2011年07月10日

墜落世界のハイダイバー 2

墜落世界のハイダイバー2 (角川スニーカー文庫) [文庫] / 六塚 光 (著); オサム (...
墜落世界のハイダイバー2 (角川スニーカー文庫) [文庫] / 六塚 光 (著); オサム (イラスト); 角川書店(角川グループパブリッシング) (刊) bk1はこちら

シリーズ2巻。要はアッシュと同じくシュマルカルデン大公のエージェントなり、神護と可憐は地上のとある村の世話になっていた。離れ離れの三人だが次の異邦人の転移に際して再び一つ所に集まることになり――という感じのお話。

うへぇ…。この展開はきつい。精神力がガリガリと削られていく……。なんという悲惨な体験だろうか。ただでさえいきなり転移させられた異世界で大切な人に迷惑ばかりかけているという負い目を感じていたところに、不当な迫害を受け、簡単に失われていく命ばかりを見せ続けられる。しかも様々な要因から自らの力で抗おうとすることすら許されず、かといって目を逸らす暇もなく惨劇は目の前で繰り返される。なまじ一思いに殺されてしまわないだけに、これは想像を絶する責め苦だ。死以上のむごたらしい体験だと言っていい。こんなの耐えきれるはずがないよなぁ。神護・可憐サイドはひたすらエグい展開ばかり続くのがつらい。まあ好きなんですけどね。ゾクゾクきましたとも。あれで完全にキレててくれたらパーフェクトでしたが、十分に素晴らしいブラックな展開がいただけたのでホクホク気分でございます。今後とも彼らからは目が離せませんね。

神護たちは言わずもがなですが、要も着々とイセス・メリアの常識に染まってきてますね。今のところ元の世界に帰る方法はないとはいえ、最終的にどちらの世界に居場所を据えることになるんでしょうね。まあ要なら今回いきなり帰れなかったとしてもなんとかなるようにと稼ぎ口を探し出すあたりかなーり堅実なタイプのようですし、どちらでもそれほど困ることはないんでしょうけど。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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