2019年01月08日

シンデレラ・コンシェルジュ(1)

シンデレラ・コンシェルジュ (1) (フラワーコミックスアルファ)
シンデレラ・コンシェルジュ (1) (フラワーコミックスアルファ)

シンデレラ・コンシェルジュ 1 | 七島佳那 | 【試し読みあり】 – 小学館コミック

このコンシェルジュがハイスペック。調理にDIYに、ひとりでさらっとやってのける仕事のレベルの高さに、様々な要望に応えるお仕事の天職ぶりを実感させてくれる。とはいえ、そもそもとしてそれら数々のスキルを身につけるに至った経緯が、人並はずれた尽くし体質で新しく彼氏ができるたびに特技も増えていった結果だというのが泣けてくるところであり。そんなヒロインだから、特技としてのハイスペックさも男運のなさを象徴するものでしかなくて、誇れるものではまったくなかった。けれど、そんな彼女のあるがままの姿をすごいと言ってくれ、引き立ててくれる人との出会いがもたらされた。それがこの物語のヒーローであるキャラになるわけで。このヒーロー、ヒロインとはまた別の意味でいろいろできちゃう人ではあるけれど、そのせいで自分というものが空っぽになってしまっているタイプでもあるようで、それだけに似た部分がありながらも前向きなヒロインに目が離せなくなっていくところがあるようで。ヒロインとしても、呪いだと思っていたものに肯定感を与えてくれる人というのはなかなかありがたいものではあり、この時点で相性の悪くないふたりと思わせてくれるものがあります。今後、このふたりの仲がどう進展していくのかといったところですね。個人的には、ヒロインのハイスペックぶりについてももっと楽しみにしたいところだったり。

読切のほうはみごとなまでのケンカップルで。冒頭の別れ話の本気っぽさがマジだっただけに、最後でよりを戻す流れがケンカップルらしさをより感じさせてくれて。腐れ縁のようでもあるけれど、まあつまるところお似合いなふたりなんでしょうね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 01:19| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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