2019年07月27日

ルミナス=ブルー(1)

ルミナス=ブルー(1) (百合姫コミックス)
ルミナス=ブルー(1) (百合姫コミックス)

作品紹介 | コミック百合姫 | 一迅社

写真を撮る側と撮られる側、その間に幼なじみや転校生、先輩や元カノといったいろんな関係性の影がただよう四角関係百合、的な。

「楽しくて明るくてアニメ化も狙えるような作品」(あとがきより)とは。前作『透明な薄い水色に』も読んでますけど、そちらで切ないぐらいの思いがゆえに傷つけあうようにしてしまう女の子たちの話を楽しませてもらった作者さんらしく、いまはまだ明るくかわいらしい女の子たちの姿が中心に描かれているようではありながら、そこかしこにシリアスな予感をひしひしと感じさせてくれる様子にワクワクさせられてるんですがこれいかに。いやむしろ、それこそが楽しみという感があるので、かわいい女の子たちの楽しいお話にはなりそうな? なんかニュアンスが違いそうではあるけれど気にしない気にしない。

それに、前作でも思ったけれど、切ないほどに思いつめてる女の子の表情がめちゃくちゃ魅力的な作者さんではありまして。今作でももうすでに、昔付き合ってたけど、今は別れてしまっていて、けれどまだそれぞれに残る一方の熱意と他方の冷淡な感情に思いつめるあまねの様子がそれはもういいものでありまして。さらに、そんなあまねをカメラ越しに観察する先輩の心理はたいへんに気になるところではありまして。それらがほかのあれこれも含めて、次の巻ではこれ以上に楽しめるものになっていくかと思うと、とても楽しみですよね。

一読ではまだ核心にいたらずややあっさり風味ながらも、関係性がつかめてくると非常に味わい深くなってくる。期待の百合シリーズですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 01:26| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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