2014年04月19日

詐騎士(5)

来ったぁぁあああ! ついに、ついにギル様がルゼに本気を出してくるときが……! 続き、すぐに続きを読みたくて仕方ないところなんだけど、ここはぐっとこらえて。

とはいえもうね、好みの子だってことまでは認めてたのに、やれ親が認めないだのやれまだ早すぎるだの、なんだかんだ理由つけてるうちに全然進展する気配が見えなくなってましたからね。男と女であることを感じさせないような気の置けない関係も、それはそれで悪くはありませんでしたが、下手すると変化のきっかけを見失ってずるずると続いてしまいかねないところもありましたし。酒の勢いとはいえここでギル様が意識的に動き出したのは、本当にこの後が楽しみなところですよ。そういう相手として向き合わざるを得なくなったルゼがどんな態度を取るのかとか。ラストにちょっとだけだけど、悪ガキのような小憎らしさが嘘のような恥じらいぶりで。もうそれだけで眼福でしたよ。ギル様グッジョブ。もっともっとルゼの可愛いところ引き出してほしいですね。

ただまあ、ルゼからしてみれば突然のギル様からのアプローチでしょうね。自分との間で何か仲がぐっと深まるような出来事があったわけではありませんから。とはいえギル様にとっては結構重大なイベントがありましたからねえ。話にだけ聞いていた元恋人、そのご当人が再び目の前に現れたのですから。なにせギル様が顔はいい癖に浮いた話がまるで持ち上がらないのも元を辿ればこの女性との別れ話に行き着いてたんですよね。彼女自身の夢もあったとはいえ、ギル様としても諦めきれず、かといって母妃の妨害も考えれば他に相手も見つからずというところだったわけで。本人を目の前にしてうだうだしちゃったわけですが、でもそんな態度はらしくなかったですよね。ギル様はやっぱりサド気質を感じさせるくらいに暗黒王子面をしていないと。ラストのシーンも、そんな感じでぐいぐい引っ張ってルゼをたじたじさせるくらいのペースになってたのがよかったんですよ。

ルゼは今のところは聖女様が第一でありギル様は二の次というところではありますが、これがどんな過程で変化していくのかなと思うと楽しみですよね。今の、むしろ女の子をときめかせるくらいの紳士ぶりを発揮する女騎士という姿もまた捨てがたいのですが。

ともあれ何度も書きますが、次からが本当に楽しみと、そう言える話でした。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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