2013年02月10日

銀の竜騎士団 恋するウサギは密猟禁止

銀の竜騎士団 恋するウサギは密猟禁止 (角川ビーンズ文庫) [文庫] / 九月 文 (著);...
銀の竜騎士団  恋するウサギは密猟禁止 (角川ビーンズ文庫) [文庫] / 九月 文 (著); 明咲 トウル (イラスト); 角川書店(角川グループパブリッシング) (刊)

隊長、すっかりウサっ娘成分が足りないとイライラするようになってしまってたのね……って、展開早いなー。確かにこのウサギさん、実は王女だからって一従士としては相当無茶するしかなり手の掛かる子だったとは思いますけど、3巻にしてもう側に置いてないと不安だとか世話を焼かされてないと落ち着かないなんて思うまでになってしまったのね……。こうしてみるとグレンの言う親譲りという評価も頷けるものがありますね。でも、1巻を確認してみると作中世界ではルーシェが入隊してからもう5カ月ほど経っているみたいなので、それくらいあればこんなものですかとも思えたり。少なくともルーシェの両親の馴れ初め話よりは驚きは少ないですね。

話のメインは当然ルーシェと隊長がどうなっちゃうのーというところではあるんですが、そのサイドで描かれてるお隣の帝国との情勢も気になるところですね。前の巻ではあとがきの作者に同意したくなるような可愛い皇子様が登場しましたが、今回はそのすぐ上の皇子さまが登場と。前回ローレンシア侵攻を計画していた皇子であり、今回の話から窺える思想もいかにも対外強硬派なんですが……言動が軽いというか陽気というか飄々としてるというか。ふらっと敵国に出かけて商人の一人として国境の城で炊き出し頬張ってたりとか、自由人過ぎる。黒竜隊隊員であるルーシェを相手にしても物怖じしないどころか、なんかもう目がキラキラしてそうなくらいに無邪気なんですよね。でもこれで皇子としてもテキトーな性格かというと全然そんなことなくて、むしろその無邪気さがそのまま征服欲になったりしてるから侮れない。なまじフットワークが軽くて楽観的だからどんどん侵攻に向けた手を打ってくるという、ローレンシア側としてはなんとも頭の痛い皇子さまだこと。

そんなこともありましたが、隊長がウサギさんに対する独占欲を発揮しだしたことを思うとやっぱりこの二人の進展にこそ期待がかかるところでして。紆余曲折無ければこのままもうゴールまでということも考えられますが、団長の懸念する所はまだ残ってますし。というか、まだルーシェの身代わりやってるって誤解が解けてないんですよね。これが後回しになるというのはちょっとややこしいことになりそうな気がしたり。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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