2011年05月25日

プリンセスハーツ  両手の花には棘がある、の巻

プリンセスハーツ―両手の花には棘がある、の巻 (ルルル文庫) [文庫] / 高殿 円 (著);...
プリンセスハーツ―両手の花には棘がある、の巻 (ルルル文庫) [文庫] / 高殿 円 (著); 香代乃 (イラスト); 小学館 (刊) bk1はこちら

シリーズ第2巻。ルシードの北方遠征中、愛妾候補として名の挙がっていたオルプリーヌが花嫁行列を引き連れ王宮にやってくる。ここから、アンジェリー中を危機に陥れる“愛妾事件”が幕を開け――という感じのお話。

気付かずドラマCD付きを買ってしまった…。結局聴いてませんが、それはさておき。

おお、遠征中のルシードのなんと凛々しいことでしょう。さすがは遊牧民たちを武力で束ねる王ですな。けど、一度王宮に戻るとまたいつものヘタレぶりなのが微笑ましい。最初に立派な王様らしいところもあるんだと思わされるシーンがあっただけに、王宮で執務やら女性関係やらにわたわたする冴えない王様ぶりが余計に可笑しい。のびのびした環境でならすごいのに。たぶん王位に着くまでは誰もこんなヘタレになるとは思ってなかったんだろうなー。政治には向いてない人だけど、パルメニアを打倒した後はどうするんでしょ?
それとこの男、王宮の外では果敢な決断で危なげなく敵を征伐しているにもかかわらず、王宮ではツンデレになってるのも可笑しい。オルプリーヌと一晩をともにしてしまった翌朝のジルとの食事でなんと言っていいかわからずもじもじとしてる様子とかなにあれ可愛いんですけどw おまけに嫉妬しろよと逆切れして見せたりとか、それなんて夫婦漫才ですか。ジルもジルでやけ食いなんかしでかしたりしてるし、お前らもう結婚しちまえよ!(もうしてるけどな!)

恋に目覚めたリドリスの頑張りようもなかなかにいいですね。次に会う機会があるかすらわからないんだけど、そのときのために日々の努力は怠らない。それくらいしかすることがないとはいえ、倦むことなく地道な積み重ねを続けていける姿勢には頭が下がりますわ。まだルシードほどの凛々しさは取り戻せてないけどかなり健康的になっちゃってまあ。イケメンは一日にしてならずってやつですか。ヘタレなルシードとは対照的だなとも思ったけど、素質は同じなだけにルシードもその気になれば化けるのかもしれませんね。その気になれば。

さてもまたいとおかしき陰謀劇になりぬ、とかなんとか思ってたら気になるところで次回へ続くようで。気になるぞー。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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