1位『白虎戦舞』 感想はこちら こちらは半年から一年後くらいに振り返った短文感想あり(割と上の方にあるはず……)
D・W・W
http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/watan_033.htm
不幸を嘆くだけだった少女たちが手にした異能の力を通じてその境遇をねじ伏せていく姿は痛快きわまる。
2位『ソードアート・オンライン』 書籍版5・6巻感想 書籍版7巻感想 こちらにも、7巻までを振り返りながらの感想あり(割と上の方にあるはず)
川原礫(Web時代を知らないのでこっちの名前で)
(同じくURLを知らないので空欄で)
VRの世界で、少年少女たちが今を全力で生き抜く姿。それは近未来の青春像。
3位『時を止めて』 感想はこちら
藤崎悠貴
(R18注意)http://novel18.syosetu.com/n7557y/
平凡な少年が体験するめくるめく官能、広がる世界に地歩を固めていく期待感が80万字を少ないと思わせる。
4位『幼女戦記』 感想はこちら
カルロ・ゼン
http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=tiraura&all=24734
小気味のよい戦場でのかけあいの末に、敗色濃厚な趨勢で見せられた次代への決意が胸に迫る。
5位『俺は女帝の前で膝を屈する』 途中感想はこちらにあり(ちょっと下がったところくらい?)
かざみん
(R18注意)http://novel18.syosetu.com/n1292cn/
女帝に玩具として目をつけられた主人公に強制される性的なゲーム。そのえげつなさと泥沼感が最高にエロい。
6位『Planet reconstruction Company Online』
タカセ
(arcadia)http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=all&all=31751
(小説家になろう)http://ncode.syosetu.com/n2270bf/
一気に広がるスケール感と、途方もない壁も越えられると思わせる相棒同士のコンビネーションが熱い。
自己紹介:異世界ファンタジーが好き……なはずだけど投票作を見返すと自信がなくなってくる。
という感じで投票してきました。最近読んだものがない……はともかく、異世界ファンタジーといえるものが『幼女戦記』くらいしかないのにはあとから見返して自分で首をかしげました。もっと何かあったはずだけどと思い返してみると、該当しそうなので気に入ってる作品はこのブログでも以前名前を出したものなど、二次創作作品が多いみたいです。
というか、全体的に完結補正の高さを感じますね。連載形式のいいところでもあり悪いところでもあるんですが、途中まではすごく面白くても読み進めていくうちに気づけば話にほとんど魅力を感じなくなってしまうことはありますし、更新が途絶してしまうとそのうちに期待感よりもあきらめの気持ちが強くなってくる。今回も、タイトルは浮かびながらもその点で推しきれなくて断念した作品がいくつかありました。その点、最後までしっかり完結(もしくは第一部・第二部のような、話の区切りの部分まで到達)していて、それでいて気に入ってる作品というのは、やはり評価が高くなるのはしかたないところでしょうか。連載をちょくちょく追っていくよりも、とりあえず目の前の作品を最新話まで追いついてから別の作品に移るという読み方をしているので、その連載形式の更新を待ち焦がれる気持ちなんかとは縁遠いんですが、ここにあげてる中では唯一、『時を止めて』が割とそれに近い楽しみ方をしていたでしょうか。たまに更新がないかとチェックして、一章分が一気に投稿されているのを見て喜び勇んで読むのにとりかかってた記憶。あの感覚は、本では味わえないWeb小説ならではの魅力でしょうね。
それと、気づけばR18作品が2作も含まれているという。この一つ前の記事もR18作品の感想でしたが、自分の中ではやはりエロさというのは評価の尺度として存在しているのだなあと。まあ、本当にR18レベルのものに限られているように思いますが。それはそれとして、宣伝してるのが宝島社でも少年向けなこのラノ文庫のアカウントなので、R18作品は求められている範囲外なんじゃないかなとも思うのですが、それでも条件的にだめと読める箇所はないですし、それに本当に求められてるのがどういうものかなんて、第一回の結果が発表されるまでわかるわけないじゃないですか。それなら、投票する側としては変に委縮せず、不可条件にさえ該当しなければ好きに投票してしまうのが、一番の楽しみ方なのではないかと思った次第。第二回があるとしたら、そのときにこそ傾向を踏まえればいいのですし。
次点にあがっていた作品をいくつかあげていこうかとも思ったんですが、やりだすときりがないんで一作だけ。スニーカー文庫より『現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるのはもっと楽しいかもよ!?』のタイトルで刊行されている話です。掲載URLはこちら。ライトノベルの公式サイト内での連載(プロが書籍化前提(?)で書いてる)なので条件的にどうなのかは微妙だったんですが、対象外と読めるルールは見受けられませんでしたし、ほかにもそれを言いだしたら上記のR18作品も微妙なところはあるように思うので、そっちを投票するなら気にする必要はないと考えました。ただ、それでも次点としたのは、個人的にこの作品を推す理由をまだ自分だけのものにしておきたいと思っているからです。共感してもらいにくい理由だとは思いますが、そういう「好き」もあるんだと流してもらえれば幸いです。
長々と書いてきましたが、このアンケート、残り時間は少ないですが、まだ投票できます。じっくり投票作品をしぼって、じっくりコメントを練ってる時間はもうないかもしれませんが、Twitterでも3日前の時点で、「けっこうな接戦が予想されます」と宣伝されてるし、もしかして回答数少ない? 検索してもどれとどれに投票しましたって言ってる人ほとんど見かけない……。個人的には、この企画、そういう色んな人がオススメを紹介し合う場になってくれることを期待してたところもあったんですが……(当初は条件に茶々入れるようなことも言ってたんで申し訳ないところなんですが)。
ともあれ、最近は一時期ほどWeb小説のオススメを見かけなくなっているような気もしますし、いまさらながらですが、これを機会に色んな方々がほいほい投票してどんどんオススメを晒してくれることを期待したいところです。
白虎戦舞いいですよね
気づくの遅れてすいません。同じく白虎戦舞を気に入っている方にコメントいただけるとはありがたいかぎりです。
自分にとって、あの作品はこれまで読んできた小説の中でもトップクラスに気に入ってるものの一つでして、投票作を考える上でも、1位に白虎戦舞を入れるのは最初から確定事項だったりしました。今年投票するにはあまり新しいとはいえない作品ではありますが、これを推さずに何を推すというくらいに気合いを入れて投票してみました。
結果発表の方でも、たしか一つだけですがコメントがピックアップされてましたっけ。あれを機に興味を持って、その上で気にいてくれる方がいたらいいですよね。