2011年10月30日

歴史物の好き嫌い

個人的な好き嫌いの話になるんですけども歴史を題材にした作品となるとなまじ好きなジャンルだけに厳しい目線で読んじゃうからなかなか楽しめる作品に出合えないのが困りもの。ラノベにありがちな軽いノリの掛け合いがダメとか論外もいいところな気もするんですけどそこはそれ。一読者の贅沢というもの。

美少女武将に感じる不満は、その設定だけで色モノにしか見えなくなるとか多々あるんだけど、一番は老いの否定になるのかな。美少女武将って美少女というだけあって皆若々しいんだけど、老いは醜いって言ってるようでいただけない。むしろ刻まれる皺とともに増していく円熟味に歴戦の将の貫録が感じ取れるようになってきたりするのがいいなぁと思うわけですよ。

無双シリーズなんかに感じる不満は、俺TUEEE主人公に抱く不満に近いところがある。隔絶的な強さって、そんな人間離れした能力を持たない「その他大勢」を「要らない人たち」にしちゃうんですよね。でも、そんな背景と同化してるような要らない人たちの働きもあってこそその世界は成り立ってるわけで。そういう人たちの存在意義を過小に貶めることは、その人たちを侮辱するにも等しいんじゃないかな、と。

信長の野望に最近感じだした不満は、狭小な戦記物ラノベに感じる不満に近い。それは政治の軽視。どうにも戦術レベルでの陣取りに終始してる気がするんですよね。それはそれでいかにも戦乱の世界らしい気もするんですが。でもなんで戦争しまくれるだけの国力が簡単に整っちゃったりするのか(もしくは何もしなくても勝手に整ってたりするのか)。見せ場は少ないにもかかわらず文官が優秀すぎないかと思えるんだけど、加えてそれ以前に政治の効果ってそんな一朝一夕に現れるものだっけ。

という感じに考えていくと、むしろ何が残るんだってくらいに読める本がなくなっていく。ラノベにも大河小説と言えるような作品があると嬉しいんだけど、さすがに難しいか。というわけで、戦争だけに囚われない戦記や、少年マンガのようなアクション主体で史実っぽい舞台のお話あたりが狙い目になるんだろうか。後者を異世界舞台のファンタジーというところまで範囲を広げれば結構ラノベでもありそうな気はしますね。あとは、ラノベからは少し外れるかもしれないけど海外の堅めのファンタジーにも期待をかけてみたり。

以上、つらつらとなんでもない話。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 02:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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