2010年09月13日

殺×愛 7  ―きるらぶ SEVEN―


殺×愛7―きるらぶSEVEN (富士見ファンタジア文庫)

殺×愛7―きるらぶSEVEN (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 風見 周
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 文庫


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来夏を失ったヒソカは滅びを受け入れようとしていた。だが、必死に街を守ろうとするサクヤの姿、来夏の残した手紙をきっかけとして、ヒソカの心は氷解する。そして、ヒソカはサクヤともに卒業式の日を迎える――という感じのお話。


とうとう完結巻。前の巻の来夏のインパクトが強すぎるせいで感動の、とまではいきませんでしたが、いい終わり方でした。サクヤエンドは当初からの既定路線だったとはいえ、いくつもの波乱を乗り越えた末にここに至ったことを思うと、ただただよかったなぁという言葉しか出てきません。思えば、ヒソカも昨夜も1巻のときに比べるとはるかに人間らしい表情が見られるようになって、それだけでも二人の変化には目を見張るものがあります。来夏やその他多くのクラスメイト達と必死に生き抜き、何人もの仲間と死に別れたりもしながら、その中で紡ぎだされた二人の恋の物語はとても輝いて見えました。その二人だけではなく猿渡夫妻はじめ高天原先輩など、あんな世界でもあきらめずに生きる人々すべての姿がとても眩しかったです。

エンドロールについては、個人的にはこれもありかなと。なんというか、ゲームのファンディスク的な? 傷つきながら恋をしなければいけなかったヒソカなので、最後の最後でちょっとくらい良い目を見てもいいのかなと。

そんな感じで、とても印象深いシリーズでした。思い出すだけで色々と余韻に浸れます。シリーズ通してオススメできますね、これは。数年前の作品ですが、読んだことない人はぜひ一度読んでみるべき!


最終巻まで読み終わった後でこの曲を聞くと感動もまた一入。

若干ネタばれコメも混じってると思われるので未読の方はコメ非表示推奨です。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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