2021年01月10日

『リボーンの棋士(6)』

新刊がなかなか本屋で見かけられなかったり、あったとしても買ってないことを忘れてたりで、前の巻を読んでからすこし間があいてしまった。

今回は師弟対決のつづきから。めちゃくちゃ熱かった。再起を期す弟子、衰えてきた師匠。どうなってしまうのかとやきもきさせられる前の巻ではあったけど、全然そんな心配は無用だった。師弟を超えて勝負師としての意地をむき出しにしてぶつかり合い、一個の棋士として優れた手を競い合うふたりの戦いは最後までめちゃくちゃに熱かった。そしてそれを観戦する側にまで驚嘆や嫉妬の感情を催させるんだから、ものすごい感慨に包まれてしまわずにはいられない。ものすっごくおもしろかった。マジでもっともっといろんな人に読んでもらいたいシリーズ。めっちゃオススメ。

くわえてその後の土屋がまた……笑。土屋、これまでもプライドの高さに足を引っ張られてきたけど、今回はまた特大なやらかしをしてしまった感。いや実際気持ちはわかるし、相手に悪意があったのは確かだから同情はできるんだけど、でもそのプライドの高さはまだ分不相応だったと思うんだよなあ。とはいえそれでもっともっと強くなりたいという気持ちを読者に刻みこんでくれるのが土屋であるし、事情がわかるから同情できるだけに心の底からもっと強くなってほしいと応援せずにはいられないのが土屋なんだよなあ。隙は大きいんだけどそこがまた人間的というか。このマンガの主人公は安住だし、一番に期待してしまうのも安住なんだけど、それとはまた別に一番に応援したくなるのはやっぱり土屋なんだよなあという。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 13:31| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: