2014年04月24日

瑠璃龍守護録 花嫁様のお呼び出しです!?

前回のラストから、ここからラブ方面が始まるぞと思っていたら、思いっきりラブコメ側に寄せてきましたね。鈴花の無邪気さは相変わらずなんだけど、そんな彼女を意識しだした黎鳴の態度がもう、笑っちゃうくらいに面白いんですよ。自分以外の男に気を許してるともともとの凶暴さもあいまって、殺気まで放つ勢いで機嫌悪くするのに、いざ本人を前にすると照れ隠しでぶっきらぼうな言動にばかりなってしまうという。なまじこわがられるタイプなだけにあまりにも初々しい態度のギャップは微笑ましいばかりというところですが、琉琉や夕紅に意気地がないとからかわれながらやっぱりなかなか踏み込めないでいる様子はにやにやせずにはいられません。仕置きという名のじゃれあうことは普通にできてるんですけどねえ。

この辺、鈴花の無邪気さにも一端があると言えるでしょうか。彼女、黎鳴の傍にいたいという気持ちは自覚しているものの、それが恋だとはわかってないみたいなんですよね。今の気持ちが恋なのかどうかわからないというよりも、そもそも恋する気持ちがどんななのかわからないみたいで。なので黎鳴への気持ちも、男女としてよりも子供が年長者を慕うような無邪気さが多分に含まれてて、黎鳴ならずとも邪な気持ちを向けるのは躊躇われるところがあるというか。それに、鈴花としては黎鳴を慕っていても、身分差もあり、黎鳴の側から鈴花を女性として好きになってくれるはずがない、むしろそんなことを期待するなんて畏れ多いとも思い込んじゃってるんですよね。この状態からちゃんと気持ちを向き合わせるのは一苦労だとは思いますが、黎鳴には是非とも楽しませ……もとい、頑張ってほしいですね。

妹公主の碧晶は、鈴花をおねえさまと慕いキラキラした目を向ける様子がやはりいいもので。でも腰砕けになっちゃうのはさすがに興奮しすぎじゃないですか。まあ年下の女の子から黄色い声のあがる女の子はとてもいいものだと思うのでたいへんおいしくいただけましたが。それになんといっても、鈴花の凛々しいモードは黎鳴すらときめかせる勢いですからね(女体化妄想が捗るな……)。兄妹そろって虜にするとは、鈴花さんおそろしい子。

兄王子の元陽については、先にアンソロジーを読んでいたこともあり、悪役なのかと疑わせるような展開ではありましたが安心して読んでられました。というか、アンソロジーでのキャラクターは割と誇張が入ってるかもと思ってましたが、コメディ色の濃い場面では結構そのままな感じだったのですね。そのおかげで全体通してもかなりコメディ色の強いラブコメに仕上がってて、楽しく読めました。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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