2012年02月23日

時を止めて (作者:藤崎悠貴)

時を止めて

とうとう完結しちゃったかー。ノクターンで読んでる中で一番好きな話だったのでちょっと寂しい。

この作品の魅力を一言で表すならエロいということ。ノクターンなんだしエロいのは当たり前だろうと思うかもしれませんが、いくつか読んでる中でもこの作品のエロさは群を抜いてました。どう違うのか自分でもよくわかりませんが、エロ小説というより官能小説といった方がいいのではないかと思えるくらい。ひたすら濃密なシーンの数々はとにかく素晴らしかったです。

話のあらすじとしては、「時を止める力を持つ指輪を手に入れた少年・前園靖彦。その力を使ったときから、平平凡凡だった靖彦の日常は変わり始める。異性との夢のような交歓、ヤクザからの「仕事」の依頼。多くの出会いに流されるがまま、靖彦はセックスに満ちた生活を送り行く」という感じか。なぜかデビル17のことが頭をよぎったので少しパロってみました。まああれです、セックス&バイオレンスなデビル17からバイオレンス要素を抜いたような話とでもいいましょうか(1巻しか読んでないので正確な例えじゃないかもしれませんが)。ともかくセックス中心なわけですが、文字数に比例して登場キャラ(♀)が多い。ひょんな出会いや「仕事」関係やらであちこちで女性と関係を持つわ持つわ。両手で数え切れないほど。しかもそのほとんどが一度きりの出番ではなくその後も顔を出したりするし描写もしっかりされてるので影の薄いキャラがいない(ただし男を除く)。そのため今回はどのキャラが出るのか、どんなプレイになるのかともう毎話毎話楽しみでしかたなかったです。

逆に言うと、濃密なR18シーンのためにそれ以外のストーリーの展開が薄味だったのが残念といえば残念だったでしょうか。個人的に本編完結からエピローグに当たる話の中間があれば、セックスと「仕事」のボリュームでバランスがとれてさらに面白いものが読めたと思うのですが。まあでも、あのエピローグを読んだらそれでもいいかと思えてしまったんですよね。六宮に抱いてた敬意を思うと色んな気持ちが込み上げてきて胸がいっぱいになったりもしたので。それに、もう少し続いてほしかったと思えるくらいで終わるのがすっきりした終わり方なのでしょう。

なにはともあれ、筆力のある作者さんなので注目していきたいところ。既に連載中の次作も楽しみに読んでいきたいです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Web小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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