2019年01月13日

オネエ男子、はじめます。(3)

オネエ男子、はじめます。 3 (花とゆめCOMICS)
オネエ男子、はじめます。 3 (花とゆめCOMICS)

オネエ男子、はじめます。 3|白泉社

事態のややこしさの跳ねあがりようが尋常じゃないんですど! なにこれ。いろいろ斜め上の展開すぎてツッコミが追いつかない追いつかない。展開的に乗りに乗ってておもしろいことといったら。そういえば、巻末の作者さんのコメントで気づいたんですけど、いわれてみればこのシリーズ、1巻から特に登場キャラクターが増えてはいないんですよね。それもあって、勢いだけで生きてるようなおバカどものこと、それぞれのキャラにいろんな展開があって、そのたびに予測のつかない方向に話が転がってはノリでまあいいかで済まされて。その結果、どんどん明後日の方向にズレてきている展開のおもしろさよ……。今回もめっちゃ笑った。ここからまだどう転がっていくのか、非常に楽しみなシリーズになってますよね。

それにしても、オネエ修行をしてたはずがどうしてこうなった……という感じだけど、たぶんアレだよね。オネエ修行のはずが、途中から女子力上げすぎて女装にも足を踏み入れだしたのが、今回のいろいろおかしな進展の元凶ですよね。男子が苦手な音鐘さんとお近づきになることが目的だったはずが、なぜか女装姿で会って話したりなんかしてるから……。なんで女装姿の自分がライバルみたいになってるんでしょうねえ。というか音鐘さんのほうも女装姿の「高橋さん」相手なら満更でもなさそうすぎていろいろおかしい。特にラストの展開は予想外すぎて。もういっそそのままいけるところまでいっちゃうのもおもしろそうだけど、さすがにそうなると話がややこしくなりすぎるでしょうか。当初の目的からしてもどこかで軌道修正必須なんでしょうけど。ただそれにしたところでもうどこから手をつけたらいいのか、いろいろよくわからない状況ですよね。まあそこがおもしろいんですけど。

女装といえば、「せらちゃん」もすっかり女装が板についてしまって……。中身はふつうに女好きな男子なのに、本人はノリノリだし、無事に(?)女装男子としの認知も広がってるんですよね。交際設定とかまて付与されだしたりしてて、こちらもこちらでどうしてこうなった……は最初から読んでればちゃんとわかるんですけど、あらためてふりかえるとやっぱりツッコミ不可避ですよね。まあともあれこっちもおもしろいことになってるのが楽しいキャラであり。

高橋の妹の杏ちゃんも、今回もおバカにズレたオネエ修行への冷静なツッコミがおもしろくありつつ、くわえて兄やその友人たち(男)の無駄にレベルの高い女子力へのリアクションに笑わせてもらったり、コメディ的に欠かせないキャラになってますよね。その一方で、伊織との関係で伊織の不憫感だけでない展開が見られたのはとてもニヤニヤさせてくれるものでもありました。

そして、個人的にうれしかったこととしては、出張版の話で『水玉ハニーボーイ』の仙石さんがまた登場してくれてたこと。しかも、短いページ数のなかでイケメンぶりをしっかりばっちり発揮してくれてたからもう満足。格好良い仙石さんホントいいですよね。

ともあれ、話もとても気になるところでつづいており、次の巻が待ち遠しくなってくる話ではありました。展開的にも乗りに乗ってる感があって、要注目のシリーズだと思います。未読の方はぜひ。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 20:02| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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