2011年07月01日

翼の帰る処 上

翼の帰る処 上 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-1) [単行本] / 妹尾 ゆふ子 (著)...
翼の帰る処 上 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-1) [単行本] / 妹尾 ゆふ子 (著); ことき (イラスト); 幻冬舎 (刊) bk1はこちら
「過去を視る」力を持つ帝国の史官・ヤエト。病弱な彼は、赴任先の北嶺で地味な隠居生活を送ることを夢見ていた。しかし、政治に疎い北嶺の民に悩まされ、さらには北嶺に太守として来た勝気な皇女に振り回され休まる間もない。だが、北嶺を知るにつれ、ヤエトはこの地に帝国の秘密が眠ることに気づいていく…。歴史の光陰が織り成す壮大なるファンタジーロマンの扉がいま開かれる――。
ヤエトのキャラがすごくいいなー。隠居生活を送ることが夢っていう厭世的なところがすごく共感できるんですよね。仕事も最小限度の範囲でテキトーに手を抜いてこなしたいんだけど、周りが頼りなさすぎるからなんで自分が思いつつも病弱な身に鞭打ってでも頑張らざるを得ないという。いや世の中はかくもままならないものでありますかと、怠け心がくすぐられまくってたまらない。おかげでこの上巻ではまだストーリーが動き出したようには思えないんですけど、それでもすごく楽しめてしまったという珍しいシリーズ。ここからどんな展開になっていくんだろうと思うとわくわくします。

とりあえずはヤエトと皇女がキーになりそうですね。とはいえ、結構な年の差。ヤエトの見た目は若づくりだけど、普通に親子ほどの年の差があるんですよね。そんな二人の間にロマンスは期待できるのやらできないのやら。いずれにせよまだヤエトは皇女のことを子供扱いしたままなんですよね。皇女の方はヤエトに認めてもらいたくてちょっとムキになってるきらいもあるっていうのに。やはり立ちはだかるは年の差の壁か。皇女から悩みを打ち明けられてもあまり真剣に取り合ってないように見えて、いやそこはもっと親身に話に付き合ってあげましょうよとつっこみを入れたくなってしまったり。あんまり大事には関わりたくないっていう心理もあるのでしょうが、この先そんな冷めたヤエトの心を熱くさせる展開が待ってたりするのでしょうかね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 01:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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