2010年08月07日

]の魔王

お遊びで切り貼りしてみたのですが、あらすじ代わりのつもりです。これだけでどれほど伝わるか・・・。
サムネ^01.png



これはよかった。魔王と王女と勇者が織りなすファンタジーなんだけど、この1冊の中に収められてるストーリーの密度が濃い。それなのに終わってみるとあれはまだ序章に過ぎなかったのかなと思わされて、とにかく期待のシリーズですね。これはオススメです。

読んでて思うんですけど、この作品のイラストはストーリーに不釣り合いなくらいかわいいですね。カルセがかわいいですしそれ自体はいいんですけどね。

まあ何が言いたいかと言うと、王女様いいよ王女さま。婚約者であるアティスの帰りを待ち続けて、その間国の政治があれ切ってたことに全く気付かないとか、どれだけ一途なんですかと。しかもアティスの体を取り戻すためにいやいやでもなく進んで魔王ミトラスに従ったりなど、目的を果たすためのその思い切りのよさがすごいですね。まさに思いのなせる技。それほどまでに想われてるアティスも実に幸せ者ですね。

まあそのアティスは魔王と体が入れ替わってるせいで魔物の女の子になってるんですけどね。あれ、でも体が入れ替わって女の子になるってことは、もしかして魔王は女だったのか?とか考えましたけど、まあどっちでもいいか。そんなことよりアティスの話ですね。幼い頃から勇者であれと求められ続け、自身もそうであろうとし続けたために、皆の幸せばかり考えて自分のことを疎かにしてしまう人、なのかな。カルセや魔王といっしょに王国を再出発させることにしたはいいけど、魔王にはからかわれっぱなしだし本当に大丈夫なのかとカルセともども不安でいっぱいです。まあでも、この続きでもアティスは基本的に勇者っぽい活動をすることになりそうなので、当分の間は大丈夫なのかもしれませんね。その後が不安なのは変わりませんが。

魔王ミトラスについては、この作品でいちばんニヤニヤしたキャラだと言っておきましょう。なんといってもメガネ男子ですよメガネ男子。まあいつもメガネをかけているわけではないんですが、貴重なメガネをかけてるイラストのシーンでの台詞が「これは、ネコだ!」ですよ。なぜそのシーンを選んだ。ま、まあそのイラストが作中一番のお気に入りなんですけどね。そんな魔王が日々、魔王アンチョコを見ながら一生懸命練習してる姿を想像したらもうニヤニヤが止まりません。この破壊力の前でなら、カルセのなんともいえないエロいイラストなんて目じゃないですよ。
このあたりで軌道修正を。魔王の行動原理を一言で表すなら契約、となるのでしょうか。配下になった者たちと契約し、その望みを叶えてやる。魔王の力があればこそと言えるような願いばかりですけど、自分以外の望みを叶えてやろうとするところは勇者と共通してるとも言えそうですね。しかし、今のキャラも後から魔王っぽく見えるように研究したキャラとなると、もとはどんなだったのでしょうね?

個人的に忘れてはならないと思うのが、リトエル。カルセに振り向いて欲しくて、カルセの心を占めるアティスを越えようとして、でも結局果たせなかった悲しいキャラ。最後までその望みが叶うことはできなかったけど、間違いなくその思いは本物でしたし、後腐れのない決着のつき方をしたこともあり、とても印象に残るキャラでした。

という感じで、ラストに衝撃の事実が明かされたところで終わりになってることもあり、続きがすごく気になってます。それにしてもあのラストは読んでてゾクッときました。うわー、そうくるか。アティスはいつ気付くんでしょうねこれ?

Xの魔王 (MF文庫J い 1-6)

Xの魔王 (MF文庫J い 1-6)

  • 作者: 伊都 工平
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/07/25
  • メディア: 文庫


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posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 17:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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