2013年09月22日

密やかな紅 華嫁は簒奪王に征服される

密やかな紅 華嫁は簒奪王に征服される (シフォン文庫) [文庫] / 葉月 エリカ (著); ...
密やかな紅 華嫁は簒奪王に征服される (シフォン文庫) [文庫] / 葉月 エリカ (著); 野田 みれい (編集); 野田 みれい (イラスト); 集英社 (刊)

サブタイトルからして、無理やり迫られて……という話かと思ったらそんなことはありませんでしたね。最初から好き合ってるというか、むしろそういうプレイだったというか。最中の描写を読んでる段階だとあまりそういう印象は受けなかったのですが、そう言われると妙に納得してしまうところがあるので困ります。

それにしてもこの二人なかなかいい関係ですよね。ツンデレ姫と下僕の主従ということで、形の上では下剋上になってるわけですが、二人きりのときはもとの主従のようなやりとりがなされてて。女性上位の主従萌えとしてはたいへんいいもの。体を重ねる時は主導権がほとんど逆転してるわけですが、「男子の本懐」とか口走ったりと央玖が残念な感じになってるので、あんまり上下を感じさせないような気もしたり。それに璃杏も、下僕だった央玖に責められるというシチュエーションを悦んでそうなのがまたなんともいえない艶めかしさを醸し出していて。

とはいえそれも、言われるまでは気づかずに、恋人に体を重ねるという未知の快感を教え込まれる流れの文章の気持ちよさとかわいらしい絵の色っぽさだけで楽しんでいたのですが。というかそれだけで十分に楽しめていたのですが。ときどき央玖が璃杏にいじわるをして、初めは翻弄されていたもののそれに気づいた璃杏が赤面しながら怒ってみせたりするのがとてもかわいかったり。まあその央玖のいたずらがくだらなくて残念な感じだったり。そして開発されていくうちに璃杏がだんだん積極的なところを見せるようになってくるのが、それはもう可愛くてたまりませんでしたね。そんなに煽ったらそりゃ央玖さん獣のようになってしまいますよというくらいで。

連作短編形式でしたが、最後の章のネタは、なんだか本当にくだらなくて笑ってしまいました。でもそこがまた、作者さんもあとがきで書いてるように、ノリノリで書いてるなあこれと思えて楽しかったところでもありまして。

とにもかくにも、エロもネタもよろしの一冊でございました。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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