2011年07月10日

カンピオーネ! [  受難の魔王たち

カンピオーネ! 8 受難の魔王たち (集英社スーパーダッシュ文庫) [文庫] / 丈月 城 (...
カンピオーネ! 8 受難の魔王たち (集英社スーパーダッシュ文庫) [文庫] / 丈月 城 (著); シコルスキー (イラスト); 集英社 (刊) bk1はこちら

シリーズ8巻。今回は挿話集ということでバトルなしで日常よりの大人しめの展開。ただし、それでも存分に面白さを堪能させてくれるのがこのシリーズのすごさである。

前回の確変状態にてハレムを完成させたかに見えた護堂だが、彼の実力を持ってすればあの程度でとどまるわけがなかったという。いやむしろ、エリカやリリアナたちその主要メンバーたちが喜々として受け入れ拡大体制を整えようとしているではないか。護堂さんの女殺しぶりの凄まじさは言わずもがなのレベルであるが、それに加えて彼女たちまで本腰を入れて拡大方向に動き出すとなるとそのキャパシティはもはや計り知れない。世界最大の魔術集団(構成員は護堂以外全員♀)とか、そんな突拍子もない規模までも普通にもってっちゃいそうでこわい。魔術師と一般人が護堂ハレムの一員っぽく普通に団欒してる風景とかもちらほら見え始めてるし、要するに今回も順調に拡大中なのであったと。しかしあと5,6回の開き直りって、まだそれだけの変身を残していながらこの現状、やはり護堂さんはぱない。むしろどこまで行ってくれるんだろうかとワクワクさせられる。けどその未来はアレなんですよねw(鷹化がなんであんなにしょっちゅう秋葉原にいるのかという疑問は脇に置く)

今回一番主人公然としてたのはどう考えてもアレク。神さまと戦ったり神話・伝承の調査をしてみたり、もしかするとこれまでの護堂よりもずっと主人公らしかったかもしれない。プリンセス・アリスとの憎まれ口を叩き合いながらの会話なんて今の護堂ハレムではお目にかかれないユニークな魅力ですよ。まあ護堂さんにとっては将来の通過点の一つに過ぎないのかもしれませんが。しかし、彼は案外学者肌の人だったんですねえ。彼の行動の動機を辿るとだいたい好奇心に行きつくんじゃないか。自前の魔術結社を作って賢人議会と競ったり、聖杯を探していたづらに欧州の魔術結社や魔王たちを刺激したりと、結構見栄っ張りで血の気が多いようにも思えるけど根は同じとみた。あえてグィネヴィアと敵対する道を選んだりする辺り神殺しらしさを見せてはいるけれど、現状で護堂とはそんなに馬が合いそうにはないかな?

紙幅の都合でカットされたというその他のネタもおおいに関心をそそられるものばかりなので、機会があれば書いてほしいところですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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