2013年11月03日

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者(3)

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3 (講談社ラノベ文庫) [文庫] / 榊 一郎 (著...
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3 (講談社ラノベ文庫) [文庫] / 榊 一郎 (著); ゆーげん (イラスト); 講談社 (刊)

サッカーをサッカーたらしめているものとは何か? 細かいルールはあれこれあるんだろうけど、それらをすべて把握している人なんてそんなにいないはずであって。ということは、こういう状況設定さえあればたいていの人はサッカーだと認識するという条件があるはず。それは何か。2つのチーム、それぞれ11人の選手、キーパー以外は手を使わず主に足で蹴ってボールを相手のゴールに入れて点を競う、というくらいかなあ?

そんなわけで、今回のお話は、エルダント帝国の人たちにスポーツ物の面白さを理解してもらうために実地に体験してもらおうという話でした。まあスポーツ物って、マイナーな競技でもなければ読者側にもルールの共通認識があることを前提にして話が進められていきますからね。ルールもわからず楽しめというのは、できないわけではないけど競技以外の点で楽しみがないと難しいところですよね。そんなわけで体験してもらう流れになるのですが……、そうして繰り広げられるのがサッカーってなんだっけ状態のとんでもサッカーですよ。異文化交流って難しいですねー。とかしみじみ言ってられたらいいんですが、あれは、慎一ならずともサッカーの定義についての哲学的な考えに思いを馳せそうになる光景ですよ。そもそもこっちの世界に魔法なんてないから魔法禁止なんてルールも当然ないんだけど、そうなるとあちらの世界ではじゃあガンガン使っちゃおうとなりますよね。世界の法則から違うと、ありえなかったはずのプレースタイルが生まれるものというというか。あちらは魔法があるのが当たり前の世界なので、そもそも魔法を使っちゃダメなんて考えに至ることがないのでしょうが。加えて、ルールブックは配っていたとはいえ、事前にこちらの世界の人間が見本を見せるわけでもなく、プレーのお手本をマンガやアニメに任せてしまっては、まあやむなしの展開だったでしょうね。その辺の、どこかとちってるんだけどなんだかんだで面白い方向に転がっていくのが楽しいんですよね。

あと、ガリウスのアレはネタなのかガチなのか。個人的には……ありな気がしますね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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