2011年06月13日

タザリア王国物語  黒狼の騎士

黒狼の騎士―タザリア王国物語〈2〉 (電撃文庫) [文庫] / スズキ ヒサシ (著); あづ...
黒狼の騎士―タザリア王国物語〈2〉 (電撃文庫) [文庫] / スズキ ヒサシ (著); あづみ 冬留 (イラスト); アスキー・メディアワークス (刊) bk1はこちら
 運命の悪戯でジューヌ王子と入れ替わってしまったジグリッド。生来の賢さでジグリッドは巧妙に皇子になりすます。
 一方、黒の騎士ファン・ダルタは過去の妄執に囚われていた。ジグリッドがいない喪失感に蝕まれる騎士。そんな彼を救ったのは、ジグリッド本人であった。ジューヌ皇子に光を見た騎士は、彼がジグリッドであると確信する。それは信頼し合うものの再びの邂逅であった。
 だが、運命はジグリッドに平穏を与えはしなかった。タザリア王クレイトス急逝。それとともに暗躍を始める貴族たち。ジグリッドと黒の騎士は、自らのために戦うことを決意するのだが!?
シリーズ2巻。
今回も公式のあらすじがこの巻のほとんどすべての内容を丁寧に紹介してくれてます。誰が考えてるのかはわかりませんが、ここまで見事にやられると引用するしかないですね。

内容的には1巻に引き続きやはりリネアですね。

 2巻です。リネアです。いじめっ子です。
 今回も彼女の陰湿ないじめに期待していたので、そうなっているといいなという気分でした。
 でもなんかだんだん陰湿な女の子からジグリットにメロメロな女の子になってきてるような……。
 しかもちょっと恋する乙女風の……。
 き、気のせいですよね。うん。
 それにジグリットには、相変わらず歪んだ愛情表現をする女の子です。
 平気でいじめっ子の立場も利用しますからね(それもどうだか)。
 (以下略)

作者のあとがきをパロってみたり。なんかすいません。しかし、ほとんど見せ場なんてなかったはずなのにこのありさまである。もうリネア様しか見えない。

ファン・ダルタと再び心通わすシーンでは失ったと思われたものを少しずつ取り戻しつつあるんだなとほっこり。なにせジューヌとしての生を歩み出したジグリッドときたらよくそこまでできるものだと呆れてしまうほどの慎重さでしたからね。ジグリッドとしての過去は取り戻せないのかと危惧されたほどだったのでじーんとくるものがありました。けど、それで心休まる暇もなく慌ただしく訪れるのはクレイトスの死。いずれ来るとは思っていたけど、もう来てしまったんだなぁと。失った味方のすべてを取り戻す以前に迎えることとなってしまったこの難局をどう凌いでいくことになるのかと思うと前途はかなり不安ですね。とはいえ、貴族たちとの揉め事でさっそくお坊ちゃま育ちではなかったからこその呵責ない処置をとることもできる辺り、厳しい立場でもけっこう図太く立ち回っていけるキャラなのかも。

完全に誤解から行き違いになってるナターシは、これ一体どうなってしまうんでしょうね。もうすっかり誤解で済ませられないレベルにまで至っちゃってる感があってすごく危険な香りがするんですが…。うーん、ジグリットの前途は多難である。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。