2011年04月11日

百花繚乱 巻ノ伍

百花繚乱 巻ノ伍 (HJ文庫) [文庫] / すずきあきら (著); Niθ (イラスト); ...
百花繚乱 巻ノ伍 (HJ文庫) [文庫] / すずきあきら (著); Niθ (イラスト); ホビージャパン (刊) bk1はこちら

宗朗たちは大坂城で天草四郎と対峙するも捕らえるには至らなかった。再び彼らと相まみえる時に備えて対策を練る柳生道場の面々だが、折しも巻き起こった世界金融恐慌の煽りを喰らい資金が底をついてしまう。なんとか金策を付けるべく幸村はメイド喫茶を開業することを提言して――という感じのお話。

メイド喫茶て・・・。3巻終盤からシリアス方面でいい感じになってると思ってたらこれだよ! そういえば普段はこんなノリのシリーズでしたね。4巻は最後までシリアスな終わり方だったので、今回は最初から突然おバカなノリに戻ってて慣れるのにちょっと時間が掛かってしまいましたよ。まあこういうノリの時にはひたすらniθさんのムッチリとエロス漂うイラストを楽しむことに徹しているので、こんなでも構わないと言えば構わないんですが。

というか、佐助ェ・・・。まさかこいつまで剣姫になってしまうとは・・・。だってこいつ、猿だぜ? あだ名とかじゃなくてそのものの猿だぜ? 偶然の出来事だったとはいえ、宗朗の契約方法が方法であるだけにうん、まあ、その、なんだ・・・。やっぱり宗朗にはケダモノの称号を受け入れてももらうしかないと思うんだ。さすがにこんな偶然がそうそう重なることはないと思いたいんだけど、千姫との契り然り今回の十兵衛さん然り、バリバリのラブコメ体質であるところの宗朗のことだから剣姫バージョンの佐助が再登場する展開もないとは言いきれないのが恐ろしい。

降って沸いたような剣妃騒動については、千姫が言うように、現状有力なのは十兵衛・千姫・幸村あたりになるんだろうけど、宗朗が心許してるのってぶっちゃけ十兵衛くらいですよね。千姫からは逃げ回ってるし、幸村は子供扱いしてるし。まあ十兵衛も手が掛かる妹のように思ってるみたいですけどね。それでもときどきその場の雰囲気に流されそうになってるところなどは、さすがこの男、ケダモノである。

あとは、ニアの扱いがだんだんただのやられ役っぽくなってきてるのが気になるかなー。義仙亡き今、慶彦配下の唯一の剣姫としての意地を見せてほしいところなんだけどな。まあ今回は風呂場でのやりとりがかわいかったのでよしとするか。というか、あの場面は本当になんで帽子かぶったままだったのさ。つっこまれることなんてわかりきってたのに。謎である。それに、その謎の茶目っ気は宗朗の前で見せればいいのに。勿体ないことをする人である。

1冊まるまる通したおバカなノリに懐かしさを感じたりもしましたが、でもやっぱりシリアスが恋しい。天草四郎との本格対決局面への突入を待つしかないのかな?
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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