2010年12月13日

本日の騎士ミロク 1

本日の騎士ミロク1 (富士見ファンタジア文庫) [文庫] / 田口 仙年堂 (著); 高階 聖...
本日の騎士ミロク1 (富士見ファンタジア文庫) [文庫] / 田口 仙年堂 (著); 高階 聖人 (イラスト); 富士見書房 (刊)

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俺、剣バカのミロクはバイトをクビになって困ってたところ、ジルサニア王国騎士団に入団することに成功。式典で見かけたジェルメーヌ姫の美しさに衝撃を受けたまま、「赤目隊」に入ることに。ところが、ウサギの隊長ビスマルクや同僚の豪快アーニィ、不思議ちゃんフェリサといった変な奴らにしごかれるうち、ジェルメーヌは超ガサツな少女ジュジュと知ってガックリ、帯剣はダメと言われ大憤慨。さらに国外へパシリを命じられた俺はブチ切れて――!?という感じのお話。

うーん、評価が難しいですね。剣の腕を活かせると期待に胸躍らせていたにもかかわらず肩透かしを食らったミロクの葛藤が、結局はぐらかされたまま1巻が終わってしまったようでどうもすっきりしない。一応剣を使う場面はあったし、それ以外の雑用の中にも価値を見出しつつあるようだけど、剣バカとしてのミロクは結局否定されたままなんじゃないでしょうか。主人公のプライドというか信念というかが捻じ曲げられたままというのは読んでて気分がいいものではないですね。なんにせよ、2巻でこの点がどう扱われているかで自分の中での評価が決まると思います。

そればかり気になっててその他のシーンの印象があまり残らなかったのですが、かろうじて言及できそうなのがジュジュでしょうか。兄が窮地に陥ったと知らされたときにポロっと漏れ出したジュジュの素顔はすごくかわいかったです。あんなふうに懇願されたら断れる人なんてまずいないでしょうね。普段はガサツで好き勝手に振る舞っているように見えるんだけど、なにより国のことや民のことをとても大事に思っているところなど、言動と本心のギャップに気付かされるとかわいさが倍増しますね。

そういえば、ミロクや妹のコニーがジルサニアに流れてくることになった事情などもこの巻では触れられていなかったし、気になりますね。それに、赤目隊の面々は皆知れば知るほどいい奴に思えてきそうな予感がするので、とりあえず2巻も読むだけでも読んでみたいです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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