2015年02月15日

2014年の読書まとめ

2014年は205冊。2013年のまとめを振り返ってみると221冊だったようなので減少。欲をこめての目標として掲げていた250冊に届かかなったのは仕方ないことだと思いますが、下半期――特に年末にかけて、本を読むよりも艦これに時間を取られるようになってしまっていたことを思うと、よくもまあ200冊以上は読めていたものだと、むしろ驚いてしまうくらいだったり。とはいえ、上半期の読書量が116冊だったようなので、下半期は89冊。やっぱりかなり減ってますね。艦これに時間取られてるのが、うーん……なんとかしないと。ブログの更新も滞ってきてるので、いっそのこと、2015年の目標は読了数よりもブログの更新を頑張るにしようかとも考えてたんですが、そんなのんびりしたこと言ってられなさそうな気がしますね。

そんな感じで、2014年は上半期と下半期でだいぶ落差のある年になったように思います。年始のころは、更新したい感想がラノベやWeb小説にアニメとてんこ盛りで、うまくすれば毎日更新も夢じゃないんじゃないかと思えるくらいだったんですが……。第一の転機は2月の頭、確か1日だったと記憶してるんですが、PC破損。物に当たって壊しただけなので完全に自業自得ではあったものの、それからしばらく、ネットはガラケー頼りの状態が続いたため、アニメや艦これで取られてた分の時間も読書に回せるようになったんですよね。その分、本を読むのが捗ってたような記憶があるのが上半期でした。まあそうはいっても、月次まとめを見直してみると、歴史の本(日本の戦国時代とか中世ヨーロッパとかその辺)と物語との間でどちらに軸足を置くべきか迷ってたような節もあるんですが。けどそれでも、難しい本を長い間読み続けていられる体力なんてあるわけもないところ。歴史の本の方はまもなく挫折しちゃったんですが、それはまあ。その後、二番目の転機となったのは7月下旬、艦これを再開したこと。5月にはPCを新調してて、ゲームとしてはCK2をプレイしてたんですが、さすがに同じゲームばかりじゃ飽きるよねと、久しぶりに手を出してみたらまんまとはまりこんでしまったという。それも、PC破損前よりもそれはもうどっぷりと。このブログで感想の延長線上として始めた艦これ記事も、最初は勢いだけで発車したんですが、やってみるとこれがなかなか面白くて。本を読むのとどっちが楽しいだろうと決めかねるぐらいになっているのも事実だったり。だんだんとそっちに取られる時間が多くなってきて、それが年末年始にかけてのほとんど本が読めてない状態につながりました。けどそうはいっても時間は有限ですし、歴史の本のことに引き続き、どちらに軸足を置くかというのは問題ですね。どちらにせよ、楽しめてはいるのですが。ただまあ、本を読む時間が減ってる弊害として、新刊に追いつけない問題の方がやっぱりまるで解決の見込みがたってないことが一番に考慮すべきな気がします。今読んでるのが2013年の9月頃に刊行された本なので、追い付けてないどころか、一年前のまとめと比べるとさらに世間の新刊との間に開きができてしまってるわけで。となるとどうも、こちらこそが優先すべき課題に思えますね。

なので、2015年の目標は、

一、本の感想でできるだけ多くブログを更新する。
二、新刊に追いつく。
三、読了数では半期に100冊、年に200冊を堅持する。

という感じでいきたいなと。新ジャンルの開拓やらなにやらはそれで自然とついてくるかなと期待したいところですがどうなることやら。


というのを前置きにして、2014年に読んだ本の中からのお気に入りを、シリーズごとに11作品(書籍が10、Web小説が1)列挙していきます。上からお気に入り順です。月次まとめのお気に入りを基礎にはしていますが、時間がたつと気持ちの変化もあることですし(特に艦これ再開してから評価軸が変わってきてるように感じますし)、結構変動があるかと。それと、ここのところは例年のことですが、上でも書いたように、2013年10月以降に刊行された本はまだ一切読めてませんので含まれません。


[☆☆☆☆☆]五神教シリーズ  チャリオンの影下巻感想 影の棲む城上巻感想 影の棲む城下巻感想 影の王国上巻感想(月次まとめのページへ)
チャリオンの影 下 (創元推理文庫) - 影の棲む城〈上〉 (創元推理文庫) - 影の棲む城〈下〉 (創元推理文庫) - 影の王国 上 (創元推理文庫) -
海外ファンタジーより。『チャリオンの影』では国姫がそれはもう最高でして。教師役にとってよき生徒であった国姫が、危機に際して自ら威厳を発しだしていく姿なんか、それはもう感涙にむせびたくなるようなものでしたよ。『影の棲む城』では、逃避から始まって、途方にくれてしまうような苦難に遭いながらも最後には未来への確かな希望をつかむ流れがやっばり最高でして。『影の王国』でも、それらに続く素晴らしい展開を予感させてくれます。読んだのが最近ということもあるのでしょうが、今考える2014年一番のお気に入りはこの作品です。

[☆☆☆☆☆]氷と炎の歌  第三部下巻感想 第四部上巻感想 第四部下巻感想
剣嵐の大地 (下)〈氷と炎の歌 3〉(ハヤカワ文庫SF1878) - 乱鴉の饗宴 (上) (ハヤカワ文庫SF) - 乱鴉の饗宴 (下) (ハヤカワ文庫SF) -
海外ファンタジーより。治乱興亡の歴史好きと苦難の少年少女たちの物語好きな自分にはたまらない世界ですよ。押し潰されそうな抑圧の中でもがく者があり、逆転の機をうかがって虎視眈々と牙を磨く者があり、けれどふっと気を抜いた瞬間に転落してしまう者があり。力こそがものを言う世界で生きていくそれぞれの姿がたまりません。それに、これほど抑圧的と思える世界でありながら、それでいて力の種類は様々で、どれもこれも絶対的なものではないのだと思わせてくれるのも面白いんですよ。

[☆☆☆☆☆]天冥の標  6巻PART3感想
天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA) -
SFより。事態好転への道筋が見えだしたところで、横合いからそれどころじゃなくなってしまうほどの緊急事態をぶつけられてなにもかも吹き飛んでしまう。これは一つの地獄絵図ですよ。

[☆☆☆☆☆]翼の帰る処  4巻上感想
翼の帰る処 4 ―時の階梯― 上 -
ライトノベルより。皇女様が最高すぎるとだけ……(グッと親指を立てながら)

[☆☆☆☆☆]誓いと名誉(ヴァルデマール年代記)  女神の誓い感想 裁きの門感想
女神の誓い (創元推理文庫) - 裁きの門 (創元推理文庫) -
海外ファンタジーより。短編と長編でつづられる復讐譚が、二つともに美しいまでの完成度で、お手本のようだとすら思えてしまいます。

[☆☆☆☆]町民C、勇者様に拉致される  4巻感想
町民C、勇者様に拉致される〈4〉 (レジーナ文庫) -
ライトノベルより。3巻終盤あたりから始まったクライマックスがひたすら熱かったんですよ。壮大な物語を読み終えたような満足感。素晴らしい作品でした。

[☆☆☆☆]グイン・サーガ外伝  七人の魔導師感想
七人の魔道師―グイン・サーガ外伝(1) (ハヤカワ文庫JA) -
ファンタジーより。どの場面をとってもすらすら読める文章がすごくいいんですよ。魔術師の戦いも、場面冒頭の風景描写ですらも。そこからキャラの会話やらなにやらにごく自然に繋いでいくものだから、気付けばどんどんどんどん読み進んでる。そんな不思議な読み味が魅力ですね。その筆致は本編でも味わうことはできるんですが、ここでは一冊で話がきっちり完結してる外伝の方をピックアップ。

[☆☆☆☆]エスケヱプ・スピヰド  2巻感想 3巻感想 4巻感想
エスケヱプ・スピヰド 2 (電撃文庫 く 9-2) - エスケヱプ・スピヰド 参 (電撃文庫) - エスケヱプ・スピヰド 四 (電撃文庫) -
ライトノベルより。志半ばで散っていったかつての仲間たちが一人また一人と集まっていく高揚感はすごくいいものがあります。

[☆☆☆☆]Frosty Rain(作者:Allen)  感想
http://ncode.syosetu.com/n8111v/
Web小説より。姉好きキャラはいいものです。それが突き抜けた末に覚醒するとなればなおさら。

[☆☆☆☆]詐騎士  5巻感想 6巻感想
詐騎士〈5〉 (レジーナブックス) - 詐騎士〈6〉 (レジーナブックス) -
ライトノベルより。まったくもって進展する気配も見られなかったラブ方面での急展開で面白さうなぎ登りな展開に。これはもう存分に楽しませてもらうしかありませんとも。

[☆☆☆☆]シーカー  5巻感想 6巻感想
シーカー〈5〉 - シーカー〈6〉 -
ライトノベルより。隔絶した天才による真剣勝負の異次元感がすごくいいんですよ。ただ、そんな驚愕の戦いができる相手はどんどん限られてきてるのが心配ではありますが。


以上です。ここでも去年に比べて数が減ったのが気になるところ。特にコメディ系の作品がほとんど入ってこなくなったのは、好みの変化でしょうね。読んでる数としては八割近くを占めているはずのラノベからこれだけしか上がってこないというのは、ちょっと深刻かもしれません。ラノベで面白いと思えるものが減ってる実感はあったのですが、並べてみるとまた考えさせられるものがあります。徐々にライトノベル(自分定義)外からの読む本の選択を増やしてきているつもりですが、そちらはまだ手探りな段階でして。むしろ、そんなだからこそ艦これがより確かな楽しみを感じられる選択肢になっているところもあるのでしょうね。ラノベへの愛着もかなり薄れているのを感じてもいるのですが、かといってラノベ以上に興味を持てそうな作品を数多く出版してくれているレーベルもないのは事実であり。変わってきてる自分の好みに合う作品に効率的に出会える場をいかに見つけるかが急務になっているでしょうか。しかしそうなると、ラノベ以外ではまとまった情報を手に入れられる場所の心当たりからしてないこともあり、まずは情報収集の手段から考えないといけないのかもしれません。

Web小説の方では、本の方を優先的に読むようにしてたので、ひところに比べるとあんまり読めてないんですが、主に読んでるのが小説家になろうなこともあり、どしどし書籍化されるようになってきてますので、そんなに焦って読まなくてもいいのかなと。その一方で、新ジャンル開拓に一番成果がありそうなのがWeb小説ではあるようにも思うのですよね。目についたものから気軽に読みはじめることができるので、ちょっと開いてみた話が大当たりになる可能性も十分に秘めているわけで。具体的にこれという作品はまだですが、予感だけ抱えながらもう少しいろいろ読んでいきたいところです。

そんなこんなで、今年はいろいろ開拓の年にできたらなというところ。すでに一月終わっちゃってますが、だからこそ時間を無駄にしないようにしたいですね。


posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書まとめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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