2013年04月23日

ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常

ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常 (電撃文庫) [文庫] / 榊 涼介 (著); きむ...
ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常 (電撃文庫) [文庫] / 榊 涼介 (著); きむら じゅんこ (イラスト); メディアワークス (刊)

ミリタリーネタですか。ノベライズなせいか、第2弾であることも加わってか、設定をある程度わかってること前提みたいに話が始まってて戸惑うところもあったのですが、『シュヴァルツェスマーケン』みたいな感じなのかなとイメージしながら読んでいくとすぐについていけるようになりました。ただ、「生体ミサイル」等の言葉は、ミサイルという言葉に機械的なものを感じてしまうせいでうまくイメージできなくて苦戦してます。まあビジュアルイメージは、ノベライズならではの難所なのかもしれませんが。

少年兵の招集とか結構やばい国情になってるような気もしますが、それほど悲壮さを感じなかったのは、戦闘よりも仲間内でバカやったりするつかの間の日常が話の主軸だったからでしょうか。いくつもカップルがいてくれるのが個人的には見所でしたね。人当たり柔らかな好人物である速水と堅物世間知らずな才女である芝村ペアを筆頭に、というか速水って主要キャラ皆から好かれてるようなので誰と組ませても面白そうな。主人公を一人だけがっちり据えるとしたらこいつですよね。

一本気な剣術少女である壬生屋と遊び人な軽薄男である瀬戸口のペアもまた捨てがたい。こういう組み合わせは鉄板ですよね。遊び人な男が一途な女の子に惹かれそうになってる境目辺りの葛藤はよいものです。

けどなにより破壊力が高かったのは、クールなお姉さま的キャラである原と過去に色々抱えていそうな小隊司令である善行のペアですね。原というキャラは、単体で見ても、初登場時の壬生屋との会話からしてちょっといやみっぽくてとっつきにくいキャラなのかなと思わされたりもしましたが、こういうキャラこそ堅い表の顔の下の愛嬌あるところが見えるとギャップがすごくいいというのの典型なんですよね。だから、一見近寄りがたいけど知るほどにぐんぐん面白くなってくるタイプというか。そして、周囲にあまり弱みを見せない彼女のお相手が小隊司令というのは、やはり頼りになる人なのかと思いきや、善行さん彼女に弱み握られてるようでなんかヘタレキャラっぽくなってるんですよね。でも善行相手だと原のクールなイメージがどんどん崩れていって面白い。なかでも日記の破壊力ときたら、最後の一言だけでもうなんか満足できちゃいます。

その他にも色んなキャラがいて、それぞれ面白そうなところもありますが、その辺はシリーズ読んでいくうちにおいおい楽しんでいければなということで。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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