2011年04月19日

ハーフボイルド・ワンダーガール

ハーフボイルド・ワンダーガール (一迅社文庫) [文庫] / 早狩 武志 (著); バーニア6...
ハーフボイルド・ワンダーガール (一迅社文庫) [文庫] / 早狩 武志 (著); バーニア600 (イラスト); 一迅社 (刊) bk1はこちら

「だから俊紀君……ちゃんと、責任取ってくれるよね」
ずっと好きだった幼馴染からの突然の告白。けれど身に覚えのない俊紀はただただ途方に暮れるばかり。偶然その場を目にしてしまったミス研会長の佐倉井綾ともに身の潔白を証明し、真犯人(?)を探すことになったのだが――という感じのお話。

♪BGM「ねとられた」えだぴよ(feat. 巡音ルカ)

いきなりネタばれっぽいですが、気にしない気にしない。
それはさておき、インパクトとしては良くも悪くも出だしがすべて。犯人(?)も中盤くらいまで読めばだいたいの予想がついてしまったため、ミステリードラマを謳う割にそっち方面でもあまり楽しめず。こういってしまうと完全に色モノのようなんですが、でもこれそんな一発ネタの話じゃございません。

寝取られた揚句にいいように利用されかかって、けれども相手が相手なだけに真っ向から突っぱねることもできずにうじうじする男の子のお話。ええ、こういうの好物ですとも。都合よく利用されてるっていうのはわかってる、高校生としてはヘヴィーな未来しか待ち受けないだろうってこともわかってる。でも・・・という葛藤。もう崩れかけてしまっているというのに、それでもさらに突っかかることで余計に関係がこじれてしまうことをおそれて遠回りばかり重ねて堂々巡りを思考。わかっていても自分からは言い出せない度胸のなさ。とっても素敵です。そのくせ、容疑者(?)に一方的に逆上したりとか、問い詰められると結局自分の好意を認めてしまうところなんて実に可愛らしいですよね。しかも大半は佐倉井さん任せで解決させちゃって、俊紀本人はといえば美佳から決断を迫られたときに自暴自棄になって襲おうとしたりなんかして。どうしようもないクズですね。だから好き。最終的にはちょびっと成長が見受けられるのが残念と言えば残念ですが…。ちっ。佐倉井さんめ、余計なことを・・・。

美佳については、よくもまああんな重大な決意ができたものだなあという気もしますが、それ以前にもっと気をつけましょうよってことで。
これくらいぼかした言い方ならセーフ、かな?


posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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