2013年10月13日

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫) [文庫] / 野村 美月 (著...
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 (ファミ通文庫) [文庫] / 野村 美月 (著); karory (イラスト); エンターブレイン (刊)

タイトルからある程度想像はできてましたが、いかにもコミカルな雰囲気のお話ですね。とはいえまあまあ面白いお話で。

開幕10ページ程度でタイトルのタイトル通りの流れになってるスピード展開ぶりで、そこそんなにあっさり流しちゃっていいんですかと思ったりもしましたが、その後からようやく物語が始まりますという感じなので、むしろそこは一応やっとかないとくらいのノリで済ませちゃってもいいところではありますか。

それはともかくとして、王妃さまがかわいくていいですよね。ドジっ子ぶりを刷り込まれた上で実は結構すごい人だったのかもと思いきややっぱりドジっ子なのねというあたりが、第一印象を裏切らなくて素敵ですね。人妻であることに加えてこの残念ぶりですからね。これだけでもなかなかポイント高いですが、ときどき漏れ聞こえてくる情報からして彼女どうも異世界漂流者としか思えないんですよね。異世界ファンタジーで主人公も異世界人な中で、今のところとはいえただ一人の異邦人ときましたよ。しかも出自は現代日本。これだけ濃いキャラを惜しげもなくサブ(少なくともメインではなさそう)に配置するあたり他にも色々と設定が詰め込まれていそうで。事実、今回掘り下げられたキャラとそうでないキャラといましたが、後者の中にはあからさまに色々ありそうなキャラもちらほらいますからね。しばらくはそれらの掘り下げで話が進むことになるのでしょうか。

今回特にスポットが当たったのは聖羅だと思いますが、彼女について気になるのはやはりシャーロックが思ったところのグリンダとの類似点についてですね。似ているがゆえに彼女を思い出させられるところであり、そんなグリンダと接してきたうえでの後悔を清算するようにして聖羅に認めてもらったようなところもあり。劣等感とかなんやら抱えているとはいえ、やっぱりシャーロックもグリンダを慕ってたんでしょうかね。ただ、類似点に思いを馳せているところが多かったように思いますが、完全に同じであるとも思えなくて。今回影がちらついてたので結構すぐに再会するのかもしれませんが、聖羅と同じようなつもりでグリンダと接しようとすると痛い目見そうな予感もしたり。

あとは、竜樹くんの生真面目純情少年ぶりはかわいいですねーとか、アニスの萌え語りは楽しそうでなによりですとか、そんな感じで。竜樹くんは第一王子として肩ひじ張りすぎてるくらいなのがむしろ好印象なキャラなのですが、その純情が向かう先がどうしてそうなった的なことになってるのが残念感を醸し出してるというか。アニスは初対面で大事なお客さん相手に腐萌え語りを始めちゃう辺り残念な人なのですが、あそこまで楽しそうに語られちゃうとむしろ清々しくていいですよね。カプについては結構オーソドックスなところなんじゃないですかねということで。そこをあえて逆にしてみるのもよくあるような気もしますが。

一点。出会い端からの双子の王女さまからのいたずらは、序盤からいきなり心折りにかかってくる一撃だったように思うんですがどうなんでしょうね。半ば読み流してなかったらあれでやられてたのではなかろうか。不意打ちで恥掻かせにくるのはやめていただきたい。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 02:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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