2019年06月25日

薬屋のひとりごと(2)

薬屋のひとりごと 2 (ヒーロー文庫)
薬屋のひとりごと 2 (ヒーロー文庫)

今回の話は前巻に比べるとややすっきりしない事件が多くて、どうにも盛り上がりに欠けるかなーなんて思いながら読んでいたら、最後でいい話にしてくるものだからずるい。言われてみればあのキャラの名前って、そういうことじゃないですか。なんで途中で気づかなかったのか。

いやもうほんと、こういう話大好きですわ。悲恋ですねえ。当事者の誰にとっても手放しで喜べる結末ではない。けれど、過ちからつらく苦しい目を見た末に、ひとすじの救いが訪れる。泣けてきますね。いい話でした。

舞台が後宮から移ったこともあって、やや華やかさに欠けるかなと思ったりもしましたが、こんなぐっとくる男と女の話が展開されるとは。驚きながらも楽しませてもらいました。

そしてその一方で、猫猫と任氏の関係はあいかわらずにコメディ的で。高順の悟りが捗る勘違いなすれ違いっぷりに笑わせてもらいました。まあ「特殊趣味」ですからねえ。でも、ラストは、うん、あれは頭突きのひとつも喰らわされるべき雰囲気クラッシャーな所業だったと思うんですよ。猫猫さんにはしっかり反省したうえで蛞蝓を見るような視線から出直していただきたく……。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 15:29| Comment(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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