2017年01月21日

エクレア あなたに響く百合アンソロジー

エクレア あなたに響く百合アンソロジー -
エクレア あなたに響く百合アンソロジー -

百合アンソロジーという響きが素晴らしく聞こえる今日この頃。

どの話も10ページから20ページ台くらいの短編で、あまり情感を感じさせる間もなく終わってしまう話もありますが、設定からだけでもそこはかとなく漂う百合の匂いに目を細めて楽しむことができる話ばかりでありました。

●缶乃「無職とJK」
これはとても続きを読みたい話。ストレートに慕ってくる女子高生相手に真央がいつまで子供に対する大人として接していられるかがとても気になる年の差百合。最後のモノローグにもあるように、転がりこんでしまえば大人としての面子的なもの以外はすべてうまいこと解決しそうな構図なので、いつ転ぶのか、どう転ぶのかと、想像を膨らませるだけでも楽しさがあります。

●伊咲ウタ「かみゆい」
話のテーマでもある髪の描き方がたいへん眼福ものでした。チカがいじってみたいと思うカオルのさらさらつやつやとした髪、そう思うチカ本人のかわいく編みこまれた髪、とてもよかったですね。実際にカオルの髪をまとめることになった場面での静謐さの中にただよう色気もやばくて。ほかの作品も気になる作者さんですね。

●伊藤ハチ「うさぎのベルとオオカミさん」
これはもうなによりベルちゃんがかわいいですね。ちっちゃいながらも喫茶店の店員として素直で一生懸命なところとか。笑顔の似合う頑張り屋さんですね。そんなうさぎ娘の隣に表情に乏しいオオカミのお姉さんを並べるビジュアルが、なにか、こう……いいものがありました。

そんなところで、百合として楽しめてるかどうかはよくわからないところありますが、たくさんの短編が収録されているので、少なくともいくつかはいいものが見つかりますねということで。今後読むマンガの参考になればと思うところです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。