2018年08月29日

賭博師は祈らない(2)

賭博師は祈らない(2) (電撃文庫)
賭博師は祈らない(2) (電撃文庫)

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ロンドンの外に広がる地方のイギリスの世界。それはロンドンと比べれば伝統的なイギリス社会が広がる世界。賭博師や格闘家といった身分の低い人たちによって物語が展開された前回とはうってかわって、今回の話の中心になるのは地主や法律家といった、より高い階層に位置する人たち。2巻目にしてイギリス階級社会の一端が登場してきた形でしょうか。とはいえ今回のジェントリ階級も地方の名望家クラスではあるものの貴族には含まれないようで、いったいどれだけの階層があるんだと思わされるんですけど。その辺、巻数が進めばもっと出てきたりするんでしょうか。地味に期待をしてみたり。

ジェントリと並んであとがきにて説明が割愛されてた相続事情については、たしかおおざっぱには直系長男がすべての財産を相続するものかと思うんですけど、割愛されるからにはこまごまとした事情もあったんだろうか。これについても、後々の巻でその辺の説明が入ることに期待したい。期待していいんだろうか?

それはそれとして今回の話、エディスを助けることは、ラザルスとしてはかなり己の信念を曲げることだったと思うのだけど、それを為さしめたのは、なによりも彼女と親しくなったリーラによる後押しなのかなあと思うと、なかなかに遠回しな愛情の表れだなあとにやにやしく思ったり。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 18:08| Comment(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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