2010年04月14日

殺×愛6  ―きるらぶ SIX―


殺×愛6―きるらぶSIX (富士見ファンタジア文庫)

殺×愛6―きるらぶSIX (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 風見 周
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 文庫



「僕は、来夏と付き合ってる……。来夏を愛している……。だけど……だけど……」
だけど、僕が本当に好きなのは――

幼馴染の少女と対天使兵器の少女との狭間でヒソカの心は揺れ動く――という感じのシリーズ第七巻。


やられました。もうボロボロ泣きました。途中までヒソカがどっちつかずの状態でうだうだやってるのは読んでてすごくイライラしたんですけど、来夏がすべてを知ってしまったあたりからはすごくやばかったです。来夏の想い、ヒソカが下した決意、そしてその結末。そのすべてに涙腺を刺激されまくりました。期待以上の展開。文句のつけようもありません。

この巻はもうとにかく来夏のための回だったように思います。二人の女の子のうち片方がヤンデレ化したらもうそっちを選ぶしかないでしょうというのはさておいて。ヒソカのことを「オメガ」としてではなく、どこまでも等身大の「椎堂密」として好きになってくれる幼馴染。そんな来夏だったからこそ、彼女とすごすヒソカの日常はすごく人間味があって。ヒソカにとってはオメガとなって以来初めての穏やかな日々だったのではないでしょうか?ヒソカの来夏に対する想いは恋というよりも家族愛的なもののように思えましたけど、それでも、あれは相思相愛の状態だったと思うんだけどなぁ。とはいえ、最後にそうでなかったことを確かめて嬉しそうな表情を浮かべたというのはなんともいじらしくて、とても来夏らしい姿でしたね。

最終的には振り出しに戻ってサクヤと、という感じでしたけど、ヒソカがサクヤを受け入れることができるのかというのは疑問ですね。来夏の件によるショックを癒すというか越えるのはかなり難しい気がするのですけど、一体どうなってしまうのでしょうね?卒業まであと62日。まだひと波乱あってもおかしくなさそうなところ。いずれにせよ、次がとうとう最終巻みたいですし、綺麗な終わり方をしてくれていることを期待するのみです。


感想はここまで。最終巻も明日明後日くらいには読み終えてしまいたいですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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