2013年01月31日

そして花嫁は恋を知る 緑の森を拓く姫

そして花嫁は恋を知る―緑の森を拓く姫 (コバルト文庫) [文庫] / 小田 菜摘 (著); 椎...
そして花嫁は恋を知る―緑の森を拓く姫 (コバルト文庫) [文庫] / 小田 菜摘 (著); 椎名 咲月 (イラスト); 集英社 (刊)

この巻もまた終盤がいいなぁ……。互いの美点を知っているから、それを踏みつけにする悪口が許せない。そんな関係を築きつつも結ばれるはずのなかった二人が、当事者として事件に巻き込まれた末に結ばれる。良いロマンスでした。

特に終盤のイシュトファルのヒーロー度の高さがお気に入り。決意が固まったクライマックスで告げられる言葉がいいですね。

疎まれての婚姻なのかと、当初は端々から気乗りのしていなさが感じられたエリスセレナが、将来の国母としての認識から行動するようになっていくのも好感が持てます。ロマンスで政略結婚ときたら恋愛に期待が向いてしまうものではありますが、そもそも政略結婚って二つの家を結びつけるものなんですよね。新郎新婦だけにとどまることではなく、両家の全体にも関わってくる出来事でもあるわけで。どうしたら両家のためになるだろうかと、ヒーローとの恋愛未満のやりとりと並行してそんなことを考えてる様子は、いいなあと思うものがあるのです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。