2017年07月14日

王子様の花嫁はじめました

王子様の花嫁はじめました (ティアラ文庫) -
王子様の花嫁はじめました (ティアラ文庫) -

なんというか、えろいことしてばかりだったような。いや、ティーンズラブ系だから、えろい要素があるのは承知のうえなんだけど、それにしてもふたりそろえばそういうことしてた以外の記憶がろくにないんですが、さすがにお盛んすぎじゃないですかね……。最初のほうはお相手の王太子バルドのほうから既成事実を作ってしまおうという思惑はあったものの、それ以降もすきあらば口づけたり、あちこち触ってきたり、そうこうしているうちに体を寄せ合って、最後にはたかぶった熱の求めるままになっていくのは欲望に忠実すぎませんかというか。あげくの果てには離れ離れになっても手紙でシルフィアにひとりでさせたりとか、もう完全に変態夫婦ですねとしか……。そんな手紙を書いてくるほうも書いてくるほうだけど、書かれている内容を思わずイメージして自分の世界に入っていっちゃうシルフィアもシルフィアだと思うんですがこれいかに。自慰場面にツッコミいれずにはいられないティーンズラブ小説とは。

とはいえ本作のいちばんの魅力は笑えるところではなくて、ふたりが会えば流れるようにはじまる官能場面のえろさでありまして。基本的にはバルドに流されるがままという感じではあるものの、甘やかしてかわいがったときのシルフィアはたしかにかわいいですし、無防備な体に愛撫がほどこされれば身も心もすぐにとろかせて自分から懇願しだす姿は、かわいすぎるからいけないという言い訳にならな言い訳にもうなずけてしまうものがあるわけでして。快感を教えこめば教えこむほどえっちに染まっていくヒロインはとてもそそられるものがありますねということで。

あと、なにげにヒロインの母親も結構キャラのたってる人でして。なまじ天才であるがゆえに努力する人の気持ちがわからないという本音をナチュラルに表す人で。そうでありながらも、高い身分となにをやらせても人より優れているというゆえをもってそんな態度も許されてしまうというとんでもない人で。対照的に努力の人だったという王妃との(王妃のほうが)額に青筋たてながらのやりとりは、メインふたりのわきでありながらそれ自体がじゅうぶん面白いかけあいになってもいて。これだけキャラがたってるということは前作で登場してたりするんだろうかと思いもしましたが、同レーベル内の著者の過去作のあらすじを見てみてもそれっぽい話は見当たらず。うーん。できればこのふたりの昔の話も読んでみたいと思わされるものがありますね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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