2011年04月09日

修羅の門 第弐門 1

修羅の門 第弐門(1) (月刊マガジンコミックス) [コミック] / 川原 正敏 (著); 講...
修羅の門 第弐門(1) (月刊マガジンコミックス) [コミック] / 川原 正敏 (著); 講談社 (刊) bk1はこちら

それは忘れもしない昨年の8月のこと。とあるニュースがtwitterより漏れ伝わってきたとき、私はそれはもう狂喜乱舞してしまいました。あの『修羅の門』が14年の歳月を超えて連載を再開するというニュース。私自身はリアルタイムで読んでいたわけではないので14年間も待ち続けていたわけではないのですが、それでもあそこで終わりだと思っていたこの作品の続きが再び読めると聞いて、ファンなら涙を流して喜ばない者がいるでしょうか。ましてや私にとってこの作品は中高生時代のバイブルといってもいいほどの愛読書でした。コミックスで31巻あった既刊も何度読み返したことかわかりません。私の価値観にも重大な影響を与えていると言っていいでしょう。特に、物語におけるアクションというものはこれこそがあるべき理想の姿であるとは今も信じており、この理想像に反することを理由として嫌っている人気作品すらあるほどです。それほどに強い思い入れを持っている作品、一度は完結とされた作品の続きが再び描かれる。それに対してははちきれんばかりの期待もありましたが、やはり一抹の不安はありました。昔はあれほど入れ込んでいたとはいえ、あれから何年もたち、すっかりラノベ読みに転向し私の好みもかなり変わってしまったように思っていましたから。けれど、第弐門として再開された今巻を読んでみると、これがやっぱり面白いんですよ。少し前からまた読みだしている同作者の海皇紀でもアクション面を楽しめていたのでおそらく大丈夫だろうとは思っていましたが、あらためて実物を読んでみると、ああ、俺はまだこの作品を楽しめるんだなあと。この作者の作り出す絶妙な間と、なにより陸奥の戦いを、楽しめるんだなあと。かつて既巻を読んでいたときの思い出とともにかつての熱狂が心の奥底からまざまざと蘇ってきて、そのうち胸がいっぱいになってしまいました。もう感無量ですよ。

内容について全く触れずになに関係ないことばっか書き散らしてんだって感じですけど、この昂った気持ちを一旦どこかに吐き出してやらないと、もうおかしくなってしまいそうで。
そしてこれは言わずにはおれません。
川原先生、また続きを描き始めてくださり本当にありがとうございます。
もう一度走り続けた先にどんなゴールを見せてくれるのか、今から楽しみで楽しみで仕方がありません。

以上、まえがきでした。


物語的には第四部完となったあのラストから2年と10カ月。杳として消息のしれなかった陸奥九十九ではないかと思われる人物が日本格闘技界に現れるところから始まる。

ケンシン・マエダとの戦いの結果はわからないけど、再び現れた九十九はやっぱりどこかおかしい。戦ってる様子を見ていても久しく遠ざかってた実戦の感覚を取り戻すかのような、まるでリハビリをしているかのような戦い方だし。壊れてるというのは一体どういうことなんだろうな。この巻だけではわからないことだらけだけど、わからない時には舞子の言葉が一番頼りになるもの。とりあえずはそういうことなのかなあ。不安な出だしですね。

そのほかいろいろ気になる要素がたんまりありましたが、さしあたってすぐに関係してきそうな気がするのは不破の名前の登場。当人は否定してましたが、それでもこの名前には反応せざるをえません。陸奥九十九の復帰戦を飾る相手があの不破。これが本当なら相当に熱い闘いになるのは必定で、嫌が応にも期待が高まろうというもの。

この巻自体は前哨戦といったところで終わっているので盛り上がりとしてはそれなりでしかなかったんですが、次の巻に向けてボルテージの高まりは十分。次回は一体どんな闘いを見せてくれるんでしょうね。

とにもかくにも嬉しさ爆発のシリーズ再開。気長に追いかけていきたいですね。


posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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