2011年05月18日

オイレンシュピーゲル 壱  Black&Red&White

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オイレンシュピーゲル壱 Black&Red&White (1)(角川スニーカー文庫 200-1) [文庫] / 冲方 丁 (著); 白亜 右月 (イラスト); 角川書店 (刊) bk1はこちら

近未来、国際都市ミリオポリスを舞台にミリオポリス憲兵大隊所属の特甲児童、涼月・陽炎・夕霧たちが街の治安を守るためにドンパチやるお話。

富士見の『スプライトシュピーゲル』の方は既に4巻まで読んでしまってるんですが、そういえばこっちがまだだったなということでぼちぼち読み進めることに。

うん、やっぱりこのシリーズは面白い。可愛らしい少女たちが主役でありながらもハードなアクションの連続。あっけなく人が原型とどめないくらいになって死んでいくし、主役の少女たちにしてみても手足が吹っ飛ぶとかよくあること。けれど、そんなグロテスクなシーンもハードアクションの世界を作り出す一つの要素にしか過ぎない。これはどこまでも凶悪犯罪の頻発するミリオポリスでもいっとう危険な事件に立ち向かう話なのです。

スプライトの方でわかってはいましたが、改めて読んでみてもおそろしい街ですねここは。刃物持って銀行強盗なんて可愛く思えてくる事件が頻発していらっしゃる。スプライト同様1巻はキャラ紹介メインなので相手が軍隊まがいの圧倒的な戦力を投入してくる事件はまだ起きてませんが、それでも軍隊並みの戦力を有していなければ対抗できないような事件がわんさか起こること。武力で以って武力を制圧する。このド派手なアクションは爽快感抜群ですよ。

さっきから比較してばかりですが、スプライトとの違いを挙げるならば、あちらのチームにはまだ明るく華やかな雰囲気があったのに対して、こちらのチームは不良少女ばかりというか心に欠落を抱えた者ばかりなせいか泥臭く、終始くそったれなノリがつきまとう。けど、涼月にしろ陽炎にしろ夕霧にしろ、どれほど希望を信じていなかろうが暗い過去を背負ってようが精一杯もがいて戦う姿はかっこいいんですわ、これが。

和気藹藹とまではいかなくとも信頼関係で結ばれた彼女たちが次に立ちはだかる一大事件でどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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