2010年04月15日

東京皇帝☆北条恋歌 1


東京皇帝☆北条恋歌1 (角川スニーカー文庫)

東京皇帝☆北条恋歌1 (角川スニーカー文庫)

  • 作者: 竹井 10日
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2009/01/31
  • メディア: 文庫



主人公・西園寺一斗は東京帝国宰相・南徳原来栖のフィアンセである。
時は春先、入学したばかりの王泉学園にて平平凡凡とした高校生活をスタートさせていた一斗のクラスに来栖が転入生としてやってくる。
魔神宰相と恐れられる(本人の前でいうと宰相不敬罪で捕まります)クリスの突然の登場に驚くクラスメートたち。
さらには皇帝・北条恋歌と軍司令長官東小路ゆかり子まで転入してきて!?
とっても偉い少女たちに振り回されるドタバタ学園ラブコメここに開幕!!!

と言う感じのお話。


これはすごくいいラブコメ。宰相や皇帝という身分の人たちが転入生といわれて、もしかして設定だけのVIPじゃないよなと一抹の不安を抱いていたのですが、そんなことはなく。ラブコメしながらもときには政府要人らしく政務にいそしんでいる姿も描かれていたのはとてもよかったですね。このあたりのラブコメに偏り過ぎずに両者のバランスが取れていたのは印象的でした。また、エロいシーンが一切なかったのもよかったですね。ラブコメというとエロさばかりが強調されてるものが多いような気がするだけに、ひたすらラブとコメだけで攻めてくる展開は、まさにこういう話が読みたかったといえる作品でした。

最初から既に終わりの形を定めているというのも面白そうですね。恋歌を差し置いて一斗が皇帝になるという筋書きがいきなり冒頭部に合ったのでえっ?と驚いてしまいましたが。こうすると意外性はなくなってしまうのかもしれませんが、そこに至るまでの過程をより楽しめるようになるのでこういう手法も好きですね。

とはいえ、作中ではそんなことをすっかり忘れてしまうくらいに(実際読み返すまで忘れてましたw)ラブコメが面白かったです。ヒロインたちの中では個人的に来栖が一番。登場シーンの時点からインパクトが強過ぎました。宰相権限など利用して色々好き放題するんだけど、一斗の前では恋する女の子だったりするそのギャップがたまりませんね。終盤の「……構って」なんかはもう・・・ね?恋歌のゆるふわっぷりやいつの間にか婚約していた来栖を裏切り者呼ばわりするゆかり子もよかったんですけど、この破壊力を前にしてすっかり霞んでしまいました。

しかし、一斗がなんで来栖ほどの身分の人と婚約しているのかが謎ですね。今のところ一斗ってそんなにいいやつには見えないだけに余計気になります。このあたりは二人の出会いから含めて続刊で語られることに期待ですね。そういえば、g適性や親が枢密院勤務だったりなど、実は一斗自身が一番謎の多いキャラだったような気も。

その他、色々アニメのネタやら仕込まれていたんですけど、こっちの方はほとんどわかりませんでした。けど、アニメ好きの人にとってはまた少し違った楽しみ方もできるのかもしれません。
それと、東京帝国があるということは、他の各地方にも独立国家ができていたりするのか?
などなど。


色んな要素が詰め込んで合ったけど、つっこみだしたらきりがなくなりそうなのでこのあたりで。続きは「殺×愛」の最終巻とどちらから読むべきか。悩みどころですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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