2011年06月09日

海上のミスティア  道化師と恋に落ちた騎士

海上のミスティア道化師と恋に落ちた騎士 (一迅社文庫 アイリス り 1-4) [文庫] / 梨...
海上のミスティア道化師と恋に落ちた騎士 (一迅社文庫 アイリス り 1-4) [文庫] / 梨沙 (著); 凪 かすみ (イラスト); 一迅社 (刊) bk1はこちら

シリーズ2巻。戦場での無力さに自信をなくしながらもミタスたちに励まされミスティアを続けていく決意をしたエダ。ルナティア号に乗り航海を続けていたある日、双子の姉弟が編入生として入学してきて――という感じのお話。

ロウェン回ですね。気にくわないと思ってたエダを献身的に看病されたりしてる間にいつの間にか好きになってしまったロウェン。1巻で乱暴な言動が目立ってたけど、そんな過去があったのなら納得。そしてそうとわかるとかなり丸くなったものだなとも思えたり。というか、エダへの恋を自覚してからの彼は確かに頭でも打ったのかしらという言葉に同意したくなる態度の変わりようですが、ラブコメ的にはここから本格参戦。ときどき溢れる想いを止められなくなって他のミタスの方々から殺気のこもった制止を受けてますが、それはお約束。さりげなくいい雰囲気になってもたし、ぶっちぎってると思われてたライ兄さまがやらかしてる間によきライバル役となってきた感がありますね。今後白熱してきそうなエダ争奪戦の展開が楽しみ。というか、ライ兄さま、常に自分を見失わない人だと思ってましたが、好きな人の看病中にクラッときてしまうとはいけない人ですね。

あと、クラークの変態ぶりはとても…残念です。こんな変態につきまとわれたらそりゃ逃げますよね〜。そしてすかさず団結するミタスの皆さんのこういう時のチームワークもさすがですw

ミスティアとしてのエダは今回、一歩どころか二、三歩一気に前進した感がありますが、そこに至るまでにはまたしても心を傷つけなければならなかったんですね。初陣で自らの不甲斐なさを痛感させられたことから真剣にミスティアとしての勉強を積み重ね、敵船を目の前にしても頭が真っ白になってしまうということはなくなったエダ。けれども先の戦場での悲惨な現実が頭にこびりついて離れてくれないわけで。頭の中では敵船攻撃の的確な指示が浮かんでも反射的に戦闘回避の指示を出してしまう。そのままではいけないとわかっていてもその癖は治らず、ついに最悪の形で問題が発生してしまう。つい数カ月前までは箱入りのお嬢様だったエダだけど、そうでなくてもこれはかなりこたえますよね。その傷をばねにまたミスティアとしての覚悟を決めれたように見えますが、このままだともう少しで心が折れてしまいそうで心配。次の巻がけっこう重要なターニングポイントな気がしますがどうなることやら。


posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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