2013年10月22日

詐騎士(4)

詐騎士〈4〉 (レジーナブックス) [単行本] / かいとーこ (著); キヲー (イラスト)...
詐騎士〈4〉 (レジーナブックス) [単行本] / かいとーこ (著); キヲー (イラスト); アルファポリス (刊)

ギル様ついに歴史に名を残すの巻。まあね、まあ、ギル様はやればできる人だと思ってましたよ。その気になればあれくらい朝飯前でやってのける人だと思っ……てたわけないじゃん! 何の気なくあんなことさられた日には、開いた口が塞がらないよ!! そりゃあ魔術の腕が立つのは知ってましたよ? でもね、でも。ものには限度ってものがあると思うんですよ。誰があれほどやれと言いましたか。領主なんか頭抱えちゃったじゃないですか。泡吹いて倒れたって驚きませんでしたよ。まったく、後先を考えないものだから。これだからギル様は性質が悪いんですよ。

などと理不尽な八つ当たりめいたことを書いてみましたが、まあ本当のところは笑い転げてましたね。さすがギル様、獅子は兎を狩るにも全力を出すものですよね。たとえそれが小手調べのつもりで、実際はオーバーキルどころじゃない天災級の被害をもたらすことになったとしても。いくら術の相性がよかったからって、初セッションでハッスルしすぎじゃないですかね……。ともあれこれでギル様も晴れて危険人物もとい英雄の仲間入りですよ。あそこまでやられると親も若干持て余し気味な雰囲気を感じますが、それでも栄転を決めてくれたんだから文句を言っちゃいけませんよね。ええ、いけませんとも。名目だけでなく騎士の中枢に身を置くことになるんですから制服がダサいとか、これは嫌がらせなんじゃないだろうかとか、そんなことを考えるのは不敬というものですよ。そうそう、こちらとしても、そんなギル様を笑うなんて、そんな失礼なことはもちろんしませんとも(笑)

ちょっとネタにしすぎた感もありますが、まあギル様はこの程度でへたばるようなやわな神経はしてないので、変な遠慮は無用でしょうか。ぜひまた何かネタもとい話題を提供してほしいものです。

作中でいじられてる感はむしろラントちゃんが飛び抜けてる気もしますが、まあ彼もけっこう割り切ってるところあるというか、むしろ軽く保護者面してきてないかなとか思えるところもあるので遠慮なく可愛がられてる様子をにまにましながら見つめているのではありますが。というかこの辺はむしろラントちゃんとかをかわいいかわいい言ってるルゼがかわいいというか。3巻読んだ時は違和感ばりばりだったルゼの女の子姿をいつの間にか自然に受け入れている自分がいて驚いたり。とはいえそれもそのはずというか、口調は変わってますが中身は特に変わってないですからね。腹黒さが薄くなったような気もしますが、それは今回そっちの見せ場が少なかったというだけで。酔ったときにちらりと垣間見えたりしましたが、あれは素なのか酒乱なのかよくわからなかったり。

そして終盤になって話が大きく動き出したように思いますが、これはまだこれからということで。続きを楽しみにしたいですね。最後の数行だけ見るとそういう展開なんだろうかとか考えてしまいますが、まあ読んでみてのお楽しみということにしましょう。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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