2017年03月09日

あの娘にキスと白百合を(2)

あの娘にキスと白百合を 2 (MFコミックス アライブシリーズ) -
あの娘にキスと白百合を 2 (MFコミックス アライブシリーズ) -

今回は受験と卒業あたりがテーマ。受験生の先輩と、そんな先輩と仲のいい1年生ふたりと、そこに途中からさらに後輩の女の子ひとりが加わる別れの季節の話。今回もよかったですね。恋愛感情がどこまで絡んでるのかは、はっきり描いてもらえないとわからない程度の読解力ゆえに微妙なところにも思えるのですが、できればずっといっしょにいたいと思う女の子同士の関係はやっぱりいいものだと思うのですよ。進学で離ればなれになってしまうことや報われない気持ちを抱くことに悩んだりしながら未来への道を進んでいく女の子たちを見ていると、素直に応援したいと思わされるのです。

今回いちばん印象的だったキャラはやっぱり伊澄ですね。夢を追う先輩を応援したいんだけど離ればなれにはなりたくないというジレンマを抱えて膠着しかけた関係を、自分の気持ちにストレートな行動で打ち破ってくれたパワフルな女の子で。ちょっとばかり考えるよりも先に体が動いちゃうところはありますが、こういうまっすぐなキャラは爽快感があって好きです。チャームポイントの八重歯もかわいい。彼女の行動はこの巻でちゃんと報われてますが、もっともっとと応援したくもなってきますね。

それと、前半で何度か見せた困り顔が印象に残っているのが先輩の真夜。進学先で悩んだり、応えられない気持ちに悩んだりと、仲のいい後輩たちとの関係で思い悩んで申し訳なさそうな顔をしてる姿ばかりが前半では印象に残る人で。だからこそ最終的に笑顔での送り出しを形作った伊澄の行動が光るところ。

幕間の小劇場でも変わりたい人、変わりたくない人、いろんな人がいたりと、様々な卒業の姿が描かれてたのが印象的な巻でした。

いつのまにやらもうキャラの学年がひとつ上がりそうな感じですが、次の巻はどうなっているのでしょうか。あとがきによると「白黒らへん」とのことですが、さて。その二人については、今回も黒沢さんが白峰さんのこと大好きで、白峰さんがペース崩されてるのが見れてよかったですということで。ともあれ次も楽しみにしたいですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック