2011年07月10日

爆麗音‐バクレオン♫‐ 5

爆麗音-バクレオン- 5 (ヤングジャンプコミックス) [コミック] / 山田 秋太郎 (著)...
爆麗音-バクレオン- 5 (ヤングジャンプコミックス) [コミック] / 山田 秋太郎 (著); 佐木 飛朗斗 (原著); 集英社 (刊) bk1はこちら

マエストロがもはや顔芸の域に到達してらっしゃる……w そしてこの男の周りはどうしてこうもドロドロした人間関係ばかりが出来上がってるのか。まあ老いてなお欲望を剥き出しにしてる人だからなぁ。回想としてちらっとしか触れられてないけど当時は相当な修羅場になったものと思われる。が、まあそういうの好物なのでおいしく頂きました。しかし、憎しみを掻きたてて奮起を促すというのは、従順な教え子ばかり求めていたマエストロだけど案外ピッタリな育て方なんじゃなかろうか。こういう憎たらしい老人は次代のホープが引きずり下ろしてこそ面白くなるのですよ。

それにしても、このマエストロも然りだけど道夫のところもそうであるように、権威や伝統というものの傍には常に醜悪なものが配置されているのですね。醜い部分を一カ所に凝集させるからこそ観衆の目には美しいものだけが映ると、そういうことでしょうか。それとも伝統と腐敗は不可分ということなのか。いずれにせよその醜さは化物のようであるというか、ある種怪物じみている。乗り越えるなら相当に厄介なものなんだろうけど、この作品としてはそれは主題ではなさそうな気がするのでそれほど気に留めなくてもいいのかも。

そしてバンドのメンバーはやはり落ち着くところに落ち着いたわけですが、顕君は加わらないんだろうか。まあ歩夢と烈の二人が揃ってどっちから言いだそうともじもじした挙句にせーので同時にいっしょにやろうと同じセリフを飛び出させてたシーンで今回の萌えポイントはしっかり稼げてたのでいいのですが(なんの話だ)。それはともかく、演奏シーンの高揚感というものは聴衆がいなくてもやはりすさまじい。演出の妙なのでしょうが、歩夢と烈を中心に生み出され他のメンバーが加わることで増幅される興奮と熱狂の渦がこちらにまで伝わってくるようであり、読んでいるだけでトランスしたような気分にさせられる。これにさらに聴衆が加わるとどうなってしまうのか、ライブシーンが非常に楽しみである。


posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 07:15| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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