2019年06月19日

裏世界ピクニック(2)果ての浜辺のリゾートナイト

裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト (ハヤカワ文庫JA)
裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト (ハヤカワ文庫JA)

空魚と鳥子が完全に飲んだくれになっておる……。酔っ払って飲み屋はしごしつつ小桜さんに飯テロ連投とか大迷惑すぎるんですけど。しかもあげくの果てにはどこで使うのかわからない機械をカードでぽんとお買い上げして送りつけちゃったりとか、こんな女子大生いやすぎる……。いやまあ農機に関してはこの巻のうちになぜか使い道があったんですけど。なぜか。

でも、やっぱりこのふたりの雰囲気ってすごくいいんですよね。鳥子がノリで料理を頼みまくって、こんなに食べられるのかと文句を垂れつつもがんばって消化に回る空魚とか、それをながめて機嫌よさげにニコニコしてる鳥子とか、冴月の話になるとムキになって話題を終了させにかかる空魚とか、どこを取ってもすごく百合な雰囲気ただよわせてるんですよね。

基本的にはノリ優先の鳥子をしっかり者の空魚が手綱とりつつ行動してる……ようでありながら、それは視点人物である空魚の認識にすぎなくて、空魚もたいがいあちこち抜けてるのを、気づかないうちにサポートされててしょうがないやつだなあみたいに思われてるのがとてもよいものであるのでして。

そして空魚ちゃん、いつもはねくらなオタクっぽい女の子なのに、キレたらテンション上がっちゃうタイプなのがとてもかわいい。怪異相手にも逆上してみせたりとか、普段はおとなしいわりにキレたらなにするかわからないこわさがあるというか、鳥子に対する気持ちも年齢のわりには幼い執着的なところがあったりして、なんというか病みの素養を感じさせる子ではありますよね。かわいいかわいい。

鳥子のほうは基本的に冴月が中心ではあるものの、その一方でそんな空魚ちゃんのめんどくささをしょうがないなあしてる感じがでてきたりもしてて。このふたりの関係がどうなっていくのか、とても気になるところですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 19:20| Comment(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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