2010年06月26日

ご主人さん&メイドさま  父さん母さん、うちのメイドは頭が高いと怒ります


ご主人さん&メイドさま―父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります (電撃文庫)

ご主人さん&メイドさま―父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります (電撃文庫)

  • 作者: 榎木津 無代
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/02/10
  • メディア: 文庫


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五秋陣はメイドを愛してやまない高校生。そんな五秋がある日、メイド喫茶から家に帰ってくると、そこにはメイド服を着た女の子がいた。
「理想のメイドさんキタァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
「頭が高いッ!!」
あれ?なんかおかしくね?――という感じのお話。


サブタイトルからしていかにもおバカな話というイメージを受けましたが、ときにはそういうのもいいかなと思って読んでみました。

それで実際読んでみたところ、これは何と言ったらいいのか……。期待通りにおバカな話ではありましたが、ここまでやりたい放題な作品は久しぶりでした。ひたすらメイドバカなノリだったり、かと思えば熱いバトル物なのかと思わされたり。とにかくつっこんだら負けな内容。事前の予想をはるかに上回るとんでもない作品でした。必死にストーリーにしがみついていこうとしたんですけど、終盤でとうとう振り落とされた感じ。「ナニガナンダカワカラナイ」だって?読んでるこっちも何が何だかわからないよ!!
それほどメイド好きではない私としては、この作品からほとばしるメイド愛に最後までついていけませんでしたが、この清々しいまでのカオスぶりは一読の価値があるものだと思います。おススメは、ちょっとしづらいところですがw

キャラとしてはまず五秋。メイド萌えに目覚めるの早すぎでしょうと。そして、目覚めた瞬間から自重というものを知らないのもすごい。ビッグベンからの告白とかもうかっこよすぎました。末恐ろしい変態だと思ったものです。(漢と表現するべきか変態と表現するべきか悩みましたが、ここはあえて変態で。)その上、作中でさらにレベルアップするときましたよ。もう私の理解力では追いつけません。恐ろしいキャラです。

それと、メイドさま。この人の師匠は一体どれだけおかしな知識を教え込んでるんだと。誕生日のシーンはよかったですね。五秋たちに心から何かをしてもらったのは、たしかあれが最初でしたよね?五秋家の一員として周囲の人たちから認めてもらえていると実感できた。あの時の涙にはそういう思いもこもっていたのかなと考えてみたり。最後のシーンの笑顔は、表情からも険が取れているように感じられて、文字通り最高の笑顔だと思いました。あれはすごくいいラスト。

内容がカオスすぎて感想としても上手く書けないところがあるので、とりあえずこんなところで。
続編の予定はまだ出てこないみたいですけど、出るなら是非読みたいです。そして今度こそ最後まで話についていきたいです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 19:22| Comment(2) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レビューの方お疲れ様です♪
この作品ははじめてみましたw
表紙もメイド+刀といい感じにカオスで
すっごく気になります><
主人公は作中で進化する変態…
おかしな知識をつめこまれたメイドさま…
どれもカオスなのに
続編がでるなら読みたいと言わしめる
内容…本屋で見かけたら買ってみたいですっ!!
Posted by しずの at 2010年06月26日 20:00
乙ありです。
この作品は今年の電撃大賞で銀賞の作品です。
カオスな展開もここまでくるといっそ清々しいという感じでw
万人受けはしなさそうですが、デビュー作なのにそういうのお構いなしな話が書けるということで、注目に値する作者だと思います。
今回の感想はあまりうまく掛けた自信がなかったのですが、興味を持ってもらえたみたいで嬉しいです。
Posted by 青山尚之 at 2010年06月27日 23:39
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