2019年04月01日

あの人の胃には僕が足りない(1)

あの人の胃には僕が足りない(1) (モーニングコミックス)
あの人の胃には僕が足りない(1) (モーニングコミックス)

『あの人の胃には僕が足りない(1)』(チョモラン)|講談社コミックプラス

高等部の満腹先輩と中等部の舟次くんによるラブコメファンタジー。

おねショタと銘打たれているけど、年齢差は二歳なのでやや微妙なカテゴライズな気も。とはいえ、成長途上でまだまだ小さな舟次くんと、背とかいろいろ大きな満腹先輩が並び立っていると、外見的にはおねショタ的であって。どちらの印象が優先されるかというと、年齢差の数よりも年上彼女と年下彼氏という響きであり、絵によるイメージであり。つまりこれは、実質おねショタ。いいよね。うん。

このふたりの関係のなにがいいって、満腹先輩の距離感が基本的に近いんですよね。物理的に。いい匂いがするとかいいながら、ぐいぐい距離を近づけてくる。けれど舟次くんからしてみれば満腹先輩は憧れの先輩であって。無邪気なくらいに距離を詰められるとすぐに赤面してしまってこれがかわいらしいこと。この一冊の中で、舟次くんいったい何回赤面させられてたことか。

まあもともとが、先輩に精一杯のアピールをするだけでいっぱいいっぱいな純情少年。それなのに先輩のほうはそんな精一杯な恋心に頓着することなくするする懐に入りこんでくるものだから、舟次くんってばそのうちドキドキしすぎでどうにかなってしまうんじゃないかという展開に。とてもいいと思います。ええ。はい。

でも、満腹先輩からしてみれば、舟次くんのほうが「誘ってるから」ということになるらしいからたまらない。あこがれの先輩がいい匂いがするなんて言いながらくんくん近づいてきたりとか、いろんな意味でやばいと思います。

そうして、無意識誘惑少年と無意識距離詰めおねえさんという、無限に舟次くんがドキドキさせるループができあがるのだったという。いいぞ。もっとやれ。

というか、先輩もかわいい人ではあるんですよね。腹ぺこキャラなところとか。お腹の鳴る音の擬音がいちいちおもしろくて。「ん゛み゛え゛え゛え゛え゛え゛」ってなんですかそれ。

距離を詰めるのは無遠慮ながらもだんだん舟次くんにあてられたように先輩のほうにも照れが見えてくるのがまたほほえましくていい感じであり。

ともあれそんな感じで、とてもいいおねショタファンタジーでした。ややおねショタの判定は微妙かもしれませんが、その筋の人はぜひどうでしょうかというところ。

そうそう。そういえば、“怪異”ファンタジーとしての要素もありましたね。この辺も次回からますますおもしろくなってきそうな感じがあり、そうした意味でも次の巻を読むのも楽しみになってくるところです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 16:08| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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