2013年10月14日

町民C、勇者様に拉致される(2)

町民C、勇者様に拉致される〈2〉 (レジーナ文庫) [文庫] / つくえ (著); アズ (イ...
町民C、勇者様に拉致される〈2〉 (レジーナ文庫) [文庫] / つくえ (著); アズ (イラスト); アルファポリス (刊)

単行本で読み進めていくつもりでしたが、もう文庫版も出始めているようで。レジーナは文庫化が早いですね。それはさておき。

そうか、この主人公はまわりの超人たちにツッコミ入れてるつもりでありながらその実ひたすらボケ倒している格好なんだな。始原の勇者とのやりとりで露呈したわけですが、ただのモブキャラを自認していたはずが神子なんて特別な役割を課されちゃったことから降りかかる厄介ごとからひたすら目を逸らそうと、あっちへこっちへ思考を飛ばしまくってる様子はまさにツッコミ必須のボケ倒し状態ですよ。そんな取り留めもない頭の中とはいえ、普段は地の文にしか現れないから勇者も神官も何もつっこまないのですが、始原の勇者のような相手の思考を読んで話をするタイプのキャラになると、すぐに脱線しようとする彼女の考えを本来向かうべき方向に導くのにさんざん苦労させられることになるのですよね。なかなかじっとしててくれない小さい子を机につかせて勉強させるようなものでしょうか。本題よりも脇道に反れそうな思考の軌道修正にかけてた時間の方が長かったような気もしたり。あの始原の勇者にはもう本当にお疲れさまでしたというしかないですね。

今回、勇者と神官の見せ場があまりなかったように思うのですが、裏返せばそれほどに神子と始原の勇者を中心に話が進んでいたということで。まだ絶賛進行中というか、ようやく予兆だけでなく現実に問題が起き始めたという段階で、どうなることやらとしか言えなかったりするのではありますが。

とはいえこの町民C改め神子って、自己認識としてはまだモブキャラのつもりだけど、この世界においては結構重大な役割を担わされてるようなんですよね。いい加減認めちゃえばいいのにというところですが、これがきっかけになったりするんでしょうか。あと、町民Cだの神子だのに象徴されるように、このシリーズの主要なキャラって固有名詞がないですよね(自分が忘れてるだけではないよね?) この辺は童話的な作り物めいた雰囲気を感じさせるところでもありますが、何か意味があったりするのでしょうか?
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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