2013年04月19日

不埒なマリアージュ 略奪の王子と祝福の姫君

不埒なマリアージュ―略奪の王子と祝福の姫君 (マリーローズ文庫) [文庫] / 仁賀奈 (著)...
不埒なマリアージュ―略奪の王子と祝福の姫君 (マリーローズ文庫) [文庫] / 仁賀奈 (著); 中川 わか (イラスト); コスミック出版 (刊)

ベッドシーンの描写がすごくいい感じでした。おざなりでもなくいやらしすぎもせず、ゾクゾクとした快感を覚えながら読んでいける感じでしょうか。場面場面を集めたものではなく一続きの話になっているのでヒロインの心情の移り変わりも自然に受け入れられるし、むしろそうした過程の出来事として描かれるベッドシーンは、だからこそにたっぷりと書かれてるにも関わらず過度のいやらしさを感じさせない描写になっていたんじゃないでしょうか。こういうのって、ムラムラしてないときに読んだ方が楽しめる類のお話だと思うんですよね。ティーンズラブに求めてるものの一つはこういう雰囲気なんですよ。それにしてはエロ色が濃い目に思えましたが。まあストーリーがストーリーなので。気弱なくせに変なとこだけ頑固なヒロインが押しの強いヒーローに押されて次第に蕩かされてく話なのでエロチックになっていくのはやむなしですが、これはこれでいい感じでございました。

しかし、あとがきを読んでみると、確かにヒーローがどんどん残念なイケメン化していくもいいものですねと思わされたりするもの。求婚の言葉がアレだったあたり相当早い段階から残念なオーラを発してた気もしますが、その後さらに残念化を進めてしまうんですよね。ベッドシーン中いい雰囲気になったと思ったらいきなり空気台無しにする発言して一人ギャグ時空を発生させかけたりとか。不覚にも笑ってしまったのが悔しい。あんな下ネタで……。それはそれとして、ラストになるとバカップル化してすっかり残念な感じに仕上がっちゃってるんですよね。もう殿下の呼び出しは呼び鈴じゃなくて壁ドンでいいと思います。真っ昼間から仕事放り出して何してんだ的な意味で。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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