2013年03月15日

9S<ナインエス>(11)  true side

9S(ナインエス)〈11〉true side (電撃文庫) [文庫] / 葉山 透 (著); ...
9S(ナインエス)〈11〉true side (電撃文庫) [文庫] / 葉山 透 (著); 増田 メグミ (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)

あれ、このシリーズってこんなラブコメばりにニヤニヤさせられそうな展開を入れこんでくる話でしたっけ? 絶妙な雰囲気にしてやられましたよ。グラキエス関連でもどんどん事態はやばそうな方向に展開してるというのに、読後の印象といしてはそちらの方がより強く残っているという。だって、事情があって会ってはいけないなんて由宇の方から闘真を遠ざけちゃうようなめんどくさい関係になってるわけだけど、それでも気持ちの上ではお互い好き合ってるわけだから、互いの思考や言動に対してついついそういう補正をかけて読んでしまうのは仕方ないというものです。闘真は、拒絶されたとしても許されるまで何度も会いに行く以外の手段を知らない、ヘタレの名残を感じさせる不器用なキャラに。由宇は、意識しないように努力しても闘真のことになるとムキになってしまう素直じゃないキャラに。ラブコメ的にすごくおいしい関係になってると思いますよ。特に由宇の態度が。ツンデレはやはりいいものですね。

ツンデレといえば、マモンと八代一のコンビもよかったですね。生死不明の状況になってた相手のことを心配し合ってたっていうのに、無事がわかるとマモンは途端に口が悪くなったり、八代はマモンを子供扱いしたり(それはもともとか)、それで余計にマモンの機嫌が悪くなったりとか。この二人の掛け合いもすごくいいですね。

という感じで、ツンデレの話しかしてませんが、二年半ぶりでも十分納得できる面白さではありました。グラキエス編とでも呼べるのかというこの一連の話も少しずつではありますが核心に近付いている気がしますね。とはいえグラキエスの巨大さを前にするとラストの由宇のセリフに重なる感想を抱いてしまうところではあります。しかし由宇がこんなセリフを口に出すというのは、やっぱり闘真が危うく殺されそうになりながらもすぐそばで支えてあげないとダメですかね。もしかしてそこまで先を読んだツンデレ的な(ry

このシリーズに一番望むことといえばやっぱり刊行ペースのアップですかね。クレールの件については、ちょっとやそっとのことで驚いてたらきりがないのが遺産技術なので、当面は判断留保というところで。忘れてしまわないうちに次の巻が出てほしいところです。


posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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