関係の一角です。


以上です。感想が残っていないために読了直後は高評価をしていたはずなのにほとんど印象に残ってなくて見送ったタイトルもありますが、ひとまずこんなところで。

だいたい半分が非ライトノベル作品なのは近年の傾向通り。そのなかでもファンタジーとそれ以外が半々くらいなのは少し意外でしたが、ファンタジー以外のものは本当に面白そうだと思ったものしか手を出していないので、打率がいいのは当然といえば当然でしょうか。ライトノベル作品に関していえば、少女系の作品が一つもないのが物足りないところ。完結が早い作品が多いこともあって、無理やり新刊に追いつかせるまではあまり量をこなせていなかった影響かと思います。2017年はここを増やしていきたいですね。

同じく増やしていきたいところとしては、児童書もあげておきたいところ。児童書にラノベ読みに勧めれそうな作品を見つけるたびに、海外ファンタジーを最終到達点にして、児童書からライトノベルを経由してそこに到達するコースが描けるのではないかという希望的観測をふくらませている今日この頃でして。その補強のためにも児童書作品のことをもっと知りたいと思っていたり。というか、個人的に児童書でも楽しめるものがあるとわかってきて興味を持ちはじめたところともいえるのですが。


そんなこんなで、最後に2017年の目標を。

まず冊数に関してですが、言うだけなら1日1冊読めたらなーと言いたかったりもするんですが、さすがにそれが無理なのはわかりきっているので、月あたり20冊で1年では240冊くらいを目標にするのが現実的なところでしょうか。毎年夏から秋にかけてペースを持ち崩すことが多いので実現できるかはわかりませんが、それがなければじゅうぶん可能な数ではあるということで。それに、1日1冊を完全にあきらめるつもりもなくて。読んでる本は、いまもまとめでカウントしている小説だけではないんですが、それも含めれば達成不可能ではないのではとも思っていたり。マンガとかありますし。最近、百合が気になってるんですよね。

それと、さっきも書きましたが、海外ファンタジーおよびそういった作風のファンタジーを推していきたいなと。ライトノベルジャンルにおいて、ファンタジーはそれこそあふれかえってるわけではありますが、でもそれはあくまでもライトノベルジャンル内においての話であって。そこからはずれるとあんまり個人的に面白そうなファンタジーって見つからないんですよね。けど見つけると好みに合うものが案外多かったりするから、というよりいちばんのお気に入りの作品が見つかるのがジャンルの外だったりするから、詳しい人にどこをどう探せばいいのか教えてほしいというか、その代わりこちらからもいい作品があったら紹介しますんで的な、そんな感じのあれです。一応、現状の捜索範囲は海外ファンタジー、児童書、あとこれはまだ完全にこれからになりますがWeb小説というあたりを予定してます。それでどの程度いいものが見つかるか。

ともあれこんなところで。2016年ふりかえりと2017年の抱負はおしまいです。今年もいい作品にたくさん出会えることを祈りつつ。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする