2011年04月26日

魔砲使い黒姫 十八  生命の樹

魔砲使い黒姫 18 (ジャンプコミックス) [コミック] / 片倉・狼組・政憲 (著); 集英...
魔砲使い黒姫 18 (ジャンプコミックス) [コミック] / 片倉・狼組・政憲 (著); 集英社 (刊) bk1はこちら
大和姫を開放するために必要な絶対剣・大和旋龍の完成を前に、神族・夜叉姫に命を奪われた黒姫!! 最愛の零を救う戦いは潰えてしまうのか!? そして世界の命運は!? 愛を懸けて戦う黒姫の涙と感動の完結編!!

シリーズ完結巻・・・だけど、全体的に駆け足になってるのは否めないよなあ。もっとバンバン大ゴマ使って2巻分くらいにしてくれてたら、もっと感動的になったと思うんだけど・・・。終盤に来てのナ、ナンダッテー的などんでん返しの連発も、そのせいで展開追うだけで精一杯になってしまうところもあって、いまいち楽しみきれた気がしないんですよね。これだと、むしろコミックスを待つよりも連載を一話一話追ってた方が感慨もひとしおだったのかもしれないと思えてきますね。いまさらそんなこと言っても仕方がないのですけども。

まあでも読み返してみると、二人がこの土壇場でうだうだ遠回りばっかりしてたのも、対論の潰し合いみたいなものだったのかもしれませんね。自分たちの愛は実を結ぶべきものではないという零と、そんなことはないという黒姫による、平行線上のやりとり。一つまた一つと逃げ道を潰してやることでお互いの立ち位置をすり合わせようとする、根気の要る作業。けれども、ここまでのわだかまりができてしまったからにはしなくてはならない共同作業。そうして自らの命すら惜しまぬたやりとりの末に救われる零の心。ようやく実を結ぶ二人の愛。どこまでもストレートな愛の話だよなあ本当に。これこそがこのシリーズを愛する理由。本当に、いいものですわ。

それにしても、この巻で一番かっこよく見えたのが鬼丸ってどういうことやねんw まあ確かにこれまで何度もかっこいいところを見せてくれてた熱血純情オヤジではあるけどさ。もっと黒姫がかっこよく見えるシーンもほしかったよ。背中合わせで堕悪零の前に登場したシーンは、それはもうキタ――!!って感じでテンション上がりましたけど、それを上回るシーンが……ほしかったです……。

そして最終巻らしく登場キャラはかなりオールスター的な感じ。丸子坊朗とか、お前どこから湧いて出たって言いたくなるくらいひょっこり現れて大事な役回りを担ってましたよね。抜け目のない奴だ。そして箱舟の案内人的に登場した少女。このキャラもどこかで見たことあるなと思って既刊見返してみたら・・・夜光姫だと!? マジかよ…。もしかして2巻以来の登場じゃないの? このキャラ見ただけで懐かしい気分になってテンション上がっちゃったじゃないですか。


とまあそんな感じで、大好きだったこのシリーズも遂に完結かー。5年以上はまり続けてきたことを思うと感慨深いですね。月ジャン時代は毎号追いかけて、月ジャン休刊時はどうなることかと冷や冷やさせられましたが、その後もweb連載で続きが描かれると知った時のホッとしたことといったら。それも今回こうして終わりを迎えてみると、なんだか寂しさがこみ上げてきますね。数年来の親友との別れの日を迎えた気分。まあなにはともあれ、忘れられない作品であることは間違いないです。片倉先生お疲れ様です。素晴らしい作品をありがとうございました。また次の作品にも期待させていただきますとも!
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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