2011年06月04日

お・り・が・み  外の姫

お・り・が・み 外の姫 (角川スニーカー文庫) [文庫] / 林 トモアキ (著); 2C=が...
お・り・が・み 外の姫 (角川スニーカー文庫) [文庫] / 林 トモアキ (著); 2C=がろあ〜 (イラスト); 角川書店 (刊) bk1はこちら

シリーズ第3巻。記憶を失い行方不明になったみーこを拾った勇者・長谷部翔希。みーこの消滅を目論む神殿教会から逃れるべく魔人組織ゼピルムを頼り逃亡を図るも神殿教会に見つかり一大決戦が行われる――という感じのお話。

この巻辺りから面白くなってくると聞いてましたが、確かに格段に面白くなってきました。神殿教会や魔人たちもそのトップクラスの人たちが次々登場しだしたことで一気にスケール感もアップしてきましたし、なにより『ミスマルカ興国物語』でも出てきてたキャラが何人か出てきたのがテンション上がりました。ああ、あのキャラはここで初めて出てきたのねと。なまじどういう人かある程度わかってるだけに猫を被ってるのを見るとニヤニヤしてしまいました。

いやそれにしても、今回もまた覚醒って感じでキャラが変わってしまった人物が。のほほんとしてたキャラが突然の豹変するときのあのゾクリとくる感じがたまりません。しかもこのシリーズでの豹変はここまですべて悪としての変貌なので心を鷲掴みにされたかのような感覚に陥る。これは癖になります。しかもそうして見せつけられた鈴蘭の力たるや半端ない。これが魔王候補の力か、と思ったら実は名護屋河の力なのであって? ということは、そもそもが魔王候補だのなんだの言いだしたのは預言者あたりなのかなーと考えると、もしかしたら今までのことは全部あの魔人に踊らされたようなものだったのかとも思えてきておそろしい。

というか、カラーの見開きイラスト見たらもう神殿教会にしろゼピルムにしろ魔殺商会にしろどれが正義でどれが悪の組織かわからなくなってしまったんですが。なにあの赤色率の高さ。むしろ全部悪の組織っぽいんですが。

しかし、たぁくんの地位はどんどん低下してきてますね。バカっぽい小悪党から諦観からくる冷めたキャラに変わってしまいふとした拍子に心の傷を窺わせるものだから、さらにかわいくなっちゃってて悶えること。しかもそんな感じでとっつきにくいキャラになってしまったはずなのに、それでもいじられキャラとしての定位置はキープしてるから可笑しい。強くなっても相変わらずのいじめられっ子属性を発揮し続ける鈴蘭以外もうたぁくんより立場が下の人っていなくなってるんじゃ…。本来の形とはいえとうとうみーこにまで下克上されてしまいましたし。というかあのかちこんって実は相当やばいものだったんですね…。こわいこわい。まあなにはともあれペットなたぁくんもかわいいよということで。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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