2011年05月10日

ぼくと彼女に降る夜  デッドエンド・ランナー〜滅亡に向かう者

ぼくと彼女に降る夜 デッドエンド・ランナー~滅亡に向かう者 (富士見ファンタジア文庫) [文...
ぼくと彼女に降る夜  デッドエンド・ランナー~滅亡に向かう者 (富士見ファンタジア文庫) [文庫] / 八街 歩 (著); 深崎 暮人 (イラスト); 富士見書房 (刊) bk1はこちら

シリーズ第6巻。エリザベートに勝ったナイトたちだったが、ついに〈神〉の指令を受けた五星竜の〈炎〉と〈剣〉と真っ向からぶつかり合うこととなる。また、『異』の魔宴参加者にして〈天才〉サクラリスがナイトの友達になりたいといって接近してくるのだが――という感じのお話。

相変わらずバトルは熱い。むちゃくちゃなスピードで強さのインフレが進んでるような気もするけど、とにかく勢いがある。少年マンガを彷彿とさせる熱いバトルは爽快の一言。

前回同様『最強』が裏で大活躍な展開にはテンション上がりましたが、どう見ても1巻時より桁違いに強くなってます。まあでもそれでこそ最強といわれる程の者といった強さになってきたので無問題。カラー口絵からテンション上がること上がること。

そして初登場のサクラリスは……またそっち系なのか! ナイトってそっち方向にモテるタイプなのかしらん。そりゃ、ヨルでなくとも不安になってきますわ。それはさておき、サクラリスの喋り方はいちいちまわりくどいということでしたが、確かにあれは普段話し相手がいないがゆえの口数の多さでしょうね。こいつが友達になろうと言ってきたのを断ったのも、人付き合いになれぬがゆえに的外れな方向の論理を展開されて戸惑ってしまったというのがナイトにとっては大きそうだったんですが、ヨルの方は見下されてるようでいやだと言うただそれだけの理由で却下ですか…。相手のペースに巻き込まれるのはダメで自分たちのペースで引っ張れたらオッケーってあなたそんなところで我を張ってどうするんですかと。

ヨルの父とサクラリスは似ているという話もあったけど、そうかな? どちらも凡人の気持ちなんて理解できないっていうところは共通してるようだけど、サクラリスはまだ凡人なんて目に入れようとすらしてこなくて、それに対してヨルの父は理解しようとした末に不可能と判断した末に理解を放棄してた感があるんですよね。彼らほど異質の天才になると凡人なんていうのは異世界の人間みたいなものだろうからなあ。でも、いきなりは理解できなくても興味を持ち同じ時間を過ごしていくことで、異なる言葉や価値観を理解し合うかのようにお互いわかりあうことは可能だと思うんですよね。サクラリスはこれまでそういった努力をしてこなかったんじゃないかと見受けられますし、可能性は十分ありそう。ナイトという初めてそれなりに興味を持てる凡人と出会えたわけですし。まあ裏ではだいぶ凡人かどうか疑わしくなってきてもいますが。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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