2013年07月03日

ようこそ、古城ホテルへ(2)私をさがさないで

ようこそ、古城ホテルへ(2) 私をさがさないで (角川つばさ文庫) [単行本] / 紅玉 いづ...
ようこそ、古城ホテルへ(2) 私をさがさないで (角川つばさ文庫) [単行本] / 紅玉 いづき (著); 村松 加奈子 (イラスト); アスキー・メディアワークス (刊)

リ・ルゥはさすが、人を顎で使うのが板に付いてるなあ。何かあった時なんかに、ピィだったら慌てふためいちゃってるところを、ともあれクイッとやってるイメージ。この辺、人に傅かれてきた王女様としての育ちの影響が大きいのでしょうが、リ・ルゥ自身のまっすぐな性格の表れであるようにも思えたり。というのも彼女、マルグリットの女主人としての責任感の抱き方や、今回ピィがさらわれた時の怒りの表し方を見てても、他の仲間たちと比べて一番ストレートにそれを発しているんですよね。他の子たちがそうじゃないのかというとそんなことは全くないのですが、彼女の場合は誰よりも他人の意をはばかることなく純粋に自分の気持ちを表現しているんですよ。その分、彼女の思いの強烈さが伝わってくるんですよね。ジゼットやフェノンのような、闇の世界を知る人々に比べると凄味では劣るところもあるのですが、まっすぐであるからこそ鋭く響くこともありますね。そんなリ・ルゥであるだけに、女主人としてなすべきことはまずぶらさないし、ピィやヘンリーちゃんがバタバタしてたら問答無用でビシッと決めたりもする。他に率先して指示を出しそうな人がいないということもあるのでしょうが、いきいきして見えて、様になってますね。次回もまた、きびきび務めを果たす姿が見たいところです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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