2012年08月24日

カンピオーネ!〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜 第六話 「王たちは話し合う」

「護堂、霊視の巫女を救い出すべく東欧より来る魔王のもとに赴き、東欧の魔王、護堂に遊戯を提案するのこと」

解説は原作者の解説へ。感想はテキトーなノリで。

護堂とエリカがヴォバンが根城とした某図書館に入り、ヴォバンの権能が呼び出した死せる従僕たちと闘いながらヴォバンのもとに向かう場面。ここで、エリカが護堂に「何かが見える?」と問う場面がありましたが、ここなんだったんでしょうね。その後の説明もないし、ちょうど原作も手元にないのでよくわからないのですが、カンピオーネの直観が知らせる危険がないかとでも尋ねていたのでしょうか?

バトル的には護堂は溜めのターンですね。見せ場的にはエリカが中心の回だったでしょうか。まつろわぬ神やカンピオーネの陰で隠れがちですが、エリカも実は相当の使い手なんですよね。あくまで人間の魔術師としては、ですが。それを改めて認識させてくれるにはいい回。その結果としてヴォバンが一目置く使い手たちであったところの従僕たちはエリカにばっさばっさと薙ぎ倒されていくことになってましたが、エリカの活躍の場だもんなー仕方ないよなーというエリカ至上主義を発揮してみる。

護堂とヴォバンの話し合い。これ、最古参の一角であるヴォバンとほやほやのルーキーである護堂とでは、格の違いから対等に行うのは難しいんですよね。当初、ヴォバンも内容的には対等な対価交渉に思えても、態度としては護堂を格下として軽くあしらうような姿勢を隠そうとしてませんし。護堂はそれにまんまと乗せられて感情的になっているのですが、その流れをうまく変えたのが、サルバトーレ・ドニが護堂の盟友であると述べたエリカの発言。ヴォバンが原作にて言うところによると、カンピオーネ同士の関係は互いに同盟するか、敵視しあうか、全く無視するかのいずれかであるとのこと。ここでエリカは、護堂とドニが同盟関係であると言い、護堂を「ただのルーキー」ではないと知らしめたわけですね。かつてヴォバンから獲物を奪った小癪な小僧であるドニと同盟関係にあると教えることは、護堂を敵対するに値する、軽々しく扱うわけにはいかない存在であると思わせたのですね。あとは何か駆け引きをするでもなくそのまま対決方向へ一直線となるわけですが、護堂側が対価が用意できるでもなし、話し合いで解決できる問題ではないですからね。要は、護堂が勝てばいいのだ、と。最古参のカンピオーネ相手にそんな方針で押し通すエリカの自信はどこから来るんだとも思いますが、「闘争を好む」魔王同士、似合いの決着のつけ方ではありますね。周囲に及ぶ被害は、必要な犠牲ということで、シカタナイデスヨネー。とはいえ、ゲームという形式になったのはヴォバンの余裕の証。結局、護堂は舐められてるわけですね。しかしヴォバンを護堂と対決する気にさせたのは紛れもなくエリカによる「話し合い」の結果ということで、渉外方面にも持ち合わせる能力の片鱗を見せてくれましたね。

護堂がヴォバン侯爵と戦おうとする理由、「困ってる友達を助けたい」。のちにはこれに「(自分の)女」なんかがつけ加わったりしますが、この理由はその後もぶれないんですよね。人類のためとか、見知らぬ困ってる人のためとか、そういうののために戦う人ではないのです。自分の身内にちょっかいかけてくる奴がいるから戦う。護堂さんという男はつまり、そういう人なのですよ。そこが彼の魔王らしさの一つなのですよね。

ヴォバン侯爵にいきなり前回のアテナ戦の決め手となった白馬の権能発動。最初から全力でぶっ飛ばす護堂だが、ヴォバンはそれを人狼化し丸呑みしてしまう。こういうただ強い技をぶっ放せば勝てるわけじゃないというのがまつろわぬ神やカンピオーネの戦いの油断できないところですよね。神話には様々な出来事が描かれており、また神話中における神々の関係もさまざま。これだけじゃ何言ってるかわからないと思いますが、つまり権能にも相性があるということなのです。白馬の権能は、ヴォバンの有するとある権能のもととなった神格の前に無力化されてしまったわけですね。原作でこの該当シーンを読んだ時の絶望感たるやいかばかりだったか。ちなみにヴォバン侯爵、これまで見ててもわかると思いますが、今回祐理が霊視したオシリス神の他にも何柱もの神の権能を簒奪しています。その解説については、次回にでもしてくれることでしょうということで。有する火力最大の権能が使えなくなってしまった護堂は巻き返しを図るべく一時撤退することになるのであった。

という感じで、バトルをすげえと思わせてくれるように演出をもうちょっと頑張ってほしいなーというところですが、足りない部分は自分の脳内で補えばいいのだという考えが浮かんできて、それでいいのかと悩んだり。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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